- 《大好評》LTspice設計実務シリーズ
LTspiceで学ぶ電子部品の基本特性とSPICEの使いこなし(セミナー)
2024/12/5(木)10:00~16:00
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03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | |
開催場所 | Zoomによるオンライン講義 |
定員 | - |
受講費 | 29,700円(税込) |
無線通信技術をハードウエア事例で直感的に理解する
昨今の無線装置機は、ICやチップセットで実現しているものが非常に多い状態です。また、無線信号の変調復調も信号処理で実施されているため、無線通信技術の原理を知らずに無線機設計がされるケースも珍しくありません。
例えば、Bluetooth、無線LANなどの身の回りにある無線機器は、ほとんどがワンチップで構成実現されているというものが沢山あります。回路設計者、装置設計者は、それらのチップを「ブラックボックス」として採用するだけで、他の付加価値の設計に終始しているケースがあり得ます。
しかし、そういったときに「無線信号が繋がらない」「信号が伝わらない」という問題が発生すると、対策方法や処置方法が分からず困ってしまうことがあります。
これらは、多くの技術者が「無線LANは繋がって当然、だから自分の装置の無線もつながって当然」と考えてしまうように、無線通信の正しいイメージを持っていないことから生じます。
本講座は、無線通信の理論よりも「まずはイメージをつかむ」ことが最大の特徴となっております。普通の無線技術の入門書では基礎から順番に解説しますが、本講座は、皆さんがよく知る物理現象を基にしたわかりやすい表現でアプローチしています。
そのため、無線通信について直感的でありながら確かな感覚を得ることができ、ハードウェアの原理や数式の物理的意味から無線信号の伝送を実現する方法をしっかり理解していただくことを目的としています。無線通信技術の物理的な理解と、無線通信を実感する足掛かりを3時間で習得しましょう。
1.一般事例紹介
無線LANが使える条件やありがちな間違い事例
1.1 身近な無線通信、何ができる
- インターネット、EC、ケーブルレス
1.2 無線LANが使える条件は何か
- 電波伝搬、アンテナが電気的に見える
2.無線技術に何が使われるか
身の回りの「無線機器」紹介、送信優先と受信優先
2.1 無線技術概要
- 屋内、屋外、固定と移動
2.2 赤外線の特徴
- 目に見える範囲 テレビリモコン、ラジコン 電波法に影響しない
2.3 電波の特徴
- 目に見えない範囲 回折・モノを突き抜ける、光と同じ性質、LTE、SUICA、
3.無線通信をイメージする
電磁波・光の性質 波の性質 音波で事例など
3.1 無線の特性
- 周波数と伝達の関係のイメージ(VLF~ミリ波) どんな周波数帯があるか
3.2 無線機の構成(システム構成)
- 無線系統などの例 どのような要素があるか
3.3 アンテナの原理
- 共振と整合、電力励起・共振、電波の行き帰り アンテナ整合、VSWR
3.4 電力増幅と受信電力
- 送信機と受信機 距離の2乗に反比例(自由空間損失計算式)
3.5 S/N(C/N)の考え
- 信号とノイズSINAD 所要S/N 電信、音声、データ伝送、EVM
3.6 ダイナミックレンジとは
- 感度、分解能、APC、AGC
3.7 トラブル事例紹介
- 信号とノイズ 無線信号を見える化
4.電波に情報を載せるためには
Baud、実効伝送速度 ハードウエアでの実現と解説
4.1 変調と復調
- AM、FM、PM 多値変調、データ伝送 QAM
4.2 通信方式の今昔
- 周波数変換、ダイレクトコンバージョン
4.3 無線通信技術キーワード紹介
- TDM、CDM、OFDM、SS、FH、
4.4 参考情報 無線関連装置の開発のポイント
5.質疑応答
章ごとにも都度質疑応答を入れる予定
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