カーボンフットプリント(CFP)の基礎と実務【提携セミナー】

カーボンフットプリント(CFP)の基礎と実務【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2026/12/17(木) 13:00~16:00 , 【アーカイブ配信】12/18~12/25(何度でも受講可能)
担当講師

桑島 哲哉 氏

開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

CFP・LCAの基礎を踏まえ、システム境界、活動量、データ収集・配賦、

歩留まりなど、製造業でCFPを実際に運用する際のポイントを解説。

さらに、算定結果を製品・工程改善だけでなく、調達、設備投資等の意思決定へ活用し、

算定ロジックやデータ品質を継続的に改善しながら、説明可能性、第三者保証、

経営管理情報としての活用へつなげる考え方も紹介します。

 

カーボンフットプリント(CFP)の基礎と実務

 

― 製造業におけるデータ収集・算定・製品開発への活用 ―

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

CFP(カーボンフットプリント)は、製品のライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を把握し、顧客対応、製品開発、サプライチェーンの脱炭素化に活用する手法として重要性が高まっています。

 

一方、製造業でCFP算定を進める際には、排出係数を用いた計算以上に、「何を算定対象とするか」「どの活動量を用いるか」「多数の製品をどう整理するか」「工場全体のデータを製品別にどう展開するか」といった算定設計が大きな課題となります。

 

本セミナーでは、CFP・LCAの基礎を踏まえ、システム境界、活動量、データ収集・配賦、歩留まり、一次・二次データとデータ品質など、製造業でCFPを実際に運用する際のポイントを解説します。

 

さらに、算定結果を製品・工程改善だけでなく、調達、生産拠点、設備投資等の意思決定へ活用し、算定ロジックやデータ品質を継続的に改善しながら、説明可能性、第三者保証、経営管理情報としての活用へつなげる考え方も紹介します。

 

◆習得できる知識

  • CFPとLCAの基本的な考え方、およびScope1・2・3との違い
  • CFP算定における機能単位、システム境界、活動量データの定義方法
  • 工場全体のデータを製品・工程別データへ展開する際の考え方
    (生産数量、稼働時間、歩留まり、材料ロス、共通設備・共通工程等の扱いを含む)
  • 一次データと二次データの使い分け、ならびにデータ品質の考え方
  • CFP算定結果を製品開発、材料選定、環境配慮設計、工程改善へ活用する考え方
  • CFP算定を継続的に運用するための社内体制・データ管理の考え方

 

◆受講対象

  • 製造業の研究・開発・設計・生産技術・製造部門で、
    CFP算定結果を製品開発、材料選定、環境配慮設計、工程改善等へ活用したい方
  • 営業・顧客対応部門等で、
    自社製品のCFPや製品別CO2排出量の提示を顧客から求められている方
  • 経営企画、サステナビリティ、環境、ガバナンス関連部門等で、
    CFP算定に必要なデータ収集や部門間連携、社内体制の構築に課題を感じている方

 

◆必要な前提知識

特に予備知識は必要ありません。
カーボンフットプリント(CFP)、LCAの基本的な考え方から解説します。

 

担当講師

(同)桑島技術士事務所 代表社員 桑島 哲哉 氏

 

【ご専門】
脱炭素経営、省エネルギー、エネルギー管理、カーボンフットプリント(CFP)、Scope3、製造業における環境・エネルギーデータ管理、クリーンルームの省エネルギー

電子部品・半導体分野において、製品設計・開発、製造技術、環境管理、エネルギー管理に従事。製造現場における省エネルギー、エネルギー管理、GHG排出量算定、再生可能エネルギー導入、Scope3、サプライチェーン連携、環境格付け対応向上などの実務を経験。
現在は(同)桑島技術士事務所代表として、製造業を中心に、脱炭素経営、省エネルギー診断、エネルギー管理、GHG・CFP算定、GX人材育成等の支援を行っている。
技術士(電気電子部門)、エネルギー管理士。

 

セミナープログラム(予定)

はじめに~このセミナーの目的~

 

1.CFPを理解するための基礎 ― LCA、Scope1・2・3との関係
1-1.なぜ今CFPが求められているのか
(1)脱炭素経営から製品単位のCO2管理へ
(2)顧客・サプライチェーンから求められる製品CO2情報
(3)CFP活用の広がりと国内外の動向
1-2.CFPとは何か
(1)製品・サービス単位でGHG排出量を把握する考え方
(2)CFPとLCAの関係
(3)ライフサイクルで環境負荷を捉える意味
1-3.Scope1・2・3とCFPの違い
(1)組織単位のGHG算定と製品単位のCFP
(2)Scope3算定とCFPで共通するデータ、異なるデータ
(3)CFP算定で新たに必要となる情報

 

2.CFP算定を始める前に決めること
2-1.算定対象をどう定義するか
(1)算定目的・利用目的
(2)対象製品・サービス
(3)機能単位
(4)算定対象期間
2-2.システム境界をどう設定するか
(1)算定目的・利用目的に応じたシステム境界の考え方
(2)ライフサイクルのどこまでを算定対象とするか
(3)対象外とする工程・活動をどう判断するか
(4)境界設定における実務上の課題
2-3.活動量とは何か
(1)CFP算定の基本構造「活動量 × 排出係数」
(2)材料、電力、燃料、輸送、廃棄等をどう活動量として定義するか
(3)活動量をどの単位・粒度で把握するか

 

3.製造現場のデータを製品CFPへ展開する
3-1.「工場全体のデータ」と「製品CFPに必要なデータ」の違い
(1)工場全体では把握できても、製品別には把握できないデータ
(2)既存データはどの管理単位で存在しているか
―工場、建屋、ライン、工程、設備等
(3)既存の管理データをCFP算定にどう利用するか
3-2.多数の製品・品番をどうCFP算定単位に整理するか
(1)受注・生産管理上の品番とCFP算定単位は同じとは限らない
(2)材料・工程・設備・エネルギー使用等の共通性から製品群を整理する
(3)代表製品・代表モデルを設定する考え方
(4)製品差をパラメータで補正・展開する考え方
(5)個別算定すべき製品と、共通化できる製品をどう見極めるか
3-3.まず製品に直接ひも付けられるデータを把握する
(1)製品ごとに直接把握できる活動量とは何か
(2)材料・部品の投入量と製品情報をひも付ける
(3)製造工程・設備の使用実績を製品にひも付ける
(4)既存の生産管理・設備管理データを活用する
3-4.製品に直接ひも付かない共通データをどう扱うか
(1)共通工程・共通設備と共通ユーティリティ
―空調、コンプレッサ、熱源、排気・換気等
(2)共通データを製品へ展開するための基準を考える
(3)生産数量、重量、稼働時間、設備使用時間等をどう使い分けるか
(4)実測・推計・配賦をどう組み合わせるか
3-5.歩留まり・不良・材料ロスをどう活動量に反映するか
(1)材料歩留まりと製品歩留まりの違い
(2)投入量と良品量の差をCFPにどう反映するか
(3)工程内ロス、不良、廃棄、再加工をどう扱うか
(4)良品1単位当たりの活動量へどう正規化するか
(5)歩留まり損の発生要因と、改善を担う部門の違い
3-6.活動量の展開・配賦ルールをどう決めるか
(1)実態を最も適切に表す基準を選ぶ
(2)合理性・一貫性・再現性を確保する
(3)算定根拠と判断理由を明確にする
(4)一度決めたルールを継続的に適用・見直しできる形にする

 

4.CFP算定に用いるデータをどう選び、評価するか
4-1.一次データと二次データをどう使い分けるか
(1)一次データ・二次データとは何か
(2)自社データ、サプライヤーデータ、データベース値の位置づけ
(3)基準・ガイドラインにおける一次・二次データの使い分けの考え方
4-2.どこまで一次データを取得するか
(1)すべてを一次データにする必要があるのか
(2)CFPへの影響が大きい項目を優先する
(3)データ取得の精度と工数・コストのバランス
(4)サプライヤーからデータを取得できない場合の考え方
(5)段階的にデータ品質を高める考え方
4-3.二次データ・データベースをどう選ぶか
(1)代表的な二次データ・データベースの特徴
(2)対象となる材料・工程との適合性
(3)地域・年度・技術条件、更新頻度を確認する
(4)データベースの更新性とコストのバランスを考える
(5)顧客要求、業界ルール、制度・規制で指定されるデータベースを確認する
(6)複数候補からどう選ぶか
(7)代替データ・近似データを使う場合の留意点
4-4.CFPにおけるデータ品質をどう評価するか
(1)データ品質は「正確さ」だけではない
(2)時間的・地理的・技術的な代表性を確認する
(3)完全性・一貫性・透明性を確認する
(4)算定目的・顧客要求・制度要求に対して十分な品質かを判断する
(5)第三者保証を見据え、説明可能な状態にする

 

5.CFPを経営・事業判断へ活用する
5-1.CFPからホットスポットを見つける
(1)ライフサイクルのどこでGHG排出が大きいかを把握する
(2)材料・製造・輸送・使用・廃棄の寄与を比較する
(3)排出量の大きさだけでなく、改善可能性・事業影響も含めて優先順位を考える
5-2.ホットスポットを「改善テーマ」に変換する
(1)材料・設計・工程・設備・物流など、改善対象を切り分ける
(2)CFP低減とコスト・品質・性能・安定供給を合わせて評価する
(3)短期改善と中長期の構造改革を分けて考える
5-3.調達・サプライチェーン戦略へ展開する
(1)材料・部品の調達先によってCFPが変わる
(2)低炭素素材、再生材、サプライヤー一次データの活用
(3)サプライヤー選定・共同削減活動にCFPをどう使うか
(4)調達コストだけでなく、CFPを新たな評価軸として加える
5-4.生産拠点・地域差を経営判断へ活用する
(1)同じ製品・工程でも生産地域によってCFPは変わる
(2)電力構成、燃料、材料調達、物流による地域差
(3)生産拠点・仕向地・顧客要求を踏まえた生産配置を考える
(4)低CFP地域で生産することが競争力になる場合を考える
5-5.新工場・設備投資をCFP視点で設計する
(1)新工場建設時に将来の製品CFPを左右する要因
(2)電力・熱源・空調・圧縮空気等のエネルギー設計
(3)再生可能エネルギー導入や電源選択を設備計画に組み込む
(4)生産能力・品質・コストとCFPを同時に設計する
5-6.CFPを製品・事業ポートフォリオへつなげる
(1)製品別CFPを顧客・市場要求と結び付ける
(2)低CFP製品を競争優位や営業提案へ活用する
(3)製品構成・生産拠点・調達構造を中長期で見直す
(4)CFPを環境指標から経営情報へ転換する

 

6.CFPを継続的に運用するための社内体制とガバナンス
6-1.CFPを継続運用するために何が必要か
(1)データと判断の責任部門を明確にする
(2)算定ルールと変更管理の仕組みを整える
(3)算定ロジックとデータ品質を継続的に改善する
(4)第三者保証を見据えた説明可能性を確保する
(5)CFPを経営判断につなげる
6-2.誰が何のデータと判断に責任を持つか
(1)材料・部品データの責任部門
(2)生産量・材料歩留まり・製品歩留まり・工程データの責任部門
(3)エネルギー・設備データの責任部門
(4)サプライヤー・物流・顧客要求に関するデータの責任部門
(5)算定・確認・承認の役割を分ける
6-3.算定ルールと変更管理をどう維持するか
(1)機能単位、システム境界、活動量、配賦基準等を文書化する
(2)使用するデータベース・排出係数・算定条件の版を管理する
(3)設計変更、工程変更、設備変更、調達先変更をCFPへ反映する
(4)算定ルールを変更する際の判断・承認・変更履歴を残す
(5)後から同じ算定を再現できる状態を維持する
6-4.CFP算定を継続的に改善する仕組みをつくる
(1)一度きりの算定ではなく、継続的に更新する
(2)算定ロジック・データ粒度・配賦方法を継続的に改善する
(3)算定方法やデータ変更による数値変化と、実際の排出変化を区別する
(4)変更履歴・算定根拠を残し、再計算・比較が可能な状態にする
(5)CFPの絶対値とデータの信頼度をあわせて管理する
6-5.外部説明・第三者保証に耐えられる状態をつくる
(1)顧客からCFP提示を求められた際の社内対応フローを整える
(2)活動量、排出係数、配賦、推計等の算定根拠を追跡可能にする
(3)推計値・二次データ・不確実性を説明可能な状態にする
(4)算定結果だけでなく、確認・承認プロセスを記録する
(5)継続的なデータ品質向上を第三者保証への準備につなげる
6-6.CFPを「環境部門の数字」から経営管理情報へ
(1)製品・製品群ごとのCFPとその増減要因を経営情報として扱う
(2)CFPの絶対値だけでなく、データ品質・信頼度もあわせて評価する
(3)設計、調達、生産、設備投資、生産拠点等の意思決定へフィードバックする
(4)顧客・市場要求と社内改善活動をつなげる
(5)CFPを継続的に改善し、企業価値・競争力へつなげる

 

7.まとめ ― CFPを「算定」で終わらせないために

 

【質疑応答】

 

※一部修正をさせていただく場合がございます。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2026/12/17(木) 13:00~16:00
【アーカイブ配信】12/18~12/25(何度でも受講可能)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)

 

非会員の方は1名につき49,500円(税込み)です。
会員の方もしくは新規会員登録していただいた方の受講料は以下の通りです。
★1名で申込の場合、46,200円(税込)に割引になります。
★2名以上同時申込の場合、1名につき半額の24,750円(税込)に割引になります。
※参加者全員の会員登録が必要です。登録料や年会費などは一切かかりません。

 

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LIVE配信のご案内

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備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

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