景表法入門（eラーニング）

景品表示法、略して「景表法」は、消費者向けの広告や、販売の際の景品提供について規制する法律です。

「誇大広告はダメ！！」と漠然と知ってはいても、景表法については良く知らないという技術者の方が多いと思います。でも、あなたが開発した技術、製造に携わった製品が、消費者に誤解を与えるような表示、広告が原因で、正しい評価を受けられなかったらとても残念だと思います。

過去に景表法違反を理由に、是正措置命令や課徴金納付命令などの処分を受けている事件では、故意に虚偽の広告などをしているケースだけでなく、法律についての知識不足から知らずに違反してしまったというケースも多く発生しています。しかも、処分を受けるとその内容がインターネット上にも公表され、実際には知識不足が原因の悪意のない違反であっても、悪徳業者であるかのような印象を与えてしまうことにもなりかねません。

そんなことにならないように、この講座では、これまで法律にはあまりなじみのなかった技術者の方にも知っておいて欲しい景表法の概要を、わかりやすく説明します。

［監修：青山学院大学法学部特別招聘教授　石田 正泰 氏］

本講座の狙い

• 景表法のエッセンス、考え方を理解し、実運用に当たって注意すべきポイントを把握する。

想定受講者

• 商品開発、技術開発、製造に携わる技術者
• 技術出身の営業技術、広報担当者

概要

• 景表法とは
• 景表法の概要

不当表示規制

• 不当表示
• 表示とは
• 優良誤認表示
• 不実証広告規制
• 有利誤認表示
• その他誤認されるおそれのある表示
• 比較広告ガイドライン

不当な景品類に関する規制

• 景品類に関する規制
• 景品類とは
• 懸賞景品規制
• 総付景品規制
• 業種別景品告示

事業者が講ずべき管理上の措置

• 事業者が講ずべき管理上の措置

公正競争規約

• 公正競争規約
• 認定要件
• 公正競争規約の現状

不当表示等に対する措置

• 措置命令
• 課徴金納付命令
• 違反行為に対する事件処理手続き