晶析操作で思い通りに結晶の特性を作り込むポイント【提携セミナー】

晶析操作ポイント

晶析操作で思い通りに結晶の特性を作り込むポイント【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 【LIVE配信】2023/10/24(火) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】10/26~11/8 (何度でも受講可能)
担当講師

滝山 博志 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
「”結晶粒子群の純度”をいかにして向上させるのか」「”結晶粒径分布”をどう改善するか」

 

晶析操作で思い通りに結晶の特性を作り込むポイント

 

≪再沈による分離精製のレシピ設計から結晶粒子群の連続フロー製造まで≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

合成の後に「再結晶」や「再沈」操作が分離精製のために実施されますが、その際のレシピの少しの違いが、純度に影響したり、固液分離の困難さに影響したりします。実は、「再結晶」や「再沈」にもテクノロジーがあり、それがプロセスでいう「晶析操作」であり、レシピエンジニアリングです。この晶析操作を利用した結晶性のコナを製造する技術は、医薬・食品のみならず、電池材料などスマート材料開発の分野で幅広く利用されています。結晶性物質を取り扱う分野はここ最近拡大すると同時に、その製造方法も回分操作から、連続フロー製造へと変化してきています。しかし、結晶性物質を対象とする限り、核化・成長を取り扱う「晶析の原理」や、固相の「分析方法」そして「スケールアップ」などは、思い通りの精製を行ったり、思い通りの結晶粒子を創製したりするのに必要な技術基盤です。

 

そこでこの講演では、”結晶粒子群の純度”をいかにして向上させるのか、そして”結晶粒径分布”をどう改善するかなど、結晶性のコナ特性を思い通りに作り込むためのレシピの工夫を、晶析のメカニズムの基礎や結晶化現象の解析方法、そして操作戦略の観点から易しく解説します。また、結晶多形制御や結晶形態改善などの実践的な話題や、なぜ今、連続フロー製造が注目されているか、その独特な要件についても概説します。

 

◆キーワード

結晶,晶析,制御,多形,コナ,粉体,薬.電池,Web,ネット,セミナー,研修

 

担当講師

東京農工大学大学院 工学府 応用化学専攻
工学部 化学物理工学科(兼務) 教授 博士(工学) 滝山 博志 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.「再沈」「再結晶」と晶析との接点
-晶析操作で何ができるのか-
1-1.結晶化で遭遇する問題事例
1-2.有機合成と工業晶析操作との接点
1-3.晶析操作の目的と原理
1-4.回分晶析から連続フロー製造への展開

 

2.「再結晶」によって結晶が創られるメカニズムを探る
-結晶化現象をどう整理し理解するのか-
2-1.結晶化の推進力と固液平衡
2-2.核発生速度と成長速度論
2-3.演習で理解する晶析現象

 

3.今すぐ役立つ結晶性のコナを創るためのポイント
-結晶性のコナ特性とレシピとの因果関係に基づく問題解決アプローチ-
3-1.結晶の粒径分布を思い通りにしたい場合
3-1-1.粒径分布はいかに決定されるか
3-1-2.粒径分布の数値的取り扱い
3-2.安定した結晶を思い通りに創りたい場合
3-2-1.結晶多形に及ぼす晶析操作因子とは
3-2-2.結晶多形制御の戦略
3-3.結晶の外形を思い通りに創りたい場合
3-3-1.結晶形態に及ぼす晶析操作因子とは
3-3-2.結晶形態制御の戦略
3-4.結晶の純度を思い通りに良くしたい場合
3-5.オイルアウトの回避方法と晶析操作
3-6.演習で理解する結晶品質の制御

 

4.今すぐ役立つ結晶性のコナ特性の測定法
-思い通りに結晶を創るための測定機器の実践的使い方-
4-1.DSCデータから何を読み取るか
4-1-1.DSC(示差走査熱量計)でわかること
4-1-2.DSC測定データの解釈とその応用
4-2.XRDデータから何を読み取るか
4-2-1.XRD(粉末X線回折)測定データの意味
4-2-2.XRD測定データと結晶形態・結晶子径との関連性

 

5.思い通りに結晶性のコナを創るための晶析操作設計法
-結晶品質の作り込みレシピを立てるためには-
5-1.晶析操作の基本戦略
5-2.晶析操作設計の留意点 -冷却晶析や非(貧)溶媒添加法-
5-3.反応を伴う晶析操作の戦略
5-4.結晶粒子群の連続フロー製造が注目される特殊要件
5-5.連続フロー製造の展開
5-6.晶析のスケールアップに関わる最近の話題

 

6.最新晶析技術紹介
-最先端のラボで使われている技術を理解する-
6-1.オンラインセンサー利用技術
6-2.光学分析(FT-IR、ラマン)利用技術

 

7.まとめ

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2023/10/24(火) 10:30~16:30

【アーカイブ配信】10/26~11/8 (何度でも受講可能)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

 

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