電極スラリーの分散、塗膜乾燥プロセスの評価技術【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2023/4/25(火)10:30~16:30 |
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担当講師 | 菰田 悦之 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★ 安定した電極を効率的に作るには? レオロジー、粒子分散、塗膜乾燥の理論を詳解!
電極スラリーの分散、
塗膜乾燥プロセスの評価技術
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- レオロジーを利用した粒子分散液の内部構造解析
- レオロジーを指標としたスラリー内部構造評価
- 粒子分散液塗布膜乾燥プロセスの評価手法
習得できる知識
リチウムイオン電池の用途と要求課題、電極スラリーの調整・電極化技術、 次世代リチウムイオン電池の開発動向
担当講師
神戸大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 菰田 悦之 氏
セミナープログラム(予定)
【講座概要】
リチウムイオン二次電池や燃料電池の作製において,電極や触媒膜の作製方法はどうしても経験に頼ることが多くなります。
ただし、スラリー作製~塗布~乾燥プロセスにかかわる、レオロジー・粒子分散・塗布膜乾燥等の基礎理論をきちんと理解し作製することで、勘や経験に頼らず、安定した電極を効率的に作製することができるようになります。
本講座では,塗布材料であるスラリー内部の粒子分散状態を理解するための基本的なレオロジー解析のみならず,それらの塗布膜乾燥工程における構造形成プロセスを解説し、実際のリチウムイオン二次電池の正極や負極、燃料電池電極膜への適用例を示しながら、効率的な電極の作製に役立つ基礎理論と実際の研究手法について講義します。
【受講対象】
リチウムイオン電池の研究開発の従事者や管理者、
次世代リチウムイオン電池開発に興味のある方なら、どなたでも受講可能です
【受講後、習得できること】
リチウムイオン電池の用途と要求課題、電極スラリーの調整・電極化技術、 次世代リチウムイオン電池の開発動向
【プログラム】
1.レオロジーを利用した粒子分散液の内部構造解析
1.1 ニュートンの法則と非ニュートン流体
1.2 粒子懸濁による粘度増加
1.3 粒子凝集・分散と非ニュートン流動
1.4 チクソトロピーモデル
1.5 粒子径の影響
1.6 粒子分散液の粘弾性
2.レオロジーを指標としたスラリー内部構造評価
2.1 粒子分散液のスピンコートプロセス
2.2 沈降性粒子分散液の粘度測定と凝集評価
2.3 燃料電池電極スラリー分散過程のレオロジー解析
2.4 粘弾性を指標とした分散機の特性評価
2.5 LiB負極スラリー分散過程の粘弾性解析
2.6 LiB正極スラリー分散過程の粘弾性解析
3.粒子分散液塗布膜乾燥プロセスの評価手法
3.1 塗布膜乾燥プロセス様々な評価手法
3.2 膜厚変化を利用した乾燥過程の解析
3.3 LiB正極スラリーの塗布膜乾燥過程
3.4 ゲル化粒子分散液の粒子充填過程解析
3.5 表面散乱を利用した表面構造変化の解析
3.6 乾燥中の塗布膜に生じる応力解析
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/4/25(火)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。