ゾル-ゲル転移の温度調整を制御した新規医療材料の開発【提携セミナー】
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開催日時 | 2022/10/24(月)10:30~16:00 |
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担当講師 | 大矢 裕一 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★医療用接着剤の実用化例や最新研究の動向について紹介!!
ゾル-ゲル転移の温度調整を制御した新規医療材料の開発
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
・生分解性ゾル-ゲル転移ポリマーの転移温度制御と生体医学分野への応用
・ゾル-ゲル転移温度の制御による医療用接着剤の開発
習得できる知識
・ゾルからゲルへ変化する際の温度調整について
・「温めて塗る」だけで術後癒着を予防する医療接着剤の概要!!
担当講師
【第1部】関西大学 化学生命工学部 教授 大矢 裕一 氏 氏
【第2部】 物質・材料研究機構 西口 昭広 氏
セミナープログラム(予定)
(10:30~13:00)
【第1部】生分解性ゾル-ゲル転移ポリマーの転移温度制御と生体医学分野への応用
【講座主旨】
温度応答型生分解性ゾルゲル転移ポリマーの開発とその温度制御等について解説する。その溶液が温度に応答してゾル(溶液)からゲルへと転移する生体吸収性高分子は,注射可能=インジェクタブルポリマーとして医療応用が期待されている。本講ではその開発と,その生医学用材料(薬物徐放マトリックス,腹腔鏡・内視鏡下で使用可能な癒着防止材,心筋梗塞治療など)としての応用の可能性について解説する。
【講座内容】
1. はじめに
2. KU-SMARTプロジェクトの紹介と生分解性スマートバイオマテリアル
3.温度応答型生分解性インジェクタブルポリマー(IP)の開発
3-1. 転移温度の制御
3-2. 力学的強度の改善
3-3. 水溶性低分子薬物の徐放
3-4. 溶解性の改善(用時調製への対応)
3-5. ゲル状態維持期間と分解速度調節
3-6. 組織接着性の付与
4. 不可逆的ゲル化を示す温度応答型生分解性IPの応用
4-1. 薬物徐放
4-2. 癒着防止材
4-3. 幹細胞デリバリーによる心筋梗塞治療
5. 今後の展望と課題
【質疑応答】
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(14:00~16:00)
【第2部】ゾル-ゲル転移温度の制御による医療用接着剤の開発
【講座主旨】
高分子からなる医療用接着剤は、手術後の合併症(癒着や出血、炎症、感染など)を予防する医療材料として、臨床現場で広く使用されている。しかし、適用する臓器や目的によって求められる材料物性は大きく異なり、生体適合性や生分解性、組織接着性、操作性など様々な物性を制御する必要がある。本講演では、高分子ゲルの基礎から、医療用接着剤の実用化例や最新研究の動向について紹介し、生体高分子のゾル-ゲル転移挙動に着目した医療用接着剤の開発について解説する。
【講座内容】
1.高分子ゲルとその医療応用
・高分子ゲルの分類と構造
・高分子ゲルの相転移挙動とその利用
・医療応用に向けた材料設計と実用例
2.医療用接着剤の現状と研究動向
・術後合併症を予防する医療材料
・組織接着の課題と材料設計
・医療用接着剤の最新研究
3.ゾル-ゲル転移制御に着目した材料開発
・ゾル-ゲル転移制御のための分子設計
・接着剤の機能評価
・癒着防止材への応用事例
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022/10/24(月)10:30~16:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。