金属材料の疲労破壊・疲労設計の基礎知識習得講座【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 小熊 規泰 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | 未定 |
受講費 | 未定 |
★本講義では疲労現象の基礎を解説するとともに、その考え方と設計手法の関係を紹介します!
金属材料の疲労破壊・疲労設計の基礎知識習得講座
《材料破壊、疲労破壊、疲労設計の基礎知識、超高サイクル疲労と今後の課題》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
機械部品の想定外の損傷はシステムの故障を招くばかりでなく、人命や環境に多大なる危害を及ぼす重大事故につながる可能性を秘めています。十分な使用信頼性を有する構造物や製品を設計製作することは製造者の当然の義務でありますが、経済的な観点に立脚すれば過剰品質は避ける傾向となります。また、大局的な観点から、省エネルギ―・環境負荷低減のための製品の長期使用とその信頼性確保は重要な課題です。
そこで、製品の設計~製作~稼働の各フェーズにおける信頼性確保が重要となり、本講義では「ものづくり」の上流にある設計段階における信頼性について、中でも長期使用にとって最重要な疲労設計について、疲労現象の基礎を解説するとともに、その考え方と設計手法の関係を紹介します。
さらに、近年世界中で注目されている超高サイクル疲労について、その現象とメカニズムについて解説し、これまでの疲労設計法の見直しの必要性について触れます。
◆習得できる知識
- 金属部品がどのように壊れたかを理解する力の修得
- 製品の疲労設計のために知っておくべき基礎知識(影響因子)
- 製品の長期使用のための設計手法(メンテナンスを含む)の選択肢
◆受講対象
- 機械部品、機械システムの設計製作業務に携わっている若手技術者から中堅技術者の方。
◆必要な前提知識
- 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
◆キーワード
材料破壊,疲労破壊,疲労強度,基礎知識,課題,セミナー,講演,研修
担当講師
富山大学 学術研究部工学系 教授 博士(工学) 小熊 規泰 氏
【ご専門】
・金属疲労,メンテナンストライボロジー,強度設計
【ご経歴】
・日本材料学会技能検定講習会(疲労試験)講師
セミナープログラム(予定)
1.材料破壊の基礎知識
1-1.材料と静的破壊
1-2.破面様相
1-3.材料の限界値と破壊の遷移
2.疲労破壊の基礎知識
2-1.疲労現象と有名な事故
2-2.疲労メカニズムの基礎
2-3.特徴的疲労破面様相
(1)ラチェットマーク
(2)リバーパターン
(3)シャーリップ
(4)ビーチマーク
(5)ストライエーション
(6)フィッシュアイ
2-4.S-N曲線と疲労強度に対する影響因子
(1)平均応力
(2)残留応力
(3)切欠き
(4)寸法効果
(5)表面粗さ
(6)環境因子
2-5.疲労強度の改善事例
3.疲労設計の基礎知識
3-1.外力-強度モデル
3-2.設計思想
(1)疲労限度設計と有限寿命設計
(2)フェールセーフ設計
(3)損傷許容設計(き裂ベース設計)
3-3.安全率と設計係数
4.超高サイクル疲労と今後の課題
4-1.き裂発生起点の遷移
4-2.破壊起点の特徴的様相
4-3.国内外の疲労研究の動向
5.質疑応答
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- 資料付(PDFデータでの配布)
※紙媒体での配布はございません。
※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。