再生医療用足場材料の研究開発【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 松村 和明 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・再生医療の要のひとつ【足場材料】に焦点をあてたセミナー!
・材料設計:要求される物性は? どんな検討事例があるか?
再生医療用足場材料の研究開発
《近年の動向と今後の可能性》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
バイオマテリアルが人工臓器から再生医療へとその応用領域を広げつつあります。例えば三次元足場材料の上で幹細胞を培養したりすることで生体内環境を模倣し、移植後の生着率や組織再生能を向上したり、分化を制御したりするような研究が盛んになされています。
本セミナーでは、再生医療に興味のある方、足場材料の研究開発に興味のある方に対して、高分子化学の基礎から、足場材料を含む再生医療に向けた応用例まで、研究動向を概説します。
■受講対象者は?
- 各企業、研究機関の高分子材料研究・開発者
- 特に医療、生体・バイオ分野への応用を目指している方
- 特に再生医療用の足場材料に着目している方
■受講して習得できることは?
- 高分子材料を駆使した各種バイオマテリアルの研究動向
- 再生医療用足場材料の研究開発:要求特性、作製事例、評価方法
- 足場材料の研究開発における今後の課題と展望・可能性 など
担当講師
北陸先端科学技術大学院大学
マテリアルサイエンス系物質化学領域 教授 博士(工学) 松村 和明 氏
セミナープログラム(予定)
1 再生医療や人工臓器への応用を目指すバイオマテリアルの基礎知識
1.1 バイオマテリアルとは
1.1.1 バイオマテリアル研究の歴史
1.1.2 バイオマテリアルと高分子化学
1.1.3 高分子化学の概要
1.2 高分子バイオマテリアルの特徴
1.2.1 硬組織代替材料の特徴・用途:人工関節
1.2.2 軟組織代替材料の特徴・用途:生体の免疫反応
1.2.3 血液適合性材料の特徴・用途、要求特性
1.3 バイオマテリアルのための高分子化学
1.3.1 天然高分子と合成高分子
1.3.2 セルロース、デンプン、天然ゴム等
1.3.3 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等
1.3.4 各種重合方法
2 再生医療のための高分子材料研究
2.1 再生医療と高分子材料
2.1.1 再生医療と組織工学:
間葉系幹細胞、造血系幹細胞、ES細胞、iPS細胞
2.1.2 再生医療に必要とされるバイオマテリアル
2.1.2.1 組織工学における3つの視点
2.2 細胞接着と材料:細胞-基質接着、細胞-細胞接着
2.2.1 接着の生物学:細胞外・細胞膜・細胞内のふるまい
2.2.2 材料の表面と細胞接着
2.2.3 生体機能界面の設計(細胞接着性の制御など)
2.2.3.1 刺激応答性材料:スマート界面・スマートポリマー
3 足場材料の基礎・求められる物性・材料設計
3.1 足場材料とは
3.1.1 足場材料に必要な物性
3.1.2 足場材料各論:材料設計
3.1.2.1 合成高分子材料:
ポリ乳酸およびその共重合体/ステレオコンプレックス
3.1.2.2 タンパク質材料:コラーゲンスポンジ
3.1.2.3 多糖を用いる場合
3.1.2.4 ペプチドを用いる場合:自己組織化ペプチドハイドロゲル
3.1.2.5 無機物・硬組織の足場材料:ハイドロキシアパタイト、β-TCP
3.1.2.6 ハイドロゲル
3.1.2.7 インジェクタブルゲル
3.1.2.8 ナノファイバー
3.1.2.9 3Dプリンターを利用した足場材料
3.1.2.10 実際の再生医療応用
3.2 最新研究紹介
3.2.1 脱細胞足場材料
3.2.2 アルギン酸ゲル
3.2.3 セルロースへの生体内分解性付与と足場材料応用(講師らの研究事例)
4 再生医療業界・足場材料の動向、市場・薬事規制
4.1再生医療・細胞医療を巡る各大学・研究機関の研究動向
4.2 足場材料の市場と動向:市場予測
4.3 足場材料に関する薬事規制
4.3.1 再生医療の法規制:
再生医療推進法・医薬品医療機器等法・再生医療等安全性確保法
4.3.2 足場材料に関する日本の薬事審査・制度動向
5 まとめと展望
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
★ 見逃し視聴
については、こちらをご参照ください
受講料
未定
配布資料
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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