金属材料の水素分析手法、水素脆化メカニズム、およびその抑制手法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 高井 健一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、
およびその抑制手法
《 最新の研究動向から考える水素脆化の基礎》
【提携セミナー】
主催:サイエンス&テクノロジー株式会社
金属、水素の物理・化学的相互作用の基礎から金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、抑制に向けた指針まで
◆ セミナー趣旨
水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送 機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池自動車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。
本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法について説明します。また、各種金属材料の水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、その抑制手法の指針、そして水素脆化全般の基礎知識習得を目指します。
◆ 得られる知識
- 金属と水素の物理化学的性質の基礎
- 水素分析手法の種類と用い方
- 遅れ破壊・水素脆化のメカニズム
- 水素脆化を抑制するための考え方、方法
◆ 受講対象
水素脆化問題で困っている企業の研究・開発者(自動車、材料メーカー、部品メーカー、化学プラント等)
担当講師
上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授
高井 健一 氏
セミナープログラム(予定)
1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項
1.1 金属(bcc、fcc、hcp)中の水素の固溶
1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程
1.3 金属中の水素拡散
1.4 金属中の水素トラップサイト
2.水素添加方法とその注意点
3.水素分析方法の特徴・注意点
3.1 昇温脱離法
3.2 水素可視化方法
4.水素脆化評価方法
5.水素脆化破壊の特徴
6.水素脆化メカニズム
6.1 内圧説
6.2 格子脆化説
6.3 局部変形助長説
6.4 空孔凝集説
7.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究
8.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針
□ 質疑応答 □
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
配布資料
- 製本テキスト (開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
備考
※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
お申し込み方法
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