有機溶剤の分離・回収技術【提携セミナー】

有機溶剤の分離・回収技術【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

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開催日時 2023年7月27日(木)10:30~16:15
担当講師

堀 博 氏
小野 貴博 氏
田中 俊輔 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 膜分離への期待! 『CO2削減』『選択性の向上』『省エネ効果』!

 

有機溶剤の分離・回収技術

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 有機溶媒(溶剤)回収の現状、市場と膜分離技術への期待
  • 耐有機溶剤性分離膜 WINSEP® MF/UFの開発
  • MOF膜の作製と液体分離、有機溶剤分離への応用可能性

 

習得できる知識

  • 有機溶剤リサイクルの現状
  • 日本溶剤リサイクル工業会について
  • 典型的な有機溶剤リサイクル事例
  • 典型的な使用済み溶剤の蒸溜方法
  • 分離膜の種類、作製方法、ユニチカの耐溶剤性中空糸膜の特徴と分離事例についての知識が習得できます
  • MOFの合成と基本物性の把握、MOFの薄膜化技術の習得
  • MOFの評価方法の習得、膜分離の基本原理と測定方法の習得
  • 国内外の開発状況の把握

 

担当講師

【第1部】日本リファイン(株) 大垣営業部 堀 博 氏

 

【第2部】ユニチカ(株) 中央研究所 グループ長 小野 貴博 氏

 

【第3部】関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科 教授 博士(工学)田中 俊輔 氏

 

セミナープログラム(予定)

(10:30-12:00)
「有機溶媒(溶剤)回収の現状、市場と膜分離技術への期待」
日本リファイン(株) 大垣営業部 堀 博 氏

 

【習得できる知識】

・有機溶剤リサイクルの現状
・日本溶剤リサイクル工業会について
・典型的な有機溶剤リサイクル事例
・典型的な使用済み溶剤の蒸溜方法

 

【講座の趣旨】

有機溶剤の使用、リサイクルの現状(過去の事例)を示し、現状の蒸留技術と膜分離技術の協業への期待を示す。

 

1.初めに

 

2.日本国内の有機溶剤リサイクルの現状
2.1 有機溶剤使用量とそのリサイクル
2.2 日本溶剤リサイクル工業会
2.3 溶剤リサイクル事業者

 

3.日本国内の有機溶剤リサイクルの事例
3.1 製薬業界
3.1.1 抗生物質
3.2 素材業界
3.2.1 人工皮革
3.2.2 スパンデックス
3.2.3 中空糸
3.3 電子部品業界
3.3.1 液晶
3.3.2 リチウムイオン電池

 

4.有機溶剤リサイクルの技術
4.1 前処理
4.2.1 蒸留プロセス(標準)
4.2.2 蒸留プロセス(抽出、共沸)

 

5.膜分離技術への期待
5.1 蒸留による分離が困難な系への対応
5.2 省エネ・CO2削減
5.3 安全性の向上
5.4 選択性の向上

 

6.おわりに

————————————————————————-

 

(13:00-14:30)
「耐有機溶剤性分離膜 WINSEP® MF/UFの開発」
ユニチカ(株) 中央研究所 グループ長 小野 貴博 氏

 

【習得できる知識】

分離膜の種類、作製方法、ユニチカの耐溶剤性中空糸膜の特徴と分離事例についての知識が習得できます。

 

【講座の趣旨】

膜分離法は非加熱の分離プロセスであり省エネルギー・低コストとなることから水処理をはじめとした様々な分野で実用化されている。一方で、有機溶剤で使用できる分離膜はこれまでほとんど無かったことから、有機溶剤系のプロセスではいまだに蒸留等のプロセスが使用されている。ユニチカ(株)は、有機溶剤に耐性を有する中空糸分離膜「WINSEP®」の開発に成功した。本講座では耐有機溶剤性分離膜の特徴や分離事例などを解説する。

 

1.耐有機溶剤性中空糸分離膜の開発
1.1 分離膜とは
1.2 ポリアミドの特徴
1.3 多孔質分離膜の製造方法
1.4 ポリアミド中空糸分離膜の開発

 

2.耐溶剤性精密ろ過膜 WINSEP® MF
2.1 WINSEP® MFの特徴
2.2 WINSEP® MFを使った分離事例

 

3.耐溶剤性限外ろ過膜 WINSEP® UF
3.1 WINSEP® UFの特徴
3.2 WINSEP® UFを使った分離事例

 

4.WINSEP®使用による省エネ効果
4.1 プロセスの設定
4.2 省エネ効果の蒸留法との比較

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(14:45-16:15)
「MOF膜の作製と液体分離、有機溶剤分離への応用可能性」
関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境・化学工学科 教授 博士(工学)田中 俊輔 氏

 

【習得できる知識】

・MOFの合成と基本物性の把握、MOFの薄膜化技術の習得
・MOFの評価方法の習得、膜分離の基本原理と測定方法の習得
・国内外の開発状況の把握

 

【講座の趣旨】

MOFはゼオライトと同様,結晶性多孔体であり,そのナノ空間は高い規則性と均一性が担保されているため,結晶間に空隙の存在しない(緻密な)膜を作製すれば分子ふるい作用による膜分離が期待できる。本講座では,MOF膜の製膜事例とその分離性能ついて概説する。

 

1.MOF概要
1.1 MOFの特徴(長所と短所)
1.2 MOFと既存多孔質材料との違い
1.3 MOFのコスト
1.4 MOFの安定性
1.5 開発状況・世界情勢

 

2.MOFの合成方法と吸着特性
2.1 基本的な設計指針と合成方法の課題
2.2 様々な合成方法
2.3 MOFの構造柔軟性と吸着性能
2.4 MOF吸着剤の応用事例と分離性能

 

3.MOF分離膜
3.1 膜分離に関する定義と測定手法
3.2 膜透過機構
3.3 無機系多孔質分離膜の開発状況
3.4 MOF製膜の留意点と様々な製膜方法
3.5 MOFの構造柔軟性と膜分離性能
3.6 MOF膜の応用事例と分離性能

 

4.まとめ(実用化への課題と展望)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年7月27日(木)10:30~16:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

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