化学物質管理に関わる 東アジア・東南アジア規制情報の上手な調査法入門(2回シリーズ)(2024)《第1回 東アジア(中国・韓国・台湾、等)》【提携セミナー】

化学法規制東アジアセミナー

化学物質管理に関わる 東アジア・東南アジア規制情報の上手な調査法入門(2回シリーズ)(2024)《第1回 東アジア(中国・韓国・台湾、等)》【提携セミナー】

開催日時 2024/4/24(水)13:00-16:30
担当講師

馬橋 実 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円
(※受講回数、受講形態により料金が異なります。)

★海外法規制の情報収集に困っている方に最適です!
★アジア大洋州の化学品規制概要の把握が可能です!

 

化学物質管理に関わる

東アジア・東南アジア規制情報の上手な調査法入門

(2回シリーズ)(2024)

《第1回 東アジア(中国・韓国・台湾、等)》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

■開催主旨

各国主要規制の情報収集にお困りの方等へ、東アジア・東南アジア等の主要国について、情報の有るところ、URL等をお示しします。

ある情報の対象法規制・URL自体を知らない方、また、URLは知ってるが、調べたい内容が、そのURLの中のどこを見ればよいかわからない方、また、例えば、SDSに関する法令について、各国のWEBサイトのどこに記載されてるのかわかりにくい等方々のお役に立てれば幸です。

 

 

■講演ポイント

2022年11月ヘルシンキで開催された査察フォーラム(Enforcement Forum)の合意事項に基づき、2023年11月7日フォーラムの業務文書(Work Programme of the Forum 2024-2025)が採用されました。同文書は、これまで実施された査察(REF1~REF13-Online sales)を総括し、新たなREF14、REF15を2024年~2025年の査察の優先事項(EU Level Enforcement Priorities 2024-2025)と明記されました。今後、欧州域外から輸入される製品の査察、管理が強化されることが予想されます。また、REACH査察官と税関が連携して不遵守の物質、混合物、成形品の欧州への上市を厳しく取り締まり、欧州向け輸出に関わるアジア大洋州各国のラベル表示、SDS作成の遵守が求められる模様です。日本においても労働安全衛生法政省令改正により50年あまり続いてきた「個別規制型」から「自立的な管理」へ移行、GHSに基づくラベル表示及びSDSの内容の適切性の確認等が求められます。また、アジア大洋州各国においても化学品管理規則の整備、体系化を進めています。

中国では「新化学物質環境管理弁法」が2020年4月に改定されました。本セミナーでは、中国の「危険化学品安全管理条例」及びその下位規則、「新化学物質環境管理弁法」の旧法との比較や新法のポイント、関連情報入手のための所管当局へのアクセス方法及び電子申請ツール「全国一体化政務服務平台(プラットフォーム)」の動向や利用方法を紹介します。また、中国輸入通関時のトラブル、混乱に関わる「長江保護法」、「黄河環境保護法」の概要、対処方法についても解説します。

韓国においては「化学物質管理法」(CCA)、「化評法」(ARECs)及び「産安法」の運用及びKCMA化学物質登録支援システム、韓国産業会支援センター、KOSHA韓国MSDSシステム等の利用方法を紹介します。台湾の「職業安全衛生法」、「毒性化学物質管理法」に関する現状と課題、OSHA化学品報備與許可平台、既有化学物質検索サイト、新規化学物質登録確認ツールの紹介及び活用方法、労働部労働安全衛生署所管の“GHS化学品全球調和制度”、並びに東アジア各国におけるラベル・SDSの要求事項及び通関問題への対応のポイントを解説します。

東南アジアに関しては、化学品規制動向及びASEAN6(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン)のGHS型化学品規制概況、関連当局の法規制情報検索サイト、タイ・ベトナム・フィリピンのインベントリー検索方法、SDSフォーマットの比較等も紹介します。

インドに関しては、有害化学物質の製造、保管及び輸入規則(MSIHC規則)の概要及び安全データシート作成のポイント、オーストラリアのモデル労働安全衛生規則及びGHS改訂7版への移行及びその対応のポイント、ニュージーランドの有害性物質及び新生物法(HSNO法)及びGHS改訂7版への移行と対応のポイントについて解説します。

今後、より厳しさを増す各国規制をクリア―し、広範かつグローバルなリスクコミュニケーションに資するべく、国際的な化学品管理の動向を紹介し、アジア各国、インド及びオセアニアにおける具体的な法規制の概要と対応のポイントを解説します。

 

■受講後、習得できること

  • 中国、韓国、台湾、東南アジア、インド、オセアニアへの化学品輸出に係る法規制の要点及びサプライチェーンで必要となるラベル・SDS要件、通関の際の注意事項など。
  • 各国所管当局へのアクセス及び関連法規制情報の入手方法、政府外郭団体・協会等の運営する登録申請等の支援サイト、新規・既存化学物質確認関連ポータルへのアクセス及び利用方法など。
  • 東アジア、アセアン、インド、オセアニア各国の取引先や現地事業会社が関連化学品規制を認識し、的確な情報をどの様に入手し、適切な対応をどう進めるべきか、現地関係者へのアドバイスを行えるポイントを習得することができます。

 

担当講師

元丸紅(株)  馬橋 実 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.中国の化学品法規制及びその対応

1.1 はじめに-化学品規制の国際的な流れ(欧米動向)

1.2 中国化学品関連法体系と規制の推移

1.3 危険化学品安全管理条例及び下位規則

1.4 応急管理部(MEM)サイトより関連法規制、分類信息表等入手方法

1.5 全国一体化政務服務平台標準(安全生産許可証電子申請手順)

1.6 危険化学品登録管理弁法と登記管理システム

1.7 応急管理部化学品登記中心(NRCC)サイトより登記システム確認方法

1.8 新化学物質環境管理弁法17号令、7号令、12号令比較

1.9 新化学物質環境管理弁法12号令の概要

1.10 生態環境部¬-全国一体化政務服務平台より新化学物質環境管理基本情報、申請プロセス、申請表、Q&A、関連法規のダウンロード方法

1.11 新化学物質申告(常規、簡易、備案)の流れ

1.12 現有化学物質名録の推移と現状

1.13 中国個廃化学品管理網(MEESCC)より新化学物質関連法規、現有化学物質名録、オンライン登記システム、Q&A等確認方法

1.14 電器電子製品有害物質制限使用管理弁法(China-RoHSⅡ)の概要と現状及び工業・情報化部等サイトより関連情報入手方法

1.15 「長江保護法」、「黄河環境保護法」の概要と対処方法

 

2.韓国の化学品法規制及びその対応

2.1 有害化学物質管理法(旧法TCCA)と化学物質管理システム

2.2 化学物質管理法(化管法:CCA)の制定経緯と主要内容

2.3 韓国環境省(MOE)サイトより化学物質管理法施行規則等確認方法

2.4 化評法(ARECs)の主要内容、改正事項と今後の対応

2.5 韓国産業支援センター(CHEMNAVI)より化評法(ARECs)関連情報入手

2.6 既存化学物質関連公告、既存化学物質登録プロセス

2.7 韓国化学物質管理協会(KCMA)サイトより登録支援システムの確認

2.8 生活化学製品及び殺生物管理法

2.9 化学物質管理システムより生活化学製品の安全管理確認方法

2.10 産業安全保健法(産安法)

2.11 化学物質の分類・表示および物質安全保健資料に関する基準

2.12 韓国産業安全保健公団(KOSHA)MSDSシステム解説

 

3.台湾の化学品法規制及びその対応

3.1 毒性化学物質管理法(旧法及び改正法)の概要と主要内容

3.2 行政院環境保護署(EPA)より毒性化学物質管理法関連方法入手方法

3.3 労工安全衛生法(旧法)と職業安全衛生法(新法)の概要

3.4 台湾労働部(MOL)職業安全衛法関連情報入手方法

3.5 台湾化学物質管理スキーム

3.6 職業安全衛生法対象化学品(管制性、優先管理、及び既有化学物質等)

3.7 優先管理化学品の申請と労働部職業安全署(OSHA)プラットフォーム

3.8 新規化学物質登録(少量、簡易、標準)の概要

3.9 労働部職業安全署(OSHA)既有物質検索サイト

3.10 新規化学物質登録(登録類型別要求項目及び有効期間)

3.11 毒物及び化学物質管理局(EPA)新規化学物質登録公開プラットフォーム

3.12 “GHS化学品全球調和制度“プラットフォーム及び利用方法

 

(質疑応答)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/4/24(水)13:00-16:30

 

開催場所

【Live受講】 Live配信セミナー(リアルタイム配信) ※会社・自宅にいながら学習可能です※

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

★ 見逃し視聴

については、こちらをご参照ください

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】
41,800円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】
47,300円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、36,300円

 

東南アジア6か国(ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・フィリピン)及びインド・オーストラリア・ニュージーランド、等(5月22日)』と合わせてお申込みの場合

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】
61,600円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、50,600円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】
70,400円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、59,400円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

 

化学物質管理に関わる 東アジア・東南アジア規制情報の上手な調査法入門(2回シリーズ)(2024)

第2回 東南アジア6か国(ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・フィリピン)及びインド・オーストラリア・ニュージーランド、等

 

※各回、別の方が受講いただくことも可能です。
※1社2名以上同時申込は、同時申込、同形態(講座数、参加日)でのお申込にのみ有効です

 

*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中のパソコン・携帯電話の使用はご遠慮下さい。

 

配布資料

配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。

お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。

お申込みは4営業日前までを推奨します。

それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、

テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。

 

備考

当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)

本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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