よくわかる空気圧設備の基礎と保守（eラーニング）

日本では、ほぼすべての製造現場で、空気圧設備が使用されていると言っても過言ではありません。

空気圧設備は、コンプレッサをはじめとする空気圧の供給側、エアシリンダをはじめとする空気圧の消費側の多くの機器類から構成され、それら機器類は空気圧配管で連結されています。

空気圧設備の保守が適切でないと、生産ラインの操業に支障をきたしトラブルの原因となりますし、製造する製品の不良やトラブルにもつながります。

従って、品質の安定した製品を作り続けるためには、生産現場で使用する空気圧設備について、その構成、使用方法、保守の要領などに関し十分な知識を持っておくことが重要です。

この教材では、空気圧を用いる駆動機器として最も一般的であるエアシリンダをどのようにして動作させるのか、そのために必要な機器は何かという視点から説明しています。

本講座の狙い

• 空気圧設備の構成機器とその保守に関する基礎的な知識を提供すること

想定受講者

• 機械工場の組立職場や設備機械の保守部門で勤務する、新入社員、若手技術者の方

空気圧設備の構成

• 空気圧とは
• エアシリンダ
• 構成機器と役割
• 供給側の機器
• 消費側の機器
• 回路図と記号

空気圧配管とその保守

• 配管レイアウト
• 空気圧配管施工上の注意点
• 空気圧配管の保守管理

供給側機器の保守

• コンプレッサの保守
• エアタンクの保守
• アフタークーラとエアドライヤの保守

消費側機器の保守

• FRLユニットの保守
• エアシリンダの保守