カーボンニュートラル時代のCO2排出削減への戦略とLCA動向について【提携セミナー】

カーボンニュートラル時代のCO2排出削減への戦略とLCA動向について【提携セミナー】

開催日時 2025/4/24(木)13:00-16:00
担当講師

星野 岳穂 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 40,700円

●LCAとはどのようなものか?その概念はシンプルですが、

まだ確立されていない研究課題はたくさんあります。

●本セミナーでは、LCAの社会的ニーズを踏まえた上でLCAとは何かという

基礎的内容から現在の最先端の研究動向についてお話させていただきます。

 

カーボンニュートラル時代の

CO2排出削減への戦略とLCA動向について

 

≪LCAの社会的ニーズからLCAの基礎的内容から最先端の研究動向まで≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

年を追うごとに地球温暖化問題の深刻度が高まり、その原因となっている人為的起源のCO2排出量を劇的に削減しなければならない。各国政府・企業は様々な取り組みを進めているが、その中で、炭素課税や排出権取引といった「カーボンプライシング制度」の導入が現実に始まっている。すなわちこれからの時代は、各企業も自社の製品・サービスがどれだけCO2を排出しているのかを定量的に把握し、評価しなければならない。環境負荷を定量評価する代表的な評価法がLCA(ライフサイクルアセスメント)であり、近年世界中で重要視されている、EUでは、自動車、建築部門等でLCAによる情報開示を義務付ける動きもある。LCAとはどのようなものか、その概念はシンプルだが、まだ確立されていない研究課題もあることはあまり知られていない。、特に製品単位でなく「素材」のLCA評価には課題も多い。本講演では、LCAの社会的ニーズを踏まえ、LCAとは何かという基礎的内容から、現在最先端の研究動向までを解説する。

 

◆受講後、習得できること

  • 気候変動問題への対策、LCAの課題等、製品と部素材のLCAの違い、素材産業の気候変動対策

 

◆受講対象者

  • 企業内でのCO2排出削減等の環境業務に活かすため、LCAについての知見を得たいと考えている方
  • 最近の素材産業のCO2削減の取り組みの国内外の動向を把握されたい方
  • 気候変動問題、カーボンニュートラルに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

 

◆必要な予備知識など

  • この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

 

◆講演中のキーワード

気候変動問題、CO2排出量削減戦略、LCA、金属材料、リサイクル

 

担当講師

東京大学 工学系研究科マテリアル工学
特任教授 星野 岳穂 氏

 

■ご略歴:
1985年3月 東京大学工学部金属材料学科卒業
1987年3月 東京大学大学院工学系研究科金属材料学専攻 修士課程修了
1994年6月 米国スタンフォード大学大学院工学系研究科オペレーションズ・リサーチ学科修士課程(M.S)
2013年3月 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 博士課程修了(Ph.D取得)
1987年4月 通商産業省 入省.
大臣官房総務課地球環境対策室製造産業局鉄鋼課長補佐、
非鉄金属課長、大臣官房秘書課企画調査官、JETROサンフランシスコ・シリコンバレー ビジネスイノベーション センター所長等を歴任し、
2013年2月 復興庁 政策統括官付参事官(福島復興総括担当)
2015年4月 経済産業省 大臣官房審議官(産業技術・基準認証担当)
2016年7月 同 大臣官房審議官(地域経済産業政策担当)
2017年7月 同 大臣官房原子力事故災害対処審議官
2018年7月に経済産業省を退職し、
2019年4月から東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻特任教授に就任。現在に至る。

■ご専門および得意な分野・研究:
金属材料、マテリアルフロー分析、リサイクル、LCA、カーボンニュートラル

■本テーマ関連学協会でのご活動:
・ 日本鉄鋼協会理事、同鉄鋼カーボンニュートラル検討会議委員長
・ 開発技術学会 理事長
・ 日本金属学会、日本LCA学会所属

 

セミナープログラム(予定)

1. 厳しさを増す地球温暖化(気候変動)
1) 世界の温暖化の状況

 

2. 産業活動からCO2排出量を削減するための世界の方策
1) TCFDによる気候変動関連情報開示の公表圧力
2) GHGプロトコルによるCO2排出量の定量評価
3) カーボンプライシング制度の導入

 

3. CO2排出量削減量の評価
1) LCAの概要
a) LCAの歴史
b) ISOとLCA
2) LCAの基本
a) LCAの手順
b)LCAを行う時に必要となるLCIデータベース
c)LCAで評価した事例

 

4.LCA分析で必要となる対象製品のマテリアルフロー
1)「製品」と「素材」でのLCAの違い
2)素材のリサイクルとLCA

 

5.リサイクルを考慮したLCA手法

 

6.鉄鋼材料のリサイクルを考慮したLCA

 

7.基礎素材のLCA比較

 

8.LCAの研究課題:何に注意すべきか

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2025年4月24日(木) 13:00-16:00

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

1名40,700円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・録画行為は固くお断り致します。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。

  • 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
  • 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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