★製品機能や特性発現のキーとなる「界面活性剤の組み合わせ・使い方」について、

乳化、可溶化、洗浄なの具体例を用いて解説を行います。

界面活性剤の組み合わせ・使い方

≪化粧品・トイレタリー製品における機能発現のしくみ≫

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

化粧品・トイレタリー製品において、界面活性剤の選択・組み合わせ・使い方は、乳化／可溶化系など製剤の生成・安定化のための単なる添加剤ではなく、製品の機能や特性を発現するためのキーとなります。界面活性剤の組み合わせ・使い方により、「保湿効果」「皮膚や毛髪への親和性、持続性」「洗浄力や対象物へのマイルド性」を賦与・制御することが可能となります。
本セミナーでは、機能発現の基本的なしくみの他、実際の製品開発例を用いて、「界面活性剤の組み合わせ・使い方」を分かりやすく解説します。

◆受講後、習得できること

・界面活性剤の種類、基本的な性質、溶解挙動と会合体（液晶、αゲル）の形成
・乳化・可溶化、洗浄系における界面活性剤の選択と使い方
・安定性に関する各種トラブル例と解決法
・製品機能（保湿効果、対象物への親和性と持続性、洗浄力／マイルド性）を引き出すための使い方

担当講師

日光ケミカルズ(株)　中央研究所
東京理科大学　客員教授
工学博士 鈴木 敏幸 先生

セミナープログラム（予定）

1.界面活性剤の基礎
1.1　界面活性剤の働き（溶解挙動とミセル形成にともなう各種物性の変化）
1.2　界面活性剤を選ぶときのコツ（クラフト点、曇点、HLB）
1.3　会合体の形成（分子の形と会合構造、結晶・液晶・αゲルと相転移、見分け方）

2.トイレタリーと界面活性剤
2.1　トイレタリー製品と主な界面活性剤（ハウスホールドとパーソナルケア）
2.2　界面活性剤の種類と生産量（ハウスホールドを取り巻く社会環境と界面活性剤の変遷）
2.3　衣料用洗剤の変化と界面活性剤使用の動向（粉体→コンパクト→液体化→濃縮→サステナブル）
2.4　機能、付加価値賦与のための界面活性剤組み合わせ・使い方
2.5　その他のハウスホールド製品における界面活性剤と使い方（マイルド化の工夫）
2.6　パーソナルケア製品と界面活性剤（ヘアケア用界面活性剤の組み合わせと使い方）

3.化粧品用界面活性剤
3.1　化粧品分野で用いられる主な界面活性剤
3.2　皮膚洗浄剤における界面活性剤選択と用い方（マイルド洗浄基剤、泡性能の制御）
3.3　乳化・可溶化における界面活性剤の選択と用い方
3.4　液晶、αゲルを利用した高保湿乳化製剤
3.5　高持続性と使用感両立のための界面活性剤の用い方
3.6　洗い流せるクレンジング（自己乳化性）のための界面活性剤の用い方

（質疑応答）

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年11月8日（水）　13:00-16:30

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

受講料

【オンラインセミナー（見逃し視聴なし）】：1名41,800円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー（見逃し視聴あり）】：1名47,300円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

オンライン配信のご案内

★　Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
（開催1週前～前日までには送付致します）。
＊準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

お申し込み方法

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