乾燥操作の要素技術, 乾燥機の選び方,スケールアップ,評価と省エネ化【提携セミナー】

乾燥操作の要素技術

乾燥操作の要素技術, 乾燥機の選び方,スケールアップ,評価と省エネ化【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/06/18(火)10:00~17:00
担当講師

中村 正秋 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 55,000円(税込)

★乾燥法の選び方 / 遠赤外・ダメージレス乾燥などの新技術 / フィルムや塗膜の効率的な乾燥

★ 講義の一部に Microsoft Excelを用いた実務に役立つ計算演習を交えながら学びます

 

乾燥操作の要素技術, 乾燥機の選び方,

スケールアップ,評価と省エネ化

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 乾燥操作の基礎
  • 乾燥機の設計・操作のポイント
  • 乾燥機の設計計算

 

 

習得できる知識

工業,農業, 林業,水産業など多くの分野で「乾燥操作」が必要とされています。用語解説から伝導伝熱・対流伝熱・放射(輻射)伝熱に関する基礎知識から実務への流れを学びます。

 

 

担当講師

中村正秋技術事務所 所長 工学博士 中村 正秋 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【講座の趣旨】

多くの技術者は,学生時代に「乾燥」について学ぶ時間がほんのわずかであるか,あるいは学ぶ機会が全然ないまま卒業します。しかし,工業,農業, 林業,水産業など多くの分野で「乾燥操作」が必要とされています。したがって,多くの技術者は,独学で「乾燥」に向き合わなくてはなりません。用語解説から伝導伝熱・対流伝熱・放射(輻射)伝熱に関する基礎知識から実務への流れを学びます。

 

【講座の内容】

■第1部 乾燥操作の基礎【前半】 (10:00~12:00)

1.乾燥とは,何か ≪乾燥の必要性≫

1.1 乾燥は水分の蒸発・昇華現象

1.2 乾燥は,なぜ必要か

1.3 乾燥に必要な熱エネルギーの与え方

1.4 乾燥操作の種類

 

2.乾燥は,どのように進むか ≪乾燥の基礎≫

2.1 乾燥による重量と温度の変化

2.2 含水率の表し方 - 乾き基準含水率と湿り基準含水率

2.3 定率(恒率)乾燥期間と減率乾燥期間

2.4 乾燥特性曲線

2.5 限界含水率と平衡含水率 -温度と湿度の影響

2.6 定率(恒率)乾燥速度は外的要素で決まる

2.7 湿り材料内の水分移動

 

3.湿った物質は,なぜ乾くか ≪湿度の話≫

3.1 湿度とは何か - 湿度の表し方

3.2 空気に含まれる水蒸気量には限界がある

3.3 飽和水蒸気圧の求め方

3.4 絶対湿度と相対(関係)湿度 3.5 湿球温度

3.6 湿球温度を計算で求める

3.7 露点

3.8 露点を計算で求める

 

■第1部 乾燥操作の基礎【後半】 (12:50~14:30)

4.湿り空気の性質 ≪湿度図表の話≫

4.1 湿り空気の諸性質

4.2 湿度図表の描き方と読み方

4.3 等湿球温度線と断熱冷却線

4.4 湿度図表を使って湿球温度と露点を読みとる

 

5.湿った物質をはやく乾かすには ≪乾燥速度の話≫

5.1 予熱期間 - 湿球温度に達するまで

5.2 定率(恒率)乾燥速度を速くする方法

5.3 熱風の風速を上げて乾燥を速める

5.4 熱風の温度を上げて乾燥を速める

5.5 材料の表面積を大きくして乾燥を速める

5.6 はやく乾かすと 限界含水率が大きくなる

 

■第2部 乾燥機の設計・操作のポイント (14:30~15:30)

6.乾燥の事例と乾燥機の選び方 ≪乾燥機の話≫

6.1 乾燥機の種類と選定方法

6.2 固有形状材料の乾燥

6.3 液状・スラリー状材料の乾燥

6.4 粉粒状材料の乾燥

6.5 シート・塗装・塗布物の乾燥

6.6 熱に弱い材料の乾燥

6.7 特殊な乾燥方法

 

7.乾燥操作における省エネルギー対策 ≪省エネルギーの話≫

7.1 前工程における対策

7.2 エネルギー効率向上の対策

7.3 熱風循環による省エネルギー対策

7.4 熱回収による省エネルギー対策

 

8. 乾燥操作におけるトラブル事例と対策 ≪トラブルの話≫

8.1 乾燥機の能力に関するトラブル

8.2 ハンドリングに関するトラブル

8.3 製品の品質に関するトラブル

 

■第3部 乾燥機の設計計算 (15:30~16:40)

9.乾燥に必要な熱量と流入する熱量 ≪熱収支の話≫

9.1 回分式乾燥に必要な熱量

9.2 連続式乾燥に必要な熱量

9.3 回分式乾燥で材料に流入する熱量

9.4 連続式乾燥で材料に流入する熱量

9.5 熱風(対流伝熱)乾燥機の性能評価

9.6 伝導伝熱乾燥機の性能評価

 

10.乾燥機の簡易設計 ≪簡易設計の話≫

10.1 回分式乾燥機の簡易設計

10.2 連続式熱風(対流伝熱)乾燥機の簡易設計

10.3 連続式伝導伝熱乾燥機の簡易設計

 

11.乾燥機の詳細設計 ≪詳細設計の話≫

11.1 回分式乾燥機の詳細設計

11.2 連続式熱風(対流伝熱)乾燥機の詳細設計

11.3 連続式伝導伝熱乾燥機の詳細設計

 

12. 連続式熱風乾燥機のスケールアップと省エネ ≪スケールアップの話≫

12.1 湿り材料の処理量を増やす

12.2 熱風の流量を増やす

12.3 熱風の温度を上げる

 

13. 材料乾燥の進め方とポイント

13.1 材料加熱の非定常温度変化

13.2 表面蒸発を伴う材料の乾燥

13.3 基板上水膜の乾燥

13.4 水分移動を伴う材料の乾燥

13.5 有機溶剤乾燥の基礎

 

【質疑応答】 (16:40~17:00)

 

※一部,Excelを用いた演習を含みますので,受講に際しましては,MicrosoftExcel(2013以降)
の入ったパソコンでの受講が望ましいです(演習用ファイルは,後日,そのまま皆様の実務に活用
が可能です)。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/06/18(火)10:00~17:00

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき55,000円(消費税込み,資料付)

〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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