易解体性(粘)接着のメカニズム,材料設計,機能評価,その応用【提携セミナー】

粉体における付着の原理

易解体性(粘)接着のメカニズム,材料設計,機能評価,その応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/9/11(月)10:15~16:30
担当講師

若林 一民 氏
所 千晴 氏
田中 眞人 氏
岸崎 治 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★熱・膨張・通電・光硬化/ライトメルト・・・接着解体のメカニズムとその処方

★仮止め , マスキング , 自動車 , 住宅建築などへの採用の動き

 

易解体性(粘)接着のメカニズム,

材料設計,機能評価,その応用

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

「はがせる接着」解体性接着技術のトレンドと題して、解体性接着剤 ・解体接着技術の現状について学びます。

 

習得できる知識

  • 解体性接着、解体性接着剤とは何か
  • 解体接着技術開発のコンセプト
  • マイクロカプセルの基礎的事項(構造,粒径,シェル材種) と調製法

 

担当講師

【第1部】エーピーエス リサーチ 代表 若林 一民 氏

 

【第2部】早稲田大学 大学院 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 博士(工学)  所 千晴 氏

 

【第3部】新潟大学 名誉教授 工学博士  田中 眞人 氏

 

【第4部】スリーエムジャパン(株) テープ・接着剤製品技術部 スペシャリスト 岸崎 治 氏

 

セミナープログラム(予定)

【10:15~12:15】
第1部 「剥がせる接着」解体性接着技術のトレンド

●講師 エーピーエス リサーチ 代表 若林 一民 氏

 

【講座の趣旨】

解体性接着( Dismantlable adhesion )とは、必要とするときに化学的または物理的、或いはこの両者によって解体できる機能を備えた接着のことである。解体性接着剤( Dismantlable Adhesive )とは、必要な時に何らかの手段によって接着部の解体が可能なように設計された接着剤のことである。すなわち接着機能と解体機能を併せ持つ接着剤が解体性接着剤である。社会問題として環境問題が取り上げられて久しいが、環境保全、環境改善を実行するためには3Rでの対応が重要だといわれている。3RとはReduce(削減)、Reuse(再使用)、Recycle(再利用)の頭文字をとったものだ。接着に於いて、接着剤層のReuse、Recycleは困難だが、接着部を剥がすことができれば、被着材のReuseとRecycleは可能になる。ここに解体性接着剤及び解体接着技術開発のコンセプトがある。  このセミナーでは、「はがせる接着」解体性接着技術のトレンドと題して、解体性接着剤 ・解体接着技術の現状をお話しする。接着が環境保全・環境改善にいかに貢献しているかをご理解頂きたい。

 

セミナープログラム】
1.解体性接着剤の開発コンセプト

 

2.解体性接着剤が適用可能な分野

 

3.解体性接着剤用樹脂の理想的な弾性率変化

 

4.解体性接着剤の技術開発動向

 

5.熱分解性ポリマーの応用

 

6.エチレン系アイオノマー

 

7.熱溶融エポキシ樹脂の硬化・溶融メカニズム

 

8.熱膨張マイクロカプセル混入接着剤

 

9.熱膨張マイクロカプセルを利用した解体性接着技術(オールオーバー工法)

 

10.高耐熱解体性接着剤

 

11.高周波加熱による接着の解体

 

12.電磁誘導加熱(金属の種類と発熱温度の関係)

 

13.マイクロ波加熱による接着の解体

 

14.通電はく離接着剤(エレクトリリース)

 

15.靴の循環型リサイクルシステムと解体

 

16.製靴用解体性接着剤の開発

 

17.解体性接着剤(粘着テープを含む)の紹介

 

【質疑応答】

 

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【13:00~14:00】

第2部 電気パルス法による接着解体技術とその応用・可能性

早稲田大学 大学院 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 博士(工学) 所 千晴 氏

 

1.電気パルス法による接着剤解体のメカニズム

 

2.接着剤および接着剤樹脂への「易解体機能」の付与
2.1 解体に寄与するフィラーの添加
2.2 細線爆発を誘引する金属ペーストの付与
2.3 その他

 

3.工業的応用の可能性
3.1 自動車分野:金属接着体/鋼板-CFRP接着体の易解体構造
3.2 CFRP積層体からの炭素繊維の分離回収
3.3 LiB用アルミ箔からの正極活物質の剥離
3.4 その他の検討例のご紹介

 

【質疑応答】

 

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【14:15~15:15】
第3部 マイクロカプセルの刺激応答性、易崩壊性接着技術について

●講師 新潟大学 名誉教授 工学博士  田中 眞人 氏

 

【講座の趣旨】

接着剤への応用を念頭にしたマイクロカプセルの基礎的事項(構造、粒径、シェル材種)、 と調製法を説明するとともに、調製実施例を解説する。

 

【セミナープログラム】
1.マイクロカプセルの基礎
1.1 マイクロカプセルの種類と粒径・構造
1.2 シェル材種と刺激応答性
1.3 調製法の基礎
①懸濁重合法
②界面重縮合反応法
③in-situ 重合法
④その他

 

2.マイクロカプセル調製実施例
2.1 加熱応答性マイクロカプセル調製例
2.2 機械的圧力応答性マイクロカプセル調製例
2.3 その他の実施例

 

3.マイクロカプセルの刺激応答性,易崩壊性接着技術への可能性
3.1 刺激応答性を用いた易崩壊性(易解体性)接着の考え方
3.2 研究事例,応用事例のご紹介

 

【質疑応答】

 

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【15:30~16:30】
第3部 リワーク性接合材ソリューションについて

●講師 スリーエムジャパン(株) テープ・接着剤製品技術部 スペシャリスト 岸崎 治 氏

 

【講座の趣旨】

3M(tm)はテープ・液体接着剤の両方の製品群を持つ、数少ない総合接合材メーカーです。 41年の実績を持つVHB(tm) テープから、今年2023年新発売の3M(tm) VHB(tm) Extrudable tape まで、3種類の製品を“リワーク性”をキーワードにしてご紹介いたします。

 

【セミナープログラム】
1.新製品3M(tm) VHB(tm) Extrudable tapeのご紹介
1.1 オートメーション化対応などの特徴
1.2 リワーク性(ストレッチリリース)
1.3 採用事例

 

2.VHB(tm) アクリルフォームテープVHX-1116Gシリーズのご紹介
2.1 製品特徴
2.2 ピール試験によるデモ
2.3 採用事例

 

3.ポリウレタンフォームテープ4734FP-86DHCのご紹介
3.1 製品特徴
3.2 フォームスプリットによるデモ
3.3 採用事例

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023/9/11(月)10:15~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

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