<粘弾性挙動に伴う残留応力の理解!>プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法【提携セミナー】

プラスチックの発泡成形セミナー

<粘弾性挙動に伴う残留応力の理解!>プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 【Live配信(アーカイブ付き)】 2024/11/28(木) 10:30~16:30
担当講師

新保 實 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 -
受講費 通常申込:55,000円
E-mail案内登録価格:52,250円

<粘弾性挙動に伴う残留応力の理解!>

プラスチック成形品の

残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法

 

■粘弾性挙動の時間・温度換算則の誘導方法とその活用法■

■プラスチックの時間・温度に伴う各種事象の予測法■

 

【提携セミナー】

主催:サイエンス&テクノロジー株式会社

 


受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 

★ 粘弾性挙動に伴う残留応力の発生機構と低減化法とは!?
★ マスターカーブを描いて、プラスチックのさまざまな変形を予測する!

 

セミナー趣旨

プラスチックの力と変形の比例定数である材料定数は、他の材料に比べ時間と温度によって変化する、いわゆる粘弾性挙動が著しい。この粘弾性挙動に伴って、プラスチック成形品には成形時に残留応力が生ずる場合がある。この残留応力は、粘弾性挙動によって解放され、寸法変化や破壊等の経時的な不良を引き起こします。プラスチックの粘弾性挙動の時間、温度依存性には、時間-温度換算則が成立し、この法則を用いて残留応力解放に伴う変形や強度の長期予測、及び繊維強化プラスチックの諸特性の時間、温度依存性の長期予測等が可能となります。

 

ここでは、プラスチックの最も重要な粘弾性挙動の解釈法とその利用法、粘弾性挙動に伴う残留応力の発生メカニズム及び解放メカニズムを説明します。さらに、時間-温度換算則の誘導方法とこの換算則を用いた残留応力の解放に伴う変形予測法、強度・変形の長期予測法、加速試験法等の各事象への応用方法について説明します。最後に、残留応力低減の新しい種々の射出成形法を紹介します。尚、人体も粘弾性体であることから、粘弾性挙動の理解は、筋肉痛やストレスの解消法にも役立ちます。

 

<得られる知識・技術>

  • プラスチックの基本特性である粘弾性特性及び熱粘弾性特性が理解できる。
  • 残留応力の発生機構が理解できる。
  • 残留応力の理論的、実験的解析方法が理解できる。
  • 残留応力の低減方法並びに積極的な利用法が修得できる。
  • 粘弾性特性・熱粘弾性特性を基準とした強度、変形の力学的取扱いの基礎が修得できる。
  • 粘弾性特性に成立する時間-温度換算則の概念が修得できる。
  • 時間-温度換算則を用いた強度、変形の長期予測法と信頼性評価法の基礎が修得できる。
  • 残留応力+溶剤による耐ストレスクラッキング性が修得できる。
  • 残留応力低減の新射出成形法が習得できる。

 

担当講師

金沢工業大学名誉教授 工学博士
コンサルSMS 代表 新保 實 氏

 

(学歴)1974年3月金沢工業大学機械工学科卒、1984年3月同大学大学院工学研究科博士課程修了:工学博士受、1991-1992年マサチュ-セッツ工科大学(MIT:米国)留学.
(職歴)1974年4月金沢工業大学助手、1994年4月~2012年3月金沢工業大学教授、2012年4月(株)SMS代表取締役、2012年6月金沢工業大学名誉教授、2021年7月コンサルSMS代表.
(専門)材料力学、粘弾性学、プラスチック材料、他、
(主研究テ-マ)
1.プラスチックおよびプラスチック系複合材料の成形過程で生ずる残留応力の発生機構の解明
2.マイクロセルラ-プラスチックのプロセッシングに関する研究
(著書)“プラスチックの粘弾性特性とその利用法-成形不良対策法/発泡制御法-“
共立出版、2013.7(単著)、他18編
(所属学会)
日本機械学会 永年会員(平成15年度(第81期)~平成16年度(第82期):評議員)、
プラスチック成形加工学会(平成13年度~:評議員,平成10年度~:論文査読委員)、
Cellular Polymers(UK):Editorial Member (平成18年~)、
受賞:平成11年:プラスチック成形加工学会より功労賞受賞、平成12年:SPEより貢献賞受賞、平成21年:エレクトロニクス実装学会論文賞受賞、平成21年:先端加工学会論文賞&技術賞受賞.
(WebSite)http://www2.spacelan.ne.jp/~shimbotesu/

 

セミナープログラム(予定)

<プログラム>
1.プラスチックの最も重要な基礎知識

1.1 粘弾性特性・熱粘弾性特性の解釈法
1.2 粘弾性特性・熱粘弾性特性の利用方法
1.3 粘弾性に伴う特異現象(クリ-プ挙動、緩和挙動)

 

2.粘弾性体の力学の基礎
2.1 プラスチックの応力とひずみ
2.2 粘弾性挙動と粘弾性モデル
2.3 応力-ひずみ関係式(構成方程式)
・応力-ひずみ関係式の誘導方法

 

3.粘弾性挙動によって生ずる残留応力の発生メカニズム
3.1 残留応力の発生要因の分類
3.2 硬化過程で生じる残留応力の発生メカニズム
3.3 冷却過程で生じる残留応力の発生メカニズム
3.4 残留応力の理論的・実験的解析手法

 

4.粘弾性材料の時間-温度換算則とその利用方法
4.1 時間-温度換算則の基礎概念
4.2 粘弾性挙動のマスター曲線の作成方法
4.3 時間-温度移動因子(アーレニュウス型、WLF型)
4.4 時間-温度換算則の利用方法

 

5.時間-温度換算則を用いた各種事象の予測方法
5.1 マスター曲線を用いたクリープ変形の長期予測法
5.2 マスター曲線を用いた残留応力開放に伴う変形の長期予測法
5.3 マスター曲線を用いたCFRPの変形、強度の経時的変化の予測方法
5.4 マスター曲線を用いたプラスチックの諸特性の加速試験方法
5.5 残留応力+溶剤によるストレスクラッキングの対策法

 

6.残留応力低減の新射出成形法の紹介
6.1 GAP(Gas・Assist・Pressure:ガスアシストプレッシャー法)について
6.2 射出発泡成形法+GAP、射出中空成形法+GAP、射出圧空成形法+GAP

 

 □質疑応答□

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【Live配信(アーカイブ付き)】 2024年11月28日(木)  10:30~16:30

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

【一般受講】本体50,000円+税5,000円
【E-mail案内登録価格】本体47,500円+税4,750円

 

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

 

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )

 

定価:本体38,000円+税3,800円
E-mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円

 

※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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※他の割引は併用できません。

 

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配布資料

  • 「製本テキスト」と「PDFデータ」
    ※このセミナーの資料は、【製本テキスト版の送付】と【PDFデータダウンロード】の両方で配布いたします。
      紙もPDFも内容は同じものです。

 

  • Live配信受講
    ◎ 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
     ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
    ◎ PDFデータ(印刷可/編集は不可)
     ※開催2日前を目安に、主催者サイトのマイページよりダウンロード可となります。

 

オンライン配信のご案内

※【Live配信(zoom使用)対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

※【WEBセミナー:アーカイブ受講対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

 

備考

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

 

特典

■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年11月29日(金)~12月5日(木)まで
※このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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