メタネーション技術の開発動向と今後の課題、展望【提携セミナー】

メタネーション 技術動向

メタネーション技術の開発動向と今後の課題、展望【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/7/28(木)10:30~16:15
担当講師

福原 長寿 氏
倉本 浩司 氏
若山 樹 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★排ガス中、大気中CO2の回収とメタン化技術、国内外の開発状況、事業化への課題!

 

メタネーション技術の開発動向と今後の課題、展望

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・CO2の常温メタン化技術が拓く産業排ガスの有効利用システム
・二元機能触媒を用いた希薄CO2の回収と燃料・化学原料への直接転換
・CO2-メタネーション技術の開発状況と事業化展望、課題

 

 

習得できる知識

・常温常圧で作動するオートメタネーション技術
・二元機能触媒を用いた希薄CO2の回収と直接メタン合成
・CO2-メタネーションに係る政策動向
・メタネーションに係る現状と課題

 

 

担当講師

【第1部】静岡大学 学術院工学領域 教授 福原 長寿 氏
【第2部】(国研)産業技術総合研究所 エネルギープロセス研究部門 エネルギー変換プロセスグループ グループ長 倉本 浩司 氏
【第3部】(株)INPEX 再生可能エネルギー・新分野事業本部 プロジェクトコントリビューター 若山 樹 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

<10:30~12:00>
1.CO2の常温メタン化技術が拓く産業排ガスの有効利用システム
静岡大学 福原 長寿 氏
【講座概要】
産業プロセスから排出される温室効果ガス(GHG)の処理技術の確立は、世界中が注目する課題です。本講演では、排ガス中に含まれるCO2をそのまま室温域で大量+効率的に処理できるauto-methanation技術について紹介します。また、処理する過程でC1化学産業に有用な合成ガスの製造と固体炭素の連続捕集を同時に実現する画期的な触媒プロセスについても紹介します。カーボンニュートラルに貢献する革新技術の理解を深めます。
1.CO2処理の動向
2.構造体触媒反応システム
3.CO2の高速メタン化
4.常温常圧で作動するauto-methanation技術
5.CO2を合成ガスに変換
6.CO2を固体炭素として固定化
——————————————————————-
<13:00~14:30>
2.二元機能触媒を用いた希薄CO2の回収と燃料・化学原料への直接転換
(国研)産業技術総合研究所 倉本 浩司 氏
【講座概要】
産総研で進めている二元機能触媒を用いた希薄CO2の回収と燃料・化学原料への直接転換に関する研究についてご紹介いたします。
1.経緯
 1.1 メタネーション技術開発の現状
 1.2 炭酸ガス吸収法の課題
2.二元機能触媒(DFM)の開発状況
 2.1 DFMを用いた希薄CO2の回収・直接メタン合成に関する研究について
 3.3 DFMの連続プロセス化への挑戦
3.DFMの新たな可能性探索:燃料合成からケミカル原料合成へ
4.まとめ
——————————————————————-
<14:45~16:15>
3.CO2-メタネーション技術の開発状況と事業化展望、課題
(株)INPEX 若山 樹 氏
【講座概要】
CO2-メタネーションは、将来的に、再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力等を用いて水素を生産し(再エネ由来水素)、その水素を利用して、IGCC等から分離・回収された高濃度CO2と触媒によって合成することにより、カーボンニュートラル天然ガス(再エネ由来メタン、合成メタン)の生産を可能とするCCU技術である。
INPEXでは2016年度から、NEDO事業としてCO2-メタネーション技術の調査や技術開発を実施しており、現NEDO事業では、世界最大級となる400 Nm3-CO2/hのCO2-メタネーション設備を当社長岡鉱場越路原プラントに接続して設置し、2025年度には、生産された合成メタンを当社導管に注入する予定である。本講演ではINPEXのカーボンニュートラル燃料に係る取組、及び各NEDO事業の成果の一部を紹介する。
1.INPEXの2050 ネットゼロカーボン社会に向けた取組み
 1.1 INPEX-ビジョン2040について
 1.2 INPEX-2050ネットゼロカーボン社会に向けた経営の基本方針について
 1.3 INPEX-長期戦略と中期経営計画(INPEX Vision @2022)
 1.4 INPEX-再生可能エネルギー・新分野事業本部について
2.CO2-メタネーションに係る政策動向について
 2.1 CO2-メタネーションに係るMETI政策動向の変遷
 2.2 METIカーボンリサイクル技術ロードマップの策定
 2.3 METIカーボンリサイクル産学官国際会議の開催
 2.4 METIメタネーション推進官民協議会の活動
3.CO2-メタネーションに係る現状と課題について
 3.1 CO2-メタネーションによるH2とCH4の共生社会
 3.2 CO2-メタネーションの国内外の取組み事例
 3.3 CO2-メタネーションの課題(平衡反応に基づく反応)
 3.4 CO2-メタネーションの課題(環境価値に係る制度)
4.NEDO CO2-メタネーション事業について
 4.1 NEDO-CO2有効利用可能性調査事業
 4.2 NEDO-CO2有効利用技術開発事業
 4.3 NEDO-CO2排出削減・有効利用実用化技術開発事業
 4.4 事業化展望

5.まとめ

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/7/28(木)10:30~16:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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