スロットダイ塗工の製造条件適正化と高精度化(セミナー)

塗布膜乾燥メカニズム 膜厚ムラ形成機構

スロットダイ塗工の製造条件適正化と高精度化(セミナー)

開催日時 2026/6/30(火)13:30~16:00
担当講師

浜本 伸夫 講師

開催場所

Zoomによるオンライン講義

定員 -
受講費 19,800円(税込)

機能性フィルムのスケールアップや製造トラブルでお困りの方に

幾多もの世界企業で塗工・乾燥プロセスに携わった専門家がノウハウを伝授!

 

スロットダイ塗工の製造条件適正化と高精度化

 

広幅ダイ設計、膜厚とリップ構造、トラブルの原因と対策

 

 


講座概要

フィルムの開発や製造の課題を通じて、欠陥やトラブルに悩まされる事は多々あります。課題遂行のために塗工に関する論文から学ぼうとすると学術的すぎる一方、現場情報はノウハウ的であるため全容把握に時間を要してしまいます。

 

このセミナーでは、講師が経験してきたスロットダイ方式の塗工における「理論とノウハウ」を伝授します。概ねの現象を図やグラフでイメージできれば、数式を追う必要はありません。

理解度確認のため、随所で演習やクイズも用意しています。

 

塗工やフィルム製膜のグローバル企業でモノづくりの工程・製造技術経験を積んだ講師が、製造技術に関する様々な理論について具体的な現場応用の方法を解説します。

 

担当講師

浜本 伸夫 講師

 

セミナープログラム(予定)

1. はじめに
1-1.  はじめに
1-2.  塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
1-3.  フィルムが利用されている製品は?
1-4.  製品に占めるフィルム要素
1-5.  フィルムの構成要素 ~厚みと層数~
1-6.  塗る~溶かした液を塗る(Dry厚とWet膜厚)
1-7.  Wet塗布量の決め方
1-8.  塗工方法の比較(三種しかないダイ方式)
1-9.  塗工方式と製品群(経験してきたプロセス)
1-10. 開発のステップ
1-11. 実験室とRoll to Rollの違い
1-12. 実験室の塗工方式
1-13. 量産テストで顕在化する塗工欠陥と原因
1-14. スケールに対応した設備
1-15. 調液スケール
1-16. 開発と要因変更、異なるアプローチ

 

 

2. スロット塗工
2-1. スロットダイの塗工性
2-1-1.  スロットダイの構成と部品
2-1-2.  給液方法
2-1-3.  ダイヘッドの設置角度
2-1-4.  薄塗りと厚塗り
2-1-5.  薄塗り限界(スジ)
2-1-6.  最小膜厚(Ca数との関係)
2-1-7.  塗布可能領域 (Coating Window)
2-1-8.  Couette-Poiseuille流
2-1-9.  Couette-Poiseuille流(非ニュートン)
2-1-10. リップ形状(厚塗りと薄塗り)
2-1-11. 上リップの渦
2-1-12. 厚塗りの背面減圧しない操作
2-1-13. より薄く(OverBite)より厚く(UnderBite)

 

2-2. スロットダイによる同時重層塗工
2-2-1.  粘度バランス
2-2-2. 中間リップの界面位置
2-2-3. 上層侵入の条件
2-2-4. 中間リップの渦形成条件
2-2-5. 同時重層塗工の留意点

 

2-3. テンションド・ウェブ方式
2-3-1. テンションと流体圧のバランス
2-3-2. ギャップの見積もり
2-3-3. Coating Window
2-3-4. スロット渦
2-3-5. リップ形状と塗布性

 

2-4. スロットダイの設計方法
2-4-1.  マニホールドとスロットの役割り
2-4-2.  配管とマニホールドの違い
2-4-3.  スロットとマニホールドの流動
2-4-4.  マニホールド差圧による流量減少
2-4-5.  マニホールドの断面形状
2-4-6.  マニホールド差圧による流量減少とダイ形状
2-4-7.  マニホールド差圧への非ニュートン影響
2-4-8.  スロットのテーパー化
2-4-9.  テーパー効果の試算
2-4-10. テーパー・スリットの加工方法
2-4-11. スロットギャップ偏差の影響と厚み調整ボルト

 

2-5. ダイ付帯設備
2-5-1.  バックアップロール(ベアリング)
2-5-2.  バックアップロール(ジャーナル軸受)
2-5-3.  バップアップロールたわみ対策
2-5-4.  シムとマニホールド
2-5-5.  シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
2-5-6.  シム出口の形状
2-5-7.  傾斜シム
2-5-8.  シムの位置ずらし
2-5-9.  マニホールド端の形状
2-5-10. 塗工液と保温
2-5-11. 減圧チャンバー

 

2-6. 非ニュートン粘性の取り扱い
2-6-1. 指数則(Power Law)
2-6-2. 非ニュートン係数の一般範囲
2-6-3. ビード内の物質収支と剪断速度のオーダー
2-6-4. ビード内の物質収支
2-6-5. ビード内のCouette-Poiseuille流と剪断速度
2-6-6. ブレード塗工の剪断速度

 

2-7. 間欠塗工
2-7-1. 流量制御とギャップ制御
2-7-2. 塗付け
2-7-3. 塗り切り
2-7-4. 両面同時とタンデム塗工
2-7-5. ダイ移動とバックアップ移動

 

 

主な受講対象者

  • 塗工技術に関わる現場の技術者、リーダー
  • 塗工開発品に携わる素材研究者
  • バッテリー塗工、ペロブスカイト太陽電池、光学フィルム、粘着剤、バリアフィルムに携わる研究者

 

期待される効果

  • 塗工の理論のイメージを得ることができる
  • 「塗れる」「塗れない」の判断基準が身に付く
  • 現場のトラブルシューティングの勘所が身に付く

 

公開セミナーの次回開催予定

  • 開催日時:2026年6月30日(火)13:30~16:00
  • 開催場所:Zoomでのオンライン講義
  • 受講料 :19,800円(税込)

 

 ※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。

 ※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。

 ※浜本講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。

 

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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