医療機器、DDS、再生医療におけるインジェクタブル医用ハイドロゲルの最新技術【提携セミナー】

ハイドロゲル 構造・性質と作製セミナー

医療機器、DDS、再生医療におけるインジェクタブル医用ハイドロゲルの最新技術【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

伊藤 大知 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

☆多くの分野で臨床応用が進む、生体適合性ハイドロゲルについて

そのハイドロゲルの特徴や設計だけでなく、それらを”投与する”方法・アプリケーターにも着目

☆今どこまでできるようになっているのか、今後期待される機能とは?最新情報満載のセミナーです

 

医療機器、DDS、再生医療における

インジェクタブル医用ハイドロゲルの最新技術

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

生体内にインジェクション可能なハイドロゲルは、多くの臨床分野で臨床応用が進んでいる。素材としては、多糖類・タンパク質・ペプチド・合成高分子など、様々な素材が基盤になっている。化学的な材料の設計と開発とともに、アプリケーターの開発や投与プロセスの設計・解析も重要になっている。さらにその機能については、医学的な知識が必要不可欠である。医療機器としての展開が進んでいる現在、今後はインジェクタブルゲルへの薬物の封入と徐放、細胞の封入と機能制御が期待される分野である。これらの分野を概観する。

 

◆受講後、習得できること

ハイドロゲルの設計、投与方法やアプリケーターの設計、医療機器・DDS・再生医療への応用事例の知識。

 

◆講演中のキーワード

インジェクタブルハイドロゲル、in situ架橋、自己修復、シアシニング、癒着防止材、止血剤、狭窄防止材、DDS、再生医療

 

担当講師

東京大学 工学系研究科 化学システム工学専攻 教授 伊藤大知 先生

 

■経歴
1996年3月
東京大学工学部化学システム工学科卒業
1998年3月
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻修士課程修了
1998年4月-2001年3月
東レ(株) 液晶材料技術部
2002年4月
日本学術振興会・特別研究員DC1
2004年9月
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻博士課程修了
2004年10月- 2006年8月
米国マサチューセッツ工科大学化学工学科・
博士研究員
2006年9月
東京大学大学院工学系研究科・助手
2007年4月
東京工業大学資源化学研究所・助教
2009年2月
東京大学大学院医学系研究科
附属疾患生命工学センター・准教授
2009年4月
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻・准教授(兼担)
東京大学大学院工学系研究科
バイオエンジニアリング工学専攻・准教授(兼担)
2020年5月
東京大学大学院医学系研究科
附属疾患生命工学センター・教授
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻・教授(兼担)
東京大学大学院工学系研究科
バイオエンジニアリング工学専攻・教授(兼担)

2023年4月
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻・教授
東京大学大学院工学系研究科
バイオエンジニアリング工学専攻・教授(兼担)
東京大学大学院医学系研究科
生体物理医学専攻・教授(兼担)

■専門および得意な分野・研究
化学工学、膜工学、高分子化学、バイオマテリアル

■本テーマ関連学協会でのご活動
化学工学会 膜学会 生物工学会
バイオマテリアル学会 再生医療学会 人工臓器学会、DDS学会

 

セミナープログラム(予定)

1.ハイドロゲルの基礎
1-1 ハイドロゲルとは
1-2 骨格ポリマー -各種ポリマーの性質および特徴-
1-2-1 合成高分子: PEG、アクリル酸 など
1-2-2 多糖類: ヒアルロン酸、アルギン酸、セルロース誘導体、キサンタンガム、
ジェランガム、カラギーナン、プルラン、ペクチン、グアーガムなど
1-2-3 タンパク質・ペプチド・DNA: ゼラチン、コラーゲン、アルブミンなど
1-2-4 無機ナノ粒子: Laponite、Bentoniteなど
1-3 架橋 -化学ゲルと物理ゲルの違い、それぞれの反応機構-
1-3-1 有機合成反応 (in situ架橋、光反応)
1-3-2 動的共有結合
1-3-3 酵素反応
1-3-4 イオン架橋
1-3-5 温度変化
1-3-6 その他

 

2.ハイドロゲルの機能制御
2-1 粘度と流動曲線、降伏応力流体
2-2 ヤング率、剛性率、破断ひずみ
2-3 膨潤
2-4 生体内分解吸収性
2-5 相分離、温度相転移
2-6 接着性
2-7 拡散性

 

3.ハイドロゲルの投与方法
3-1 2液混合とスタティックミキサー
3-2 カテーテルとシアシニング材料
3-3 スプレー投与
3-4 パウダー投与

 

4.医療機器への応用
4-1 止血剤
4-2 癒着防止材、創傷被覆材
4-3 組織接着剤
4-4 狭窄防止材
4-5 放射線治療、IVRへの応用

 

5.DDSへの応用
5-1 腹腔投与
5-2 点眼薬
5-3 関節注入薬
5-4 DES (Drug Eluting Stent)
5-5 DEB  (Drug Eluting Beads)

 

6.組織工学・再生医療への応用
6-1 組織工学の3要素
6-2 細胞外マトリックス(ECM)
6-3 幹細胞の分化とマトリックス
6-4 ハイドロゲルと血管新生
6-5 心筋梗塞巣の修復治療
6-5 腱と靭帯の再生
6-6 膵島の封入と再生
6-7 軟骨・骨の再生
6-8 神経の再生
6-9 細胞・組織運搬材料
6-10 バイオインク

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

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については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。

  • 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
  • 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

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