MOF/PCPを利用したCO2の分離・回収技術【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2024/6/3(月)10:00~17:00 |
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担当講師 | 田中 俊輔 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 66,000円(税込) |
★ CO2分離性能、プロセスのコスト評価、、、 動向、開発状況を徹底解説!
MOF/PCPを利用したCO2の分離・回収技術
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
1.ガス分離用MOFベース膜の進展とCO2分離に関する課題
2.二酸化炭素分離へ向けた柔らかい金属有機構造体MOFの開発
3.MOF/PCPを利用した省エネCO2分離・回収プロセス
4.MOFを基盤とした省エネルギーCO2回収システム
習得できる知識
・MOFの合成と基本物性
・MOFの薄膜化技術と評価方法
・膜分離の基本原理と測定方法
・CO2分離への応用例、国内外の開発状況
・既存固体CO2分離材とMOF/PCPの違い
・MOF/PCPの優位性
・MOF/PCPならではの特殊なCO2分離現象
・MOF/PCPを利用したCO2分離プロジェクト等の最新動向
担当講師
1.関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科 教授 博士(工学) 田中 俊輔 氏
2.北海道大学 大学院地球環境科学研究院 統合環境科学部門 教授 野呂 真一郎 氏
3.日本製鉄(株) 先端技術研究所 環境基盤研究部 上席主幹研究員 博士(理学) 上代 洋 氏
4.SyncMOF(株) 取締役 副社長 兼 CTO 博士(理学) 堀 彰宏 氏
セミナープログラム(予定)
<10:00~11:30>
1.ガス分離用MOFベース膜の進展とCO2分離に関する課題
関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科 教授 博士(工学) 田中 俊輔 氏
【講演概要】
次世代の多孔性材料として注目されている金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF)について、合成・評価方法の基礎から、ガス分離の応用までを解説します。また、MOFの形態制御の一つとして薄膜化技術を取り上げ、膜分離法によるCO2分離回収への応用に関する国内外の開発状況を概観します。
【受講対象】
MOFの合成と基本物性を把握したい方、これからMOFの研究を始める方から、始めてみたがその合成に困っている方まで、CO2分離・回収へのMOFの応用可能性について興味のある方など
【受講後、習得できること】
MOFの合成と基本物性、MOFの薄膜化技術と評価方法、膜分離の基本原理と測定方法、CO2分離への応用例、国内外の開発状況
1.MOF概要
1.1 MOFの特徴(長所と短所)
1.2 MOFと既存多孔質材料との違い
1.3 MOFのコスト
1.4 MOFの安定性
2.MOFの合成方法と吸着特性
2.1 基本的な設計指針と合成方法の課題
2.2 様々な合成方法
2.3 MOFの構造柔軟性と吸着性能
3.MOFベース分離膜
3.1 膜分離に関する定義と測定手法
3.2 膜透過機構
3.3 MOF製膜の留意点と様々な製膜方法
3.4 MOFベース膜のCO2分離性能と課題
4.まとめ(実用化への課題と展望)
【質疑応答】
<12:10~13:40>
2.二酸化炭素分離へ向けた柔らかい金属有機構造体MOFの開発
北海道大学 大学院地球環境科学研究院 統合環境科学部門 教授 野呂 真一郎 氏
1.MOFとは?
2.柔らかいMOF
3.柔らかいMOFを用いた二酸化炭素分離
4.ガラスMOFと二酸化炭素分離への応用
【質疑応答】
<13:50~15:20>
3.MOF/PCPを利用した省エネCO2分離・回収プロセス
日本製鉄(株) 先端技術研究所 環境基盤研究部 上席主幹研究員 博士(理学) 上代 洋 氏
【講座概要】
「大規模酸素分離は深冷分離法一択」とは異なり、CO2分離は、排出源(CO2濃度、温度、排出量)、分離CO2の質(純度他)により、様々な分離法が想定され、何が優れているかが非常にわかりにくい。さらに新規固体分離剤であるMOF/PCPは、いまだに認知度が高くないことに加え、既存固体分離剤とは全く異なる原理でCO2を分離する物もあり、CO2分離材としての評価は非常に難しい。本講座では、MOF/PCPを利用したCO2分離の基礎から、最新のトピックスまでを網羅し、MOF/PCPの優位性を紹介する。
【受講対象】
MOF/PCPをよくご存じない方、これから扱ってみたい方、MOF/PCPを用いたCO2分離の基礎を学びたい方
【受講後、習得できること】
既存固体CO2分離材とMOF/PCPの違い、MOF/PCPの優位性、MOF/PCPならではの特殊なCO2分離現象、MOF/PCPを利用したCO2分離プロジェクト等の最新動向
1.MOF/PCPによる吸着、分離の基礎
1.1 MOF/PCPによる吸着、分離
1.2. 多量吸着の設計
1.3. 選択性の設計
2.実用的なCO2分離の課題
2.1 不純物の影響
2.2 CO2回収のコスト
2.3 MOF/PCPのコスト
3.MOF/PCPによるCO2分離の具体例
3.1 Direct Air Captureへの応用
3.2 「耐水型」MOF/PCPの利用
3.3 アミノ基修飾MOF/PCPの利用
3.4「ゲート型」MOF/PCPの利用
3.5 MOF/PCPによるCO2分離の企業、プロジェクト
【質疑応答】
<15:30~17:00>
4.MOFを基盤とした省エネルギーCO2回収システム
SyncMOF(株) 取締役 副社長 兼 CTO 博士(理学) 堀 彰宏 氏
1.エネルギー資源の変遷におけるMOFの重要性
2.自己集積型ナノポーラス材料・MOF
3.高機能ナノポーラス材料の開発を目的とした最先端物性測定技術
3.1 放射光を用いたMOFおよび吸着ガス分子の可視化技術
3.2 高機能MOF材料の設計
4.MOF実用化への道
4.1 MOFを活用した新しいガス輸送インフラ
4.2 MOFを利用した工場排気・大気中のCO2直接回収装置と新しい商品
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024/6/3(月)10:00~17:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき66,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。