ファインバブルの基礎知識から有機合成を基盤とするグリーンものづくりの研究事例・将来展望【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 【LIVE配信】2024/5/23(木) 13:00~16:00 , 【アーカイブ配信】5/24~5/31 (何度でも受講可能) |
---|---|
担当講師 | 間瀬 暢之 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円) |
ファインバブルの基礎知識から有機合成を基盤とする
グリーンものづくりの研究事例・将来展望
《空気酸化反応、水素添加反応、過酸化水素合成、光酸化反応、フロー反応などへの応用》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
ファインバブル(FB)とは直径が100 μm以下の気泡の混合状態であり、通常のmm~cmの気泡とは異なる性質があります。現在では直径が1~100 μm(微生物 ~ 細胞 ~ 卵子の大きさ)の気泡を「マイクロバブル(MB)」、直径が1 μm未満(DNA ~ ウィルス ~ 微生物の大きさ)の気泡を「ウルトラファインバブル(UFB)」と呼ぶことで統一されています。これまで流体力学、環境工学、農学、水産学、医療などの分野で発展しており、有機合成化学に用いた例は2010年までありませんでした。
なぜファインバブルに着目したのか?本当に有機合成に活用できるのだろうか?研究室レベルだけでなく工業レベルにまで応用できるのだろうか?などの疑問に対し、静岡発の気相が関与する環境調和型多相系有機合成プロセスを開発した経緯と、これからのグリーンものづくりについて最新データとともに紹介します。
尚、個別の質問についても、可能な限り対応します。また、講師への連絡先は資料に掲載します。後日のご質問・お問い合わせにも可能な限り対応します。
◆習得できる知識
- ファインバブルの性質(有機溶媒中の挙動も含む)
- ファインバブル発生装置の基本的な仕組みと運用上の留意点
- 気相が関与する多相系反応へのファインバブルの活用
- 空気酸化反応、水素添加反応、過酸化水素合成、光酸化反応、オゾン酸化反応、フロー反応などへの応用
- グリーンものづくり
◆受講対象
- 各企業・研究機関の技術者・研究・開発者・実務担当者
- ファインバブル等の新たな手法を活用することで自社技術のブラッシュアップ、低コスト化、ブレイクスルーを検討している方
- ファインケミカルズ、特殊・汎用化成品メーカーの方
- ファインバブル装置メーカー、ユーザーの方
- プラントメーカーの方
◆必要な前提知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
◆キーワード
ファインバブル,有機合成,ファインケミカルズ,気相,セミナー,講演,研修
担当講師
静岡大学 グリーン科学技術研究所 教授 博士(工学)間瀬 暢之 氏
【ご専門】有機化学、プロセス化学
セミナープログラム(予定)
1. はじめに:ファインバブルを理解するための反応相に関する基礎知識
1-1. 反応の分類(多相系反応)
1-2. 気相-液相、気相-液相-固相反応、気相-液相-液相反応
2. ファインバブルの基礎と有機合成用ファインバブル発生装置
2-1. ファインバブルの性質(上昇速度、自己加圧効果、バブルの溶解原理など)
2-2. ファインバブルの発生方式(気泡径、サイズ分布、数の制御方法)
2-3. ファインバブルの一般的利用例
(洗浄・水産・医療・水耕栽培/気体別ファインバブルの利用例)
2.4. 有機合成用ファインバブル発生装置
(有機合成に対応可能なファインバブル発生装置の例)
2-5. ファイルバブル技術の標準化動向
3. ファインバブル手法によるアルコールの酸化反応
3-1. 一般的な空気酸化反応
3-2. TEMPO触媒系空気酸化反応
3-3. メタルフリー空気酸化反応
4. ファインバブルの効果
4-1. ファインバブル効果の実証(存在の確認と物性測定)
4-2. 有機溶媒中における溶存酸素飽和率(水との違い)
4-3. ファインバブルの計測・測定技術(サイズ・発生量)
5. ファインバブル手法による接触水素化(水添反応の実例)
5-1. 接触水素化の工業的な利用(高反応性、プロセスの簡略化)
5-2. アルケン・アルキンの接触水素化
5-3. 芳香族ニトロ化合物の接触水素化
5-4. 芳香族の接触水素化
6. ファインバブル手法による過酸化水素合成
6-1. 過酸化水素の工業的製法
6-2. アントラキノン法によるワンポット過酸化水素合成
6-3. 合成した過酸化水素水の直接的利用
7. ファインバブル手法による光酸化反応
7-1. 一重項O2によるスルフィドの酸化反応
7-2. 一重項O2によるイミンの酸化的脱水素化ホモカップリング
7-3. 一重項O2によるγ-Terpineneの酸化的芳香族化
8. ファインバブル手法の最新の成果
8-1. ファインバブルフロー合成の研究事例
8-2. ファインバブルの新たな効果(触媒毒抑制)
8-3. ファインバブル含有燃料への展開
8-4. ファインバブルオゾン酸化反応
8-5. その他
9. おわりに:ファインバブル手法の将来展望
9-1. ファインバブル手法の立ち位置
9-2. 関連する特許について
9-3. 本技術の優位性整理・用途展開・可能性
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
【LIVE配信】2024/5/23(木) 13:00~16:00
【アーカイブ配信】5/24~5/31 (何度でも受講可能)
受講料
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で59,400円(税込)になります。
メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- 資料付(PDFデータでの配布)
※紙媒体での配布はございません。
※無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】、【LIVEとアーカイブ両方視聴】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。