設計者必修 部品加工の基礎知識②《板金・溶接・成形 編》【出張研修】
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設計者必修 部品加工の基礎知識②《板金・溶接・成形 編》【出張研修】
開催日時 | - |
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担当講師 | |
開催場所 | 法人向けの出張研修(オンライン対応) |
定員 | - |
受講費 | お問い合わせ下さい |
形状、精度、コストのバランスが良い機械設計のために
加工コスト感覚も身につける!
設計者必修 部品加工の基礎知識 ②
《板金・溶接・成形 編》
設計者自身が、設計するワークを構成する部品の加工方法を理解しているかしていないかは、コスト面で命取りになります。
というのも、材料の特性、加工の種類、加工に用いる機械の特徴を知らなければ、その設計の目的や用途に応じた最適な加工方法を加工現場に依頼できないからです。
金属板を切断し、そこへ圧力をかけて折り曲げや絞りなどの成形加工を加えて立体化することを板金加工といいます。特に、金型を使って機械で加圧し、大量に板金加工を行う方法を、プレス加工と呼びます。これらの塑性変形を中心とした加工方法は、切削加工とは加工の原理や作業の流れが異なります。
金属はどうして成形できるのか?成形加工にはどんな種類があるのか?など、板金加工特有の知識と、板金部品を組み立てる際の溶接についてその基礎知識や、型を用いる成形品の加工原理の基礎を幅広く学んでいただきます。
また、本セミナーに特徴的なのは、これまでの専門書にはなかなか取り上げられてこなかったために理解するのが難しかったにもかかわらず、設計者に必須とされる視点である健全な設計・加工コスト感覚の育成を重視していることです。
モノづくりの上流から下流までの職種、さまざまな加工技術の現場を経験した藤崎先生だからこそ教えられる、常に黒字になるための設計・モノづくりのエッセンスを理解し、今日から使いこなしましょう!
主な受講対象者
- 新人設計者
- 現場経験がない方、あるいは幅広い加工方法を学んで現実味のある設計をしたいと考えている方
受講後に習得できる知識
- 精密板金加工の一連のプロセス
- 金属を成形(変形)できる物理的原理
- 成形後の形状から展開寸法を算出する方法
- 溶接の原理
- 接合加工の種類と使い分け
- 鋳造、ダイカスト、射出成形の基本的な理屈
セミナープログラム(予定)
1. 板金加工のプロセスと特徴
1.1 板金専用の材料を知る
1.2 切断・打ち抜き加工に用いる機械の仕組みと役割
2. 似ているようで異なる板金加工とプレス
2.1 板金加工、プレスで出来る加工の種類
2.2 打ち抜き加工特有の設計上の留意点
2.3 プレス金型の種類と量産方式
3. 曲げ加工の原理と特徴・演習問題
3.1 曲げ加工とその原理
3.2 板金加工における曲げ加工設備と金型
3.3 曲げ加工特有の設計上の留意点
3.4 【演習】部品の展開図を作成する
3.5 【演習】切削加工品を板金加工品に変換する
4. 接合加工
4.1 アーク溶接の原理と設計上の留意点
4.2 ロー接の原理と特徴
4.3 圧接接合の原理と設計上の留意点
5. 成形加工
5.1 鋳造の原理
5.2 鍛造の原理
5.3 ダイカストの原理
5.4 射出成形の原理
6. 設計におけるコストの考慮
6.1 部品加工にかかるコストの基本的な考え方
6.2 【演習】加工法と加工費の推定
(品質、予算、納期のバランスをとるために)
標準実施時間:6時間+1時間
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公開セミナーの次回開催予定
- なし(出張研修専用の講座です)
※受講者はマイク、カメラを付けたPCでご参加ください。
※受講者の方には、『図面ってどない描くねん』シリーズ最新刊 山田 学 監修 藤崎淳子・今井誠 著『めっちゃ使える!設計目線で見る 「部品加工の基礎知識」形状、精度、コストのバランスが良い機械設計のために』(日刊工業新聞社)をプレゼントします(1名様1冊限り)。
お申し込み方法
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