エレクトロスピニングによるナノファイバーの医薬品・医療機器への応用【提携セミナー】

セルロースナノファイバー

エレクトロスピニングによるナノファイバーの医薬品・医療機器への応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/9/25(月)13:00-16:30
担当講師

田原 耕平 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円
★医薬品製剤におけるナノファイバーの応用事例や開発戦略などを分かりやすく解説!

 

エレクトロスピニングによる

ナノファイバーの医薬品・医療機器への応用

 

≪最近の動向と今後の展望≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

エレクトロスピニング(電界紡糸)法による高分子ナノファイバーを医薬品製剤やドラッグデリバリーシステムに応用する研究が近年注目を集めています。電界紡糸法は,針状ノズル内の高分子溶液に高電圧を加えることにより,繊維径が数百ナノメートルのナノファイバーを成形する技術です。マスク用フィルターや再生医療用の足場材料などの分野において、ナノファイバーは一部実用化されています。

 

エレクトロスピニングのプロセスとしての特徴は低エネルギーでかつ常温で,液体原料から連続的な固形化が可能であることが挙げられます。熱の影響を受ける化合物が多い医薬品分野においてはとても魅力的なプロセスであり、エレクトロスピニング法によるナノファイバーは低分子医薬品に限らず,核酸医薬やバイオ医薬なども含めた幅広いモダリティの製剤化に活用できます。また、同一のプロセスでファイバーではなく医薬品を含む粒子を調製することもでき、この場合はエレクトロスプレーと呼ばれます。

 

本講座では、エレクトロスピニングの原理から医薬品分野において適したナノファイバー基剤、ナノファイバー品質に影響するパラメータ、スケールアップ手法や最新の医薬品応用事例を分かりやすく解説します。ラボでの検討であれば、エレクトロスピニングは低コストでスタートできますので、できるだけ具体的かつ実用的な形で解説します。

 

◆受講後、習得できること

  • エレクトロスピニング法を実施するための具体的な知識・手法
  • エレクトロスピニング法の原理と医薬品応用において有効なポイント
  • 医薬品分野に適したナノファイバー基剤(ポリマー)の知識
  • 医薬品分野におけるナノファイバーの評価方法と品質制御
  • ナノファイバーの医薬品・医療機器への応用事例と実生産に向けたスケールアップ法

 

担当講師

岐阜薬科大学 教授 博士(薬学) 田原 耕平 先生

 

■主経歴等
2005年 岐阜薬科大学 製造薬学科 卒業
2007年 岐阜薬科大学大学院 薬学研究科 博士前期課程 修了
2007年 愛知学院大学 薬学部 製剤学講座 助教
2011年 岐阜薬科大学 製剤学研究室 助教
2012年 名古屋市立大学大学院 薬学研究科 博士後期課程 修了
2013年 岐阜薬科大学 製剤学研究室 講師
2014年 マサチューセッツ工科大学(MIT) 客員研究員
2016年 岐阜薬科大学 製剤学研究室 准教授
2019年 岐阜薬科大学 製剤学研究室 教授
2022年 岐阜薬科大学 ナノファイバー創剤学寄附講座 教授(兼任)

■専門および得意な分野・研究
製剤学、薬物送達学、粉体工学

■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
日本薬剤学会 代議員
粉体工学会 省エネルギーに貢献する粒子設計・粉体プロセスの薬工連携研究会 代表

 

セミナープログラム(予定)

1.自己紹介

 

2.エレクトロスピニングの基礎
2.1 エレクトロスピニング(エレクトロスプレー)の原理
2.2 エレクトロスピニング装置(ラボ機)のセットアップ方法

 

3.ナノファイバー物性に影響するエレクトロスピニング法のパラメータ

 

4.ナノファイバーの医薬品応用-医薬品の観点から-
4.1 医薬品応用への背景と既存技術との比較・優位性
4.2 医薬品分野において汎用されるナノファイバー基剤
4.3 医薬品分野におけるナノファイバーの評価方法
4.4 低分子医薬品への適用
4.5 難水溶性薬物の溶解性改善(固体分散体)
4.6 バイオ医薬品への適用
4.7 核酸医薬品への適用
4.8 その他モダリティへの適用
4.9 他のDDS技術との組み合わせ

 

5.ナノファイバーの医薬品応用-投与及び利用方法の観点から-
5.1 経粘膜投与(口腔、眼、膣、肺など)
5.2 経口投与
5.3 経皮投与・創傷被覆材・化粧品応用
5.4 歯科領域
5.5 組織工学における足場材料

 

6.エレクトロスピニングのスケールアップと製剤化工程
6.1 マルチノズル
6.2 ノズルフリー
6.3 エレクトロスピニング後の加工プロセス

 

7. 講義のまとめ

 

(質疑応答)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年9月25日(月) 13:00-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売