ポリマーブレンド・繊維強化プラスチックの材料設計と力学特性改善【提携セミナー】
プラスチック加工・成形 研究・開発 生産技術・品質保証 ベーシックスキル 専門技術・ノウハウ
ポリマーブレンド・繊維強化プラスチックの材料設計と力学特性改善【提携セミナー】
| 開催日時 | 【LIVE配信】2026/11/24(火) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】11/26~12/3 (何度でも受講可能) |
|---|---|
| 担当講師 | 高山 哲生 氏 |
| 開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
| 定員 | - |
| 受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
☆ポリマーブレンドや繊維強化による複合化で、狙い通りの力学特性を得るには、
界面・分散状態や降伏/破壊メカニズムの理解が重要です。
本講座では、評価の基礎から、相容化剤・添加剤・ナノフィラーを用いた力学特性改善と
材料設計の考え方まで、具体例を交えて解説します。
ポリマーブレンド・繊維強化プラスチックの
材料設計と力学特性改善
《界面はく離・繊維引抜け・破断から考える相容化剤/添加剤/ナノフィラーの活用》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
ポリマーブレンドや繊維強化による複合化は、プラスチックの剛性、強度、靭性などの力学特性を改善するために広く用いられています。一方で、材料を複合化すれば必ず狙い通りの特性が得られるわけではなく、界面状態や分散状態、繊維の配向・長さなどによって降伏・破壊挙動は大きく変化します。
例えばポリマーブレンドでは、界面の結合状態によって界面はく離やせん断降伏が生じ、繊維強化熱可塑性プラスチックでは、界面はく離、繊維の引抜け、繊維破断などが力学特性を左右します。そのため、力学特性を改善するには、どの現象が特性を支配しているのかを理解し、界面や分散状態、母相など、どこを改善すべきかを考えることが重要です。
本講座では、まず応力・ひずみ、降伏条件、弾性率などの基礎から解説し、3点曲げ試験、ショートビームせん断試験、ノッチ付き衝撃試験などを通じた力学特性・界面特性の評価について解説します。
さらに、ポリマーブレンドにおける界面はく離・せん断降伏と相構造との関係、相容化剤による力学特性改善、繊維強化熱可塑性プラスチックにおける界面はく離・繊維引抜け・繊維破断について解説します。MAH-PP、CNT、CaCO₃、SiO₂などを用いた具体例も交えながら、力学特性を支配する要因を捉え、材料設計・特性改善につなげるための考え方を学びます。
◆ 習得できる知識
- プラスチックの応力・ひずみ、降伏、弾性率の基礎
- 力学試験から材料・界面特性を読み解く考え方
- ポリマーブレンドの界面はく離・せん断降伏と力学特性
- 繊維強化プラスチックの界面はく離・引抜け・破断のメカニズム
- 相容化剤、添加剤、ナノフィラーによる力学特性改善の考え方
担当講師
山形大学 大学院有機材料システム研究科 准教授 博士(工学) 高山 哲生 氏
【ご専門】 高分子工学,高分子複合材料工学
セミナープログラム(予定)
1.プラスチックの力学特性を理解するための基礎
1-1 力学とは?―「力」と「変形」の関係
1-2 負荷形態と負荷速度―引張・圧縮・曲げ・せん断・衝撃
1-3 応力とは?―外力と内力、応力の考え方
1-4 応力の分類と負荷条件との関係
1-5 ひずみとは?―公称ひずみと真ひずみ
1-6 ひずみの分類と負荷条件との関係
1-7 強度・硬さ・靭性・弾性率などの力学特性
2.プラスチックの降伏・変形挙動と力学特性
2-1 負荷形態によって変わる応力状態と降伏条件
2-2 高分子材料の降伏現象―クレイズとせん断帯
2-3 引張負荷における降伏開始応力と成形時の残留ひずみ
2-4 曲げ負荷における降伏開始応力
2-5 縦弾性係数と各種弾性係数との関係
2-6 ポアソン比の考え方と力学特性評価への活用
3.力学特性・界面特性を読み解くための評価方法
3-1 3点曲げ試験
・曲げ強さ、曲げ弾性率の評価
・縦弾性係数、ポアソン比の推定
3-2 ショートビームせん断試験
・降伏開始せん断応力、繊維配向角、界面せん断強さの評価
3-3 ビッカース硬さ試験
・硬さから圧縮降伏開始応力を捉える
3-4 ノッチ付き衝撃試験
・耐衝撃性と臨界エネルギー解放率の評価
3-5 示差走査熱量測定(DSC)
・ガラス転移、融解・結晶化挙動の評価
4.ポリマーブレンドの力学特性と降伏を支配する要因
4-1 ポリマーブレンドの目的と相構造
・成形加工性、剛性・軽量化、延性・信頼性との関係
4-2 ポリマーブレンドにおける2つの降伏現象
・界面が弱い場合の「界面はく離」
・界面が強い場合の「せん断降伏」
4-3 界面はく離の発生条件と降伏開始応力
4-4 せん断降伏の発生条件と界面相互作用
4-5 粒子分散状態・粒度分布と複合材料の弾性率
5.相容化によるポリマーブレンドの力学特性改善
5-1 相容化とは?―分散相の微細化と物性制御
5-2 有機系相容化剤による改善
・非反応系相容化剤による分散相の微細化
・PP/PSへのSEBS添加と降伏応力・破壊靭性の改善
・反応相容化によるPC/ABSの力学特性・耐熱性・破壊靭性改善
5-3 無機系相容化剤による改善
・無機微粒子による分散相の微細化
・CaCO₃、Clay、SiO₂を用いた相容化と力学特性改善
6.繊維強化熱可塑性プラスチックの力学特性と破壊モード
6-1 力学特性を支配する3つの現象
・繊維/母相界面のはく離
・繊維の引抜け
・繊維の破断
6-2 界面はく離の発生条件
・残留熱ひずみと界面相互作用
・繊維含有量とウエルド強さとの関係
6-3 繊維引抜けの発生条件
・母相/繊維間の締付応力と摩擦
・繊維配向角、界面強さと引張強さとの関係
6-4 繊維破断によって決まる力学特性
6-5 繊維分散状態・繊維長と複合材料の弾性率
7.添加剤・ナノフィラーによる繊維強化プラスチックの力学特性改善
7-1 反応性添加剤による界面強化
・MAH-PP添加によるPP/GFの物性改善
・界面強さ、摩擦係数、繊維間相互作用との関係
7-2 ナノフィラーを用いたマイクロ/ナノコンポジット化
・ナノ粒子分散による母相の弾性率・界面強さの向上
・CNT添加によるPP/GFの強度改善とその限界
・CaCO₃添加による強度・弾性率・耐衝撃性の改善
・SiO₂添加による強度・弾性率向上と耐衝撃性への影響
7-3 界面強化・繊維破断を踏まえた添加効果の考え方
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【LIVE配信】2026/11/24(火) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】11/26~12/3 (何度でも受講可能)
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
- 1名49,500円(税込)に割引になります。
- 2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はご住所などをメッセージ欄に明記してください。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。































