シランカップリング剤の分析技術【提携セミナー】
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開催日時 | 2023/10/12(木)10:30~16:00 |
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担当講師 | 中村 吉伸 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 60,500円(税込) |
★表面・界面で何が起きているのか?
経時的に安定しないカップリング剤の処理条件最適化のための分析テクニックをご教示します!
シランカップリング剤の分析技術
《処理層、表面被覆状態、反応状態》
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
シランカップリング剤の効果を十分に得るためには、分析により反応状態や付着量を把握することが重要です。付着量は少なすぎても、多すぎても好ましくありません。また、添加したシランカップリング剤がすべて被処理材表面と反応し、有効に働いているとは限りません。このため、処理液中でのシランカップリング剤の状態や処理表面の分析は、反応条件の適正化のための指針として有用な情報になります。
本セミナーでは、シランカップリング剤の反応状態の分析に適用される分析方法について解説します。汎用的な分析装置を中心とし、分析装置の特徴 (原理、長所、短所) を説明するとともに、実際の分析例を紹介します。
尚、シランカップリング剤の付着量を増やすためには、被処理材の表面の状態制御も重要です。このため、コンディショニングの例や被処理表面のシラノール基の定量方法についても紹介します。
習得できる知識
- シランカップリング剤処理層の分析方法に関する知識が得られる
- 分析結果を処理条件の適正化へ応用するための知識が得られる。
担当講師
大阪工業大学 工学部 応用化学科 教授 学術博士 中村 吉伸 氏
(株)KRI スマートマテリアル研究センター 上級研究員 中本 順子 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30-14:00】
1. シランカップリング剤処理層の構造制御とキャラクタリゼーション
大阪工業大学 工学部 応用化学科 教授 学術博士 中村 吉伸 氏
1. シランオリゴマー生成のコントロールで効果が高まる
1.1 シランカップリング剤の反応性
・溶解度パラメータ(SP)の影響
・pHの影響
1.2 AFM観察によるシランカップリング剤の反応性
1.3 乾式処理やインテグラルブレンドの場合
2. シランカップリング剤処理層はここまで見えてきた
2.1 官能基の処理層の構造への影響
2.2 NMR,FT-IRによるキャラクタリゼーション
2.3 パルスNMRによるキャラクタリゼーション
3.シランカップリング剤処理層の構造で力学特性は変わる
3.1 官能基による界面構造のコントロール
3.2 界面構造のキャラクタリゼーション
【質疑応答】
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【14:15~16:00】
2.シランカップリング剤の反応状態の分析法
(株)KRI スマートマテリアル研究センター 上級研究員 中本 順子 氏
1.シランカップリング剤の加水分解/縮合反応および固体表面との結合状態の解析方法
1.1 GCによる評価例
1.2 赤外・近赤外分光法による評価例
1.3 Ramanによる評価例
1.4 NMRによる評価例
1.5 TG/DTAによる評価例
1.6 TG/DTA-MSによる評価例
1.7 XPSによる評価例
1.8 TOF-SIMSによる評価例
1.9 TEMによる評価例
1.10 AFMによる評価例
1.11 蛍光顕微鏡による評価例
1.12 ICPによる評価例
2.被処理材表面の状態評価
2.1 コンディショニングについて
2.2 シラノール基の定量方法
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/10/12(木)10:30~16:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。