医薬品製造における規格値、許容範囲の決め方~関連法令の基本解説、スケールアップ、数値の根拠、製法確立、 不純物の取り扱い(特に遺伝毒性不純物、元素不純物)~【提携セミナー】

医薬品製造の規格値設定

医薬品製造における規格値、許容範囲の決め方~関連法令の基本解説、スケールアップ、数値の根拠、製法確立、 不純物の取り扱い(特に遺伝毒性不純物、元素不純物)~【提携セミナー】

開催日時 2024/12/16(月) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
担当講師

橋本 光紀 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん5階第3講習室

定員 -
受講費 47,300円

★医薬品製造における製法変更を少なくするための、重要工程パラメータ設定時の規格値、

許容範囲の決め方・ポイントについて、講師の長年の経験をもとに解説!

★遺伝毒性不純物や元素不純物の取り扱いを考慮に入れながら、

管理幅の許容範囲をどのように設定する?その数値の根拠は?

 

医薬品製造における規格値、許容範囲の決め方

 

《関連法令の基本解説、スケールアップ、数値の根拠、製法確立、

不純物の取り扱い(特に遺伝毒性不純物、元素不純物)》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

■講座のポイント

医薬品開発にあたって、「原薬の製造方法をいかに効率的に確立し、実生産へ移行できるか」は、企業にとっては恒常的製造が可能となり、スケジュール管理が容易となるとともに、原価低減に繋がるため、非常に重要である。GMP管理下で行う製造は、変更管理が必須であり、効率的製法を確立するためには、その確立すべき時期がポイントとなる。製法変更を少なくするためには、重要工程パラメータの設定時の規格値、許容範囲の決め方がポイントとなるが、不純物の取り扱いが厳しさを増す中で、遺伝毒性不純物や元素不純物の取り扱いを考慮に入れながら、効率的な規格値、許容範囲の決め方について解説する。

 

■受講後、習得できること

  • GMP、ICH、PIC/Sに関する許容摂取量の知識
  • スケールアップと製造方法確立の手順
  • 規格値と許容範囲の決め方
  • 生データと実験ノート
  • 不純物(遺伝毒性不純物、元素不純物)の取り扱い
  • 治験薬GMPの理解

 

■受講対象

  • 医薬品開発に携わる人
  • 製造担当者で製法改良を考えている人
  • 品質管理関係に携わる人

 

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど

  • 薬機法
  • GMP関係
  • ICH
  • PIC/S

 

■講演中のキーワード

  • 規格値設定
  • 不純物プロファイル
  • 遺伝毒性不純物、元素不純物
  • GMP、ICH、PIC/S
  • 治験薬GMP
  • 重要工程パラメータ
  • 変更管理

 

担当講師

医薬研究開発コンサルテイング 代表取締役 橋本光紀 氏

 

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

■経歴
1966年3月 九州大学薬学部修士課程修了
1966年4月 三共株式会社 生産技術研究所入社
1970年4月~1973年3月 東京工業大学向山光昭教授へ国内留学 理学博士号
1976年9月 M.I.T.Prof.Hecht研へ海外留学(1年間)
1977年9月 U.C.I.Prof.Overman研へ海外留学(1年間)
1989年7月 国際開発部勤務
1992年3月~1997年12月 Sankyo Pharma GmbH(ミュンヘン)研究開発担当責任者
2000年6月 三共化成工業株式会社 研究開発担当取締役
2002年6月 三共化成工業株式会社 研究開発担当常務取締役
2006年6月 退任
2006年10月 医薬研究開発コンサルテイング設立
2010年12月 創薬パートナーズを8名で立ち上げ

■専門および得意な分野・研究
有機合成、プロセス化学、スケールアップ、晶析(結晶多形)、GMP関係、バリデーション、同等性評価、不純物の取り扱い(特に遺伝毒性不純物、元素不純物)、ICH、PIC/S関係、生データの取り扱い、実験ノートの書き方、技術移管、製薬業界の動向、ジェネリック業界の動向

■本テーマ関連学協会での活動
日本プロセス化学会 顧問

 

セミナープログラム(予定)

1.医薬品における品質保証体制のあり方
1-1.品質保証システムの確立
1-2.品質部門の責任
1-3.QAと医薬品製造管理者
1-4.GMP/GQPの位置付け
1-5.医薬品開発ステージの流れ:ジェネリック医薬品

 

2.GMPに関する話題
2-1.GMPの主要な項目と目的
2-2.GMPの3原則とGxP
2-3.GMPに適合した原薬とは

 

3.ICHに関する話題
3-1.ICHの歴史と目的
3-2.ICHQ9、Q10、Q11、Q13
3-3.CAPAシステム

 

4.PIC/Sについて
4-1.日本の加盟に伴う変化
4-2.今後の動向
4-3.サイトマスターファイルとは
4-4.PIC/S GMPについて

 

5.医薬品製造方法の確立と許容範囲の決め方
5-1.製法確立の時期
5-2.数値設定の理論性
5-3.数値設定の根拠とは
5-4.キャリブレーションの実施

 

6.重要工程パラメータ
6-1.プロセスパラメータと重要パラメータの特定
6-2.重要パラメータの例
6-3.プロセス開発の重要性と問題点
6-4.CMCとは:Module3の取り扱い

 

7.治験薬GMP製造における許容範囲
7-1.治験薬GMPとは
7-2.治験薬製造における留意点
7-3.治験薬の品質管理における留意点
7-4.治験薬GMPと医薬品GMP
7-5.治験薬GMPにおける製造法と許容範囲

 

8.スケールアップ製造における許容範囲
8-1.スケールアップの問題点
8-2.スケールアップのポイント

 

9.製造法確立と出発物質の特定
9-1.出発物質の決め方 ICH Q11の考え方
9-2.製法変更に伴う許容範囲の決め方
9-3.検証ステップの留意点

 

10.製造フロー作成とパラメータの設定
10-1.in-process checkとパラメータ
10-2.製造フロー作成の留意点
10-3.生データになる条件とは
10-4.生データの管理と保管
10-5.データインテグリティの意味すること

 

11.不純物プロファイルと規格値設定のポイント
11-1.不純物プロファイルとは
11-2.不純物の取り扱い方
11-3.不純物プロファイルの確立手順
11-4.遺伝毒性不純物:ICHM7 ニトロソアミン類の取り扱い
11-5.元素不純物:ICH Q3D
11-6.残留溶媒
11-7.規格設定の留意点

 

12.変更管理の目的:変更は必ず発生する
12-1.変更ランク付けと処理方法
12-2.日、米、EUにおける変更申請区分
12-3.変更管理:重大な変更事例
12-4.変更管理の組立

 

13.委受託製造の際の不純物管理のポイント
13-1.委受託製造の原則
13-2.委託先への変更に伴う品質に関する留意点

 

14.安全な医薬品であるために
14-1.医薬品と品質:薬害

 

15.まとめ
15-1.製薬業界の動向

 

<終了後、質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年12月16日(月) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん5階第3講習室

 

受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

※会場での昼食の提供サービスは中止しております。

 

備考

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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