乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る最適な機器選定/スケールアップのポイント【提携セミナー】

粉体と粉体設備セミナー

乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る最適な機器選定/スケールアップのポイント【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

吉原伊知郎 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定

見える化に特化したスケルトンモデルで、粉体挙動を疑似体験できます!

業務で抱えるトラブルの解決策も、挙動がわかれば対応法も導き出せる!

 

乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る
最適な機器選定/スケールアップのポイント

 

《今まで見ることができなかった装置内での粉体の挙動が、

業界唯一の“粉体処理透明機器モデル”でわかる!

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

粉・粒を扱うプロセスは、多くの分野でその中間行程の形態プロセスとして使われているが、最終ユーザーが目に見るケースは少ない。機能性材料を創製する手段として、極めて有効な粉・粒の形態も、液体や気体と異なって、その莫大な表面積の大きさから、「詰まる・くっつく」等の、独特のトラブルが発生する。

 

意外に知られていないが、その「粉体」の扱いを適正に処理することが、専門業界としては「粉体プロセス技術」として確立している。特に新しい機能性材料を創製する業務を遂行するには、必ず知っておかなければならない、基礎的な技術である。

 

本講演では、【透明な粉体挙動スケルトンモデル®】を駆使して、機器内での「粉体の動き」を目で見える形にし、「体感」として粉体の動きが「刻々と変化してゆく様」を把握する。
講師の実務体験から、簡単なスケールアップの実例を挙げ、計算式の意味するところ、さらに、優先的に効果のあるパラメーターを実感する講義を行う。

 

講師は、技術士としての指導経験から「たまたま選ぶ装置での成果」ではなく、最終製品付与機能に見合った、「適正な単位操作の選択と製品物性の関係」を明確にして、最短距離で成果を出す手法を、推薦する。

 

担当講師

吉原伊知郎技術士事務所 所長 吉原伊知郎 氏

 

《ご専門》
機械部門技術士 粉・粒の取り扱い機器とそのプロセス
《ご略歴》
1976年3月 東京農工大学 工学部 化学工学科 卒業
1976年4月 (株)奈良機械製作所 入社、実験室担当
1994年4月 (株)奈良機械製作所、ドイツ支店支店長
2001年4月 (株)奈良機械製作所、取締役部長
2010年10月 (株)奈良機械製作所、取締役支店長
2014年6月 取締役退任、フェロー就任
2015年1月 技術士事務所設立
《ご活動等》
日本粉体工業技術協会会友
日本粉体工業技術協会、造粒分科会、アドバイザー
東京農工大学 技術士会 会長

 

セミナープログラム(予定)

━━━━━ 1日目:11月14日(木)13:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【プログラム】

 

1.はじめに、粉体技術を俯瞰する。
・粉・粒に関わる単位操作全体を、俯瞰し、その影響を再確認する。
・業界で扱われている粉体技術の影響、機能性粒子の活躍の状態を紹介する。
・なぜ、粉を扱うプロセスにトラブルが多いのか?
・粉粒の「形状による分離現象」はなぜ発生し、それらの原因の分類は?
・コストを抑えたトラブル対策は、 どのような方法で構築するのか?
・IoTの手法が発展することによって 粉体プロセスはどうなってゆくのか?

 

2.乾燥操作  湿った粉体は(微粒子固体と液体・気体の)混相流体である)。
2-1 乾燥操作の基本
2-1-1 乾燥原理の分類 ~物性による適性乾燥原理の選定~
2-1-2 乾燥カーブと主たるパラメーター
~スケールアップには乾燥曲線が必須~
2-1-3 乾燥装置の分類 ~どの原理を利用した装置か理解する~
2-1-4 乾燥装置選定の考え方。
2-2 乾燥操作の実際
2-2-1 スケールアップ;直接乾燥分野
2-2-2 スケールアップ;間接乾燥分野
2-2-3 その他の乾燥分野 ~スケルトンモデルでの体験:
(流動層乾燥機、気流乾燥機、充填層乾燥機、振動流動層乾燥機など。)

 

━━━━━ 2日目:11月15日(金)10:00~16:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【プログラム】

 

3.粉砕操作
3-1 粉砕操作の基本
3-1-1 粉砕原理の分類 ~新しい粉砕装置の出現~
3-1-2 粉砕機のパラメーター
3-1-3 粉砕装置の分類
3-1-4 粉砕装置選定の考え方
3-2 粉砕操作の実際 ~粉砕式の歴史的経緯~
3-2-1 回分式粉砕分野 ~スケルトンモデルでの体験:(ボールミル、ピンミル)
3-2-2 連続式粉砕分野
3-2-3 その他の粉砕分野

 

4, 混合操作・造粒操作  生成粒子の機能によって、造粒原理を選択する。
4-1 造粒操作の基本
4-1-1 混合操作・造粒原理の分類
4-1-2 造粒終点と 主たるパラメーター優先順位
4-1-3 造粒装置の分類 ~スケルトンモデル:
(転動、混合、押し出し、流動層造粒)
4-1-4 造粒装置の選定。  (球形化装置)
ダマにならず溶けやすい粒の造粒。硬くしっかりした粒の造粒は?
目的部位で分散し、粒子機能を発揮するための柔らかい造粒は?
4-1-5 機能性粒子の創成。表面改質、複合化。
4-2 造粒操作のスケールアップ。回分から連続操作。
4-2-1 造粒とバインダー
4-2-2 歩留まり向上と整粒
4-2-3 造粒操作をシステムとして考える

 

5.粉体機器のトラブル対応
5-1 トラブルの原因、(複雑な事象ほど、シンプルに分解する)
5-2 トラブルの分類、実際の例を挙げて一緒に考える。
5-3 トラブル解決例、答えは一つでは無いが、実例を紹介する。
5-4 トラブルを予測し対策、エスケープルートの考え方。
5-5 IT化にともなうトラブルの新しい可能性。

 

6.まとめ (ケミスト+データー・サイエンティスト+プロセス・エンジニア)
・これから求められる「粒子挙動の見える化」。 数値シミュレーションの役割。
・体験したことを分類して応用が利くようにする為には?
・この分野で、技術者が学べること。失敗から学ぶこと。
・粉・粒を扱う技術に求められるもの ~IoT.AI.VR、AVの応用の始まり~

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

 

 

開催場所

未定

 

 

受講料

未定

 

 

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備考

  • 資料付

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
     無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

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