超高CO2透過性分離膜によるDACの可能性【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
もっと見る開催日時 | 2023/9/7(木)13:30-16:30 |
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担当講師 | 川上 浩良 氏 |
開催場所 | [東京・渋谷]渋谷区文化総合センター大和田2階 学習室2 |
定員 | - |
受講費 | 36,300円 |
○○物質透過理論と高分子気体分離膜の設計指針から、
高分子CO2分離膜の現状と最新の分離膜性能、CCSやDACの可能性まで。
○企業や研究機関への期待や協業可能性なども含め最前線の内容を徹底解説!
超高CO2透過性分離膜によるDACの可能性
《気体分離膜の物質透過理論からCO2分離膜の最先端まで》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
温室効果ガス、特にCO2の分離回収は喫緊に取り組むべき課題であり、CO2分離膜で大規模CO2発生源から直接CO2を分離回収するシステム(CCS)の実用化は言うに及ばず、さらには大気中の0.04%CO2を直接回収するDirect Air Capture(DAC)までCO2分離膜で実現することが求められている。
本講演では、先ず高分子気体分離膜の物質透過理論を説明し、理論から導き出される気体分離膜の設計指針について紹介する。さらに、高分子CO2分離膜の現状、その最前線のCO2分離膜性能を紹介し、それらを用いたCCSやDACの可能性についても我々の研究成果を中心に紹介する。
◆受講後、習得できること
- 気体分離膜の透過理論
- 高分子CO2分離膜の最前線
- 都立大の超高CO2透過性分離膜 など
◆受講対象者
気体分離膜の材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験した方。本テーマに興味のある方なら誰でも受講可能。特にDACに関しては今後、多くの企業や研究機関との協働が不可欠であるため、CO2削減に興味がある方であれば、どなたでも参加可能。
◆必要な予備知識など
講演は、気体分離膜の概要を中心に紹介しますので、この分野に興味のある方なら、どなたでも受講は可能です。専門的な内容も分かりやすく伝えるつもりですし、今後は装置工学的な視点を入れた開発も必要となるため、多くの方の参加を期待しています。
担当講師
東京都立大学 都市環境学部 環境応用化学科 教授 川上 浩良 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
■ご略歴:
1991年 早稲田大学大学院 応用化学専攻博士課程 修了(工学博士)
1991年 米国シラキュース大学 Research Associate
1993年 東京都立大学 助手
1997年 東京都立大学 助教授
2006年 首都大学東京(大学統合により改名) 教授
2015年 首都大学東京 学長補佐(アドミッション・センター長兼務)
2016年 首都大学東京 水素エネルギー社会構築推進研究センター 副センター長
2020年から 東京都立大学, 都市環境学部, 環境応用化学科 教授
高分子学会、日本化学会、日本人工臓器学会、日本酸化ストレス学会、再生医療学会、日本バイオマテリアル学会、日本膜学会 などの理事や評議委員など多数
■ご専門および得意な分野・研究:
高分子化学、機能性分離膜、高分子形固体電解質膜、バイオマテリアル、細胞工学
セミナープログラム(予定)
1.気体分離膜の透過理論
1)高分子膜内の気体透過メカニズム
2)キャリア膜の気体透過メカニズム
2.CO2分離膜の最先端
1)CCSおよびDACで求められる高分子CO2分離膜の性能
2)高い気体透過を有する高分子CO2分離膜の紹介
3)都立大が開発したナノスペースを利用した超高CO2透過性分離膜のDACへの応用
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年9月7日(木) 13:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
開催場所
[東京・渋谷]渋谷区文化総合センター大和田2階 学習室2
受講料
1名36,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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