欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野のプラリサイクル技術動向【提携セミナー】
開催日時 | 2025/3/27(木)11:00~16:20 |
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担当講師 | 阿部 新 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★サーキュラーエコノミーに向けた欧州ELV規制とその改正案、 自動車、家電におけるプラリサイクル技術を解説します
欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野の
プラリサイクル技術動向
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
セミナープログラム参照
習得できる知識
サーキュラーエコノミーに向けた欧州ELV規制とその改正案、 自動車、家電におけるプラスチックのリサイクル技術について理解が深まる
担当講師
山口大学 国際総合科学部 教授 博士(経済学) 阿部 新 氏
日産自動車(株) 生産技術研究開発センター エキスパートリーダー 博士 水谷 篤 氏
三菱電機(株) サステナビリティ・イノベーション本部 サステナビリティ事業推進部 リサイクル共創センター 資源循環戦略エキスパート 井関 康人 氏
セミナープログラム(予定)
(11:00~12:00)(13:00~14:00)
1.EUのELV規則案の概要
山口大学 阿部 新 氏
【講演ポイント】
EU(欧州連合)では、2000年に発効した使用済自動車指令により、自動車リサイクルの制度化がされている。 それから20年を経て制度の見直しの議論が出てきており、2023年にそれらをまとめた使用済自動車規則(ELV規則)案が示されている。 現行のEUの制度では、使用済自動車の流通が適正にコントロールできておらず、無視できない数の自動車が行方不明になっている。 また、この20年の間にサーキュラーエコノミーの考え方が広まり、その流れに沿った制度改正の案が求められている。 それには再生資源の利用目標などのこれまでになかった新しい提案もされている。
本講演では、ELV規則案について入門的な紹介をしつつ、演者の見解を解説する。
【プログラム】
1.EUの使用済み自動車の特徴
2.サーキュラーエコノミーの動き
3.行方不明車問題とその対応
4.目標値の設定
5.まとめ
【質疑応答】
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(14:10~15:10)
2.自動車におけるプラスチックリサイクル技術動向
日産自動車(株) 水谷 篤 氏
【講演ポイント】
自動車リサイクル法が2005年に施行されて約20年が過ぎ、昨今では、温室効果ガスの排出をゼロにしていくカーボンニュートラルが求めており、環境に優しいリサイクルが求められている.
本講座では、使用済自動車の再資源化フローやプラスチックリサイクルの現状を説明し、自動車プラスチックに関わるリサイクル技術の動向や軽量化材料であるCFRPのリサイクル技術について解説する.また、リサイクルを実行していくうえでの技術以外の課題についても述べる.
【プログラム】
1.自動車を取り巻く環境
1.1 カーボンニュートラルとリサイクル
1.2 自動車へのプラスチック適用状況
2.自動車の再資源化
2.1 自動車リサイクル法と規制動向
2.2 現状の再資源化フローとプラスチックリサイクル
3.自動車プラスチックのリサイクル
3.1 リサイクル技術
3.2 CFRPリサイクル技術
3.3 海外のリサイクル技術
4.まとめ
【質疑応答】
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(15:20~16:20)
3.使用済み家電から回収されるプラスチックの高度選別技術と水平リサイクル
三菱電機(株) 井関 康人 氏
【講演ポイント】
家電混合プラスチックからPP、PS、ABSを高純度で分離する高度選別技術と回収したプラスチックを家電製品に再利用するための要点について解説する。
【プログラム】
1.家電リサイクルで回収されるプラスチック
2.家電混合プラスチック高度選別技術
3.量産プラントにおける品質管理の実際
4.家電製品に再利用するための要点
5.製品適用事例
6.今後の取り組み
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025/3/27(木)11:00~16:20
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。