溶解度パラメータ(HSP値)の機能性材料開発への応用最前線【提携セミナー】

溶解度パラメータ

溶解度パラメータ(HSP値)の機能性材料開発への応用最前線【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/9/6(金)10:30-16:30
担当講師

山本 秀樹 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円

★溶解度パラメータの基礎~機能性材料開発応用まで!

★1回だけでも受講可能です。

 

溶解度パラメータ(HSP値)の

機能性材料開発への応用最前線

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と応用技術最前線(2回シリーズ)
第1回  2024年8月30日(金)10:30-16:30  溶解度パラメータ(SP・HSP値)の基礎、測定方法、評価方法

 

■主要構成

○第2回「溶解度パラメータ(HSP値)の機能性材料開発への応用最前線」

  • 溶解度パラメータを用いた材料設計
  • 微粒子・ナノ粒子表面の溶解度パラメータの各種測定方法
  • 樹脂・フィラーの溶解度パラメータ
  • フィルム表面の溶解度パラメータ
  • 微粒子分散性の評価
  • 生体材料、界面活性剤、イオン液体
  • 接着性、導電性、重合度の影響

 

◆ 趣旨

J.H.Hildebrandが正則溶液理論の研究において定義した溶解度パラメータ(Solubility Parameter:δ[J/cm3]1/2)は、物質(気体・液体・固体)の凝集エネルギー密度の平方根で示される物質固有の物性値であり、SP値として一般に知られています。現在でも、SP値は、物質-物質間の相溶性、ぬれ性、接着性、溶媒中微粒子の分散性の評価、吸着、などに多用されています。C.M.Hansenは、Hildebrand が提案したSP値の凝集エネルギーの項を、それぞれの物質の分子間に働く相互作用エネルギーの種類によって分割し、分散力項(δd)双極子間力項(δp)、水素結合力項(δh)として表し、ハンセン溶解度パラメータ(以下:HSP値)として提案しました。現在、ハンセン溶解度パラメータは高分子-溶媒間、高分子-高分子間などの相溶性評価、ナノ粒子の溶媒中での凝集・分散性評価、各種樹脂の溶媒に対する耐性評価、界面活性剤、イオン液体、などの評価に応用されています。さらに、溶解度パラメータはその物質の物性値(表面張力、屈折率、誘電率、導電率、沸点、融点、強度など)と相関するなどの応用研究が、幅広く行われています。近年、溶解度パラメータは、材料設計、評価において利用されており、最適溶媒の選択、混合溶媒の最適な組み合わせの設計などにも利用されている。このように、機能性材料設計の実験コスト、開発時間の削減にも有効であると考えられています。
本講演では、凝集エネルギー密度(CED)である溶解度パラメータ(SP値・HSP値)を用いた機能性材料開発を実施するための基礎および応用技術にて実例から解説いたします。

 

■受講後、習得できること

  • 物質の凝集エネルギー密度(CED)
  • ヒルデブランド溶解度パラメータ(SP)ハンセン溶解度パラメータ(HSP値)
  • 溶解度パラメータを用いた相溶性の評価方法
  • 溶解度パラメータ(SP・HSP値)の各種測定方法
  • 分子グループ寄与法によるHSPの推算
  • フィルム表面・ナノ粒子表面、樹脂、炭素材料、イオン液体、生体材料、界面活性剤

 

担当講師

関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科・プロセスデザイン研究室 教授 工学博士 山本秀樹 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.ハンセン溶解度パラメータ(HSP値)を用いた機能性材料開発
1.1 微粒子表面のカップリングの影響評価
1.2 各種樹脂とグラファイトの相溶性評価
1.3 界面活性剤を用いた乳化安定性評価
1.4 生分解性樹脂およびフィラーの相溶性評価
1.5 各種セルロースの相溶性評価
1.6 グラファイトの分散性評価
1.7 バニラビーンズからのバニリンの抽出評価
1.8 レモンからのリモネンの抽出評価
1.9 花粉表面の凝集・分散評価
1.10 樹脂への各種顔料の染着性評価
1.11 接着剤の接着性評価
1.12 金属表面とエポキシ接着剤の接着強度評価
2.溶解度パラメータの材料開発における将来展望
2.1 溶ける、溶けないを、見極(予測)する意味
2.2 溶解度パラメータの応用と限界
2.3 ハンセン溶解度パラメータの幅広い応用と将来展望
2.4 期待されているHSP値の応用分野(医学、食品、薬学)
2.5 機能性材料設計の高度化・迅速化のためのHSP値の利用の方向性
3.全体のまとめ

 

(質疑応答)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年9月6日(金)10:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

★ 見逃し視聴

については、こちらをご参照ください

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】

47,300円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、36,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】

52,800円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中のパソコン・携帯電話の使用はご遠慮下さい。

 

溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と応用技術最前線(2回シリーズ)
第1回  2024年8月30日(金)10:30-16:30  溶解度パラメータ(SP・HSP値)の基礎、測定方法、評価方法

 

配布資料

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。

  • 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
  • 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

 

備考

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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