全固体電池の基礎と実用化に向けた最新技術・研究動向【提携セミナー】

全固体電池研究開発動向将来展望

全固体電池の基礎と実用化に向けた最新技術・研究動向【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/5/31(火)10:00~16:00
担当講師

作田 敦 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

全固体電池材料の基礎と実用化に向けた研究動向を概説します。

硫化物系・酸化物系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池や

全固体リチウム-硫黄電池の研究成果も含めて紹介します!

 

全固体電池の基礎と実用化に向けた

最新技術・研究動向

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

本セミナーでは、全固体電池材料の基礎と実用化に向けた研究動向を概説します。
まず、リチウムイオン電池の電極反応の基礎について丁寧に解説します。メカノケミカル法や液相合成法を用いた硫化物系固体電解質の合成、常温加圧焼結現象を用いた全固体電池の構築、電気化学的手法を用いた全固体電池材料の解析、シート型全固体電池の試作など、材料化学の観点から硫化物系固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池の研究を概説します。
全固体リチウム-硫黄電池、酸化物型全固体電池の最先端研究については、講師の研究成果を紹介します。

 

◆習得できる知識

  • 全固体電池材料の考え方が分かるようになる。
  • 固体電解質の導電率測定の概要が分かる。
  • 全固体電池の技術動向の概要が分かる。
  • 固体-固体界面構築についての考え方が分かるようになる。

 

◆必要な前提知識

特に予備知識は必要ありません。化学、材料、電池に関するご経験がある方の方がより内容を理解しやすいと思います。

 

◆キーワード

全固体,固体電解質,硫化物系,酸化物系,リチウム二次電池,WEB,セミナー,講演,研修

 

担当講師

大阪府立大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 作田 敦 氏

 

【ご専門】
次世代二次電池用材料(全固体電池、リチウム-硫黄電池)、無機材料化学

【ご略歴】
2008年〜2011年 大阪府立大学大学院工学研究科物質・化学系専攻博士後期課程
2010年〜2011年 日本学術振興会 特別研究員 (DC2)
2011年〜2012年 日本学術振興会 特別研究員 (PD)
2012年〜2016年 産業技術総合研究所 研究員
2016年~2017年 産業技術総合研究所 主任研究員
2017年~2020年 大阪府立大学大学院工学研究科 助教
2020年~    同 准教授

【受賞歴】
日本セラミックス協会21世紀記念個人冠賞(倉田元治賞)
日本セラミックス協会(2017年度)協会賞(進歩賞)
2019年度電気化学会(進歩賞・佐野賞)
令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞 他

 

セミナープログラム(予定)

1. 全固体リチウム二次電池の考え方
1-1. リチウムイオン電池の基礎
(1) リチウムイオン電池の充放電反応と電極活物質の構造変化
(2) 充放電曲線の読み方
(3) サイクル特性の図の読み方
1-2. 全固体リチウム二次電池の構造
1-3. 全固体電池の種類と特徴
1-4. 全固体電池の動向

 

2. 固体電解質の考え方
2-1. 無機固体電解質の種類と特徴
2-2. ガラス、超イオン伝導性結晶、ガラスセラミックス
2-3. 固体電解質のイオン伝導度測定

 

3. 硫化物系固体電解質の合成法
3-1. 固相反応法
3-2. メカノケミカル法
3-3. 液相法

 

4. 固体界面構築の考え方と評価解析事例の紹介
4-1. 錠剤型全固体電池(全固体ハーフセル)の作製方法と使用材料
4-2. 全固体電池の内部抵抗解析 (電気化学インピーダンス法)
4-3. 電極-電解質間の電極反応の高速化 ~固体界面での副反応とその抑制~ (TEM)
4-4. 理想的な電極構造についての基本的な考え方
4-5. 固体電解質の機械的特性① 固体電解質の成形I(軟化融着)
4-6. 固体電解質の機械的特性② 弾性率測定 (超音波パルス法、圧縮試験)
4-7. 固体電解質の機械的特性③ 固体電解質の成形II(常温加圧焼結) (断面SEM観察)
4-8. 常温加圧焼結による室温プロセスによる全固体電池の作製
4-9. 電極複合体のイオン及び電子伝導度測定 (直流分極法、交流インピーダンス法)

 

5. シート型全固体電池の試作
5-1. 電極および固体電解質のシート化手法と注意点
5-2. シート型全固体電池の試作

 

6. 酸化物系固体電解質を用いた全固体電池
6-1. 高成形性酸化物系固体電解質
6-2. 高成形性酸化物系電極活物質

 

7. 全固体リチウム-硫黄二次電池の材料開発
7-1. 硫黄―炭素複合体
7-2. 硫化リチウム系正極活物質
7-3. 遷移金属多硫化物
7-4. 電極-電解質二元機能物質
7-5. 全固体電池における金属リチウム負極

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022年05月31日(火) 10:00~16:00

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
55,000円(1名当たり 27,500円)(税込)です。

 

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備考

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

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