メタネーションをはじめとしたCO2の有価物転化技術【提携セミナー】

e-gas/メタネーション

メタネーションをはじめとしたCO2の有価物転化技術【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/1/26(木)12:30-16:30
担当講師

鎌田 博之 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円

★合成メタン製造技術として・またCO2資源化方法として注目のメタネーションについて、

各種反応・プロセスや実用化に向けた技術課題、国内外の開発状況等もふまえ、詳しく解説!

★反応性の低いCO2から目的の物質を合成するためには?

有価物転化のための要素技術から触媒技術まで、

低級オレフィン製造技術における取り組みについても講義します!

 

メタネーションをはじめとした

CO2の有価物転化技術

 

≪基本プロセスから動向・課題および関連する触媒・装置技術、今後の見通しまで≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

地球規模での気候変動が進みカーボンニュートラルな脱炭素社会への移行が急がれている。我国においても2020年10月には政府による2050年までのカーボンニュートラル社会への移行が宣言され、更には「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」としてカーボンニュートラル社会の構築に向けて経済と環境の好循環につなげるための産業政策が策定された。

 

グリーン成長戦略においては、次世代熱エネルギー産業として、天然ガス・都市ガスの脱炭素化が進められようとしている。ガスの脱炭素化を実現するためには、温暖化ガスであるCO2を分離・回収しメタネーションにより製造したカーボンニュートラルな合成メタンの導入が必要である。2030年には既存のインフラに合成メタンを1%注入、2050年には90%注入を目指すとしているが、そのためには様々な課題を克服する必要がある。

 

また、有価物へのCO2転化先として、天然ガスの主成分であるメタン同様化学原料となるアルコール、オレフィン類を合成・活用していくことも期待されているが、いずれも反応性の低いCO2 を効率良く反応させ、目的の物質を合成するためには、高い活性とロバスト性を両立した触媒の開発やプロセス効率の向上技術が必須となる。

 

本セミナーにおいては、グリーン成長戦略における合成メタンとして期待され、また再生可能エネルギーで得られるグリーン水素の利用や、産業プロセスで排出される大量のCO2を資源化する方法としても注目されるメタネーションによるメタンの製造・導入を中心に、低級オレフィン類製造も含めたCO2の有価物変換技術について、触媒や装置などの基本プロセスの他、技術・開発動向、実際の開発事例、実用化に向けた課題や今後の見通しについて解説する。

 

◆受講後、習得できること

  • メタネーションの原理や特徴、基本プロセス構成などの専門知識
  • メタネーション技術の国内外の開発動向や実際の開発事例に関する情報
  • 実用化に向けたメタネーションの課題や今後の見通しに関する情報
  • CO2の有価物変換技術,特に低級オレフィン合成に関する開発事例
    など

 

◆受講対象者

  • メタネーション技術について基礎から知識を得たい方
  • メタネーション技術の国内外の開発動向や実際の開発事例を知りたい方
  • 実用化に向けたメタネーションの課題や今後の見通しについて情報を得たい方
  • CO2排出削減のためのカーボンリサイクル技術について情報を得たい方
  • CO2の有価物変換に関わる触媒やプロセスなどの基礎知識を知りたい方
    など

 

担当講師

(株)IHI 技術開発本部 技術基盤センター 物理・化学グループ 主幹研究員 博士(工学)  鎌田 博之 先生

 

セミナープログラム(予定)

1. カーボンリサイクルとしてのメタネーションの位置付け
1)温暖化の進行と温暖化ガス
2)エネルギー利用によるCO2排出
3)グリーン成長戦略でのメタネーションの位置付け、導入に向けた取り組み

 

2. CO2の有価物への転化技術
1)CO2から合成される代表的な有価物と特徴・比較
2)CO2の有価物転化に必要な要素技術について
・必要となるエネルギー・電力量
・CO2分離・回収法の比較とコスト
・CO2有価物への転換プロセス

 

3.メタネーションによるCO2の燃料化
1)メタネーションの位置付け
・再エネによるエネルギー貯蔵手段としてのメタネーション技術
・Power to Gasとしてのメタネーション技術
2)触媒を使ったメタネーション技術の特徴
・メタネーション触媒の特徴・課題
・被毒耐性、熱的安定性
3)メタネーションの基本プロセス
・メタネーションによるCO 2 からのメタン製造プロセス
・C02メタネーション燃料としての特性
・C02メタネーション反応の特徴
・様々なメタネーション反応器およびプロセス
・スケールアップ
4)国内外におけるメタネーションの開発事例
・メタネーションプラントの熱エネルギーマネジメント
・メタネーションプラントの適用箇所
・合成メタン製造と利用に向けたバリューチェーン
5)IHIにおけるメタネーション技術の開発

 

4.CO2の化学原料化~低級オレフィン製造技術の開発~
1)カーボンニュートラルな低級オレフィンの必要性
2)CO2からの各種低級オレフィン製造技術とその特徴,比較
3)IHIにおける低級オレフィン合成技術の開発
・触媒技術
・反応器技術

 

5.実装に向けた課題と見通し
1)実装に向けた課題
2)技術課題の整理

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年1月26日(木) 12:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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