シランカップリング剤の基礎から効果的な活用法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 中村 吉伸 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○シランカップリング剤の効果を最大限に高めるための基礎知識を解説!
○界面・表面で起きる化学反応や分析技術などの基礎から、
表面・界面のコントロール技術、事例や最新トピックスまで詳解。
シランカップリング剤の基礎から効果的な活用法
《表面・界面反応のメカニズムや効果、特性評価、応用まで》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
シランカップリング剤の効果を最大限に高めるためには界面や表面での化学反応,界面で形成されるシランカップリング剤の分子構造を知って使うことが何より重要である。表面や界面のシランカップリング剤の分析技術の現状,およびそこから見えた表面や界面の真の姿を解説する。高性能化のために表面や界面をいかにコントロールすべきか。シランカップリング剤の過去の常識は今や非常識に。これらの理解のために,まずシランカップリング剤の基礎から説明する。
◆受講後、習得できること
- シランカップリング剤の反応の基礎
- 表面,界面のシランカップリング剤の構造を見る手法
- 特性向上のためのシランカップリング剤の使い方
- シランカップリング剤使用上の常識と非常識
など
◆受講対象者
シランカップリング剤を扱っている,またはこれから扱う方
担当講師
大阪工業大学 工学部 応用化学科 特任教授 中村 吉伸 氏
■ご略歴:
1980年 神戸大学大学院工学研究科修士課程修了。
1983年 神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。学術博士。
1980年~1997年まで 日東電工株式会社勤務。
1997年 大阪工業大学助教授。
2002年より教授。
2019年 退職。特任教授に。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
2006-2010 日本接着学会誌編集委員長
セミナープログラム(予定)
1.私のシランカップリング剤との出会い
1-1.半導体封止材料でのシランカップリング剤
1-2.界面とバルクの効果
2.シランカップリング剤の反応
2-1.加水分解反応
2-2.縮合反応のコントロールが最重要
2-3.SAM形成を精密にコントロールする
2-4.pHや分子構造の影響,AFMの活用
2-5.無機表面との反応と表面性質の影響
有機官能基が吸着する場合もある
2-6.理想的な表面処理層を形成させるためには?
2-7.加水分解なしでも反応するのか?
3.シランカップリング剤による処理層と界面をいかに知るか?
3-1.さまざまなキャラクタリゼーション手法
3-2.ヘアー構造,ネットワーク構造をつくる
3-3.パルスNMRによる処理層のキャラクタリゼーション
3-4.TGカーブから処理層の構造を知る
3-5.界面相の厚さを知る
4.シランカップリング剤と複合材料
4-1.界面はいかに強化されるか?
4-2.SP値で考える界面
4-3.パルスNMRによる界面のキャラクタリゼーション
4-4.前処理法とインテグラルブレンド法の効果比較
4-5.本当はすごいインテグラルブレンド法
5.最新のトピックス
5-1.無機表面と反応せずとも縮合反応を利用すれば
5-2.オリゴマーや長鎖型の活用
5-3.古代エジプト遺跡修復でもシランカップリング剤
5-4.エトキシ基の反応性の問題点
5-5.トリとジアルコキシの反応性の問題点
5-6.多機能や低アルコキシシランカップリング剤
5-7.これからは第一原理計算
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。