<法令改正の要点から押さえる>化学物質リスクアセスメントの考え方と手順・ばく露評価の実務【提携セミナー】
開催日時 | 2025/2/19(水) 13:00-16:00 |
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担当講師 | 橋本 晴男 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:36,300円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:41,800円 |
★化学物質管理に関する大幅な法令改正から1年弱。改めてこの改正要点と、
それに沿ったリスクアセスメント・ばく露評価と管理について実践的な内容を解説!
★社内でより合理的・効果的に化学物質管理を進めていくポイントとは?
<法令改正の要点から押さえる>
化学物質リスクアセスメントの考え方と
手順・ばく露評価の実務
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
化学物質管理を自律的な管理に転換する方針のもと, 2024年4月には具体的な省令等の改正,関連のガイドライン等が次々に施行された。この新しい管理においては,事業者は従来の「国が定めた法令に従う」姿勢を180度転換し「自らの創意工夫により化学物質の安全衛生を確保する」ことが求められる。本セミナーにおいてはこの法令改正の内容と,それに沿った化学物質のリスクアセスメントや労働者のばく露の評価と管理,健康管理の方法について,実務的・実践的な観点から解説する。法令などを踏まえた上で,社内で化学物質管理をより合理的・効果的に進めていくための方法やヒントについても紹介する。
◆受講後、習得できること
- 新たな化学物質管理の法改正の内容
- 必要な社内体制の理解
- リスクアセスメントとその方法
- ばく露評価とその方法の理解
- 社内で化学物質管理をより合理的・効果的に進めていくための方法やヒント
◆本テーマ関連法規・ガイドラインなど
労働安全衛生法,有機溶剤中毒予防規則,特定化学物質障害予防規則,作業環境測定法
◆講演中のキーワード
自律的,化学物質管理,リスクアセスメント,ばく露測定,化学物質管理者
担当講師
橋本安全衛生コンサルタント合同会社 社長 橋本晴男 氏
■経歴
1978年 東京大学理学部生物化学科卒
1986年 マサチューセッツ大学(米国)化学科大学院修了
1990年 東燃(株)(現ENEOS(株))
2001年 関連会社であるエクソンモービル(有)においてアジア太平洋地区産業衛生アドバイザー
2006年 ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修了
2014年 東燃ゼネラル石油(株)(現ENEOS(株)) 環境・安全・衛生統括部 産業衛生部長
2015年 東京工業大学 キャンパスマネジメント本部 総合安全管理部門長代理 特任教授
2021年 橋本安全衛生コンサルタントオフィス 所長
2024年 橋本安全衛生コンサルタント合同会社 社長
セミナープログラム(予定)
1. 自律的な化学物質管理
1) 背景と問題意識
2) 現在までの化学物質規制の仕組み
2. 法改正の内容
1) (全体概要) 化学物質規制体系の見直し
2) 個別の実施事項
(a) GHSやSDS情報の伝達の仕組みの整備
(b) リスクアセスメント対象物質の拡大
(c) 有害物質の濃度の管理(濃度基準値)
(d) 健康診断
(e) その他の管理
3. 自律的な化学物質管理:必要な専門職種と役割
1) 化学物質管理の体制
(a) 化学物質管理者・保護具着用管理責任者
(b) 化学物質管理専門家・作業環境測定専門家
(c) 医師・産業医・産業看護職
(d) 作業環境測定士
2) オキュペイショナル・ハイジニスト
(a) 欧米諸国の諸制度
(b) 日本におけるオキュペイショナル・ハイジニストの認証制度
(c) 今後の技術者・専門家の育成・教育
4. リスクアセスメントの進め方
1) リスクアセスメントの基本
(a) ハザードとリスク
(b) リスクアセスメントの基本的な事例
(c) 化学物質のリスクアセスメント
2) 健康面のリスクアセスメント
(a) 作業場の事前調査
(b) ばく露・ばく露限界値
(c) リスクアセスメントの諸方法
(d) 利用できるツール(厚生労働省)
3) CREATE-SIMPLE(クリエイト・シンプル)
(a) CREATE-SIMPLEとは
(b) 仕組みと使い方
(c) CREATE-SIMPLEを用いたリスクアセスメントの事例
(d) 留意事項
4) 簡易測定
(a) 検知管測定
(b) リアルタイムモニターによる測定
5. ばく露評価の進め方
1) 自律的な化学物質管理におけるばく露評価
(a) リスクアセスメントと測定
2) 最近の法令改正で示された諸測定
(a) 作業環境測定:A・B測定,C・D測定
(b) 溶接ヒュームの測定
(c) 第3管理区分の場合の管理強化と測定
3) 濃度基準値とその測定:確認測定
4) 濃度基準値がない物質(リスクアセスメント対象物)の測定
(a) 個人ばく露測定(一般的方法):日本産業衛生学会ガイドライン
5) 諸測定全体の整理と選択
6. リスクアセスメント健康診断
(a) その種類と目的
(b) 対象者の選定
(c) 進め方と留意事項
7. まとめ
1) 事業主に求められる事項
2) 事業場内の体制整備
3) 関連専門家・担当者の意識改革と倫理
4) 全体のまとめ
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025年2月19日(水) 13:00-16:00
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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