太陽電池パネル・モジュールのリサイクル技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 大和田 秀二 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★ガラス、セル/バックシート、フレームなど各部の
具体的なリサイクル技術・システム・事例と最新動向を一挙公開!
太陽電池パネル・モジュールのリサイクル技術
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
日本の各種のリサイクル技術の現状を整理してそれらの特徴をまとめ、上記目的を可能とさせる技術開発の動向について口述する
習得できる知識
- 日本のPVパネルリサイクル技術の現状
- 使用済み太陽光パネルの資源循環の可能性について
- 熱分解処理方式の概要
担当講師
早稲田大学 大学院創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 博士(工学) 大和田 秀二 氏
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
(株) 新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画管理本部 本部長 守谷 大輔 氏
セミナープログラム(予定)
1.大量廃棄時代に向けた太陽光発電パネルリサイクル技術の動向
早稲田大学 大学院創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 博士(工学) 大和田 秀二 氏
【講座趣旨】
NEDOから新たな太陽光発電(PV)パネルの排出量予測の改訂版が出され、中位予測の最大排出量が約80万t/yから約30万t/yに変更されましたが、大量処理に耐え得るPVパネル中のガラスの高度リサイクルは依然として重要課題として残されている。本講演では、日本の各種のリサイクル技術の現状を整理してそれらの特徴をまとめ、上記目的を可能とさせる技術開発の動向について口述する。
1.太陽光発電(PV)パネルの排出量予測
2.日本のPVパネルリサイクル技術の現状
3.大量処理可能な 高品質ガラスリサイクル技術の必要性
4.撹拌型ミルおよび電気パルス粉砕を利用するガラスの高度リサイクル技術開発
5.まとめと今後の展望
【質疑応答】
2.使用済み太陽電池モジュールリサイクル推進に向けた取り組み
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
【講座の趣旨】
太陽電池モジュールリサイクル等の使用後処理への取り組みは欧州が先行し、日本も含む各国においても様々な取り組みが開始されている。リサイクル等適正処理の重要性は広く認識され始めており、国際機関等からの情報発信も積極的に行われている。本講演では、欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向について概説する
1.はじめに
2.欧州における太陽電池モジュールリサイクル動向
3.米国における太陽電池モジュールリサイクル動向
4.その他諸国における太陽電池モジュールリサイクル動向
5.IEA PVPS Task12: PV Sustainabilityにおける取り組み
【質疑応答】
3.熱分解処理と高度選別技術による太陽光パネルリサイクルシステム
(株) 新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画管理本部長 守谷 大輔 氏
【講座の趣旨】
使用済み太陽光パネルのリサイクル(資源循環)を促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品位ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。
1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量
1.1 再生エネルギー日本国内の電力の8.8%(2019年)
1.2 2012FIT開始後、太陽光発電の導入が急速に進む。5,901万KW(2019年)
1.3 太陽光パネル年間排出量のピークは、2035~2040年で約17~28万t/年(NEDO推計)
2.新菱方式太陽光パネルリサイクル技術開発の経緯
2.1 太陽光電池の種類と構成素材の重量割合。ガラスが60%強と多い
2.2 太陽光パネルの構造と課題
2.3 太陽光パネルリサイクル技術開発の経緯
3.本格設備概要(2023年6月から営業運転開始)
3.1 リサイクルプラント・フロー
3.2 EVA樹脂熱分解炉 (熱回収システムを備えエネルギー効率に優れている)
3.3 高度選別ライン
- 1次乾式篩:インターコネクタ(銅線)の回収
- 2次風力選別機:シリコンセルとガラスの選別
- 3次エアーテーブル:ガラスカレットの微量異物除去
4.リサイクル品の用途開発
4.1 メタル:アルミ枠、インターコネクト(銅線)、シリコンセル(銀配線)
4.2 ガラス:組成、用途: グラスウール、断熱材試作
5.まとめと今後の展望
5.1 太陽光パネルリサイクルの課題
5.2 全国展開構想
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。