医薬品モダリティにおける創薬技術開発と展望(発刊記念セミナー/講師4名)《DNA創薬・オピオイド標的薬・核酸創薬・モダリティのトレンド分析》【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
---|---|
担当講師 | 網代 将彦 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★医薬品医薬品モダリティ発刊記念セミナー/各専門家による医薬品モダリティの最新動向を解説!
医薬品モダリティにおける創薬技術開発と展望
(発刊記念セミナー/講師4名)
【DNA創薬・オピオイド標的薬・核酸創薬・モダリティのトレンド分析】
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
【医薬品モダリティ】書籍発刊記念セミナー!
<医薬品モダリティの研究開発されている方、最新情報を知りたい方必見。>
第一線の講師陣が医薬品モダリティの各概要と最新動向を解説します。
近年、低分子薬品だけでなく、バイオ医薬品、核酸医薬品など様々な創薬基盤の研究が進んでいる。
本講座では各界の専門家の方を講師に招き、RNA標的薬、核酸医薬、オピオイド薬の各技術開発の動向や現状を解説いただいた上で、
世界医薬品市場・ライセンス動向や創薬ベンチャーの動向なども紹介していく。
※本講座受講には書籍は必要ありません。別途テキストを配布致します。
担当講師
第1部 国立がん研究センター研究所 がんRNA研究分野 主任研究員 博士(生命科学) 網代 将彦 氏
第2部 東京理科大学 薬学部 薬学科 薬理学研究室 教授 斎藤 顕宜 氏
第3部 タグシクス・バイオ株式会社 創薬研究開発部 部長 堀 美幸 氏
第4部 国内製薬企業 博士(理学) 黒坂 宗久 氏
*(会場参加者のみ)希望者は講師との名刺交換が可能です
セミナープログラム(予定)
第1部 RNAを標的とした創薬技術開発 (国立がん研究センター研究所 網代将彦 氏) (12:30~13:10)
第1部のポイント:
遺伝子の機能発現を担う「RNA」を標的とした創薬は近年注目されている新たなモダリティの一つです。
本講演では、RNAの異常に起因する疾患から、それら疾患原因を標的とした核酸医薬・低分子治療薬の開発までを、講演者の研究例なども交えつつ紹介いたします。
<キーワード:核酸医薬、ギャップマー核酸、アンチセンス核酸、RNAスプライシング>
1.RNA標的創薬
1.1 遺伝子発現
1.2 RNAの機能
1.3 疾患とRNA
1.4 アンチセンス核酸医薬
1.5 RNA標的型低分子化合物
1.6 スプライシング制御因子標的型低分子化合物
1.7 ギャップマー型核酸医薬
1.8 核酸医薬のメリットと課題
2.遺伝性疾患におけるRNA標的創薬
2.1 脊髄性筋萎縮症の治療戦略
2.2 脊髄性筋萎縮症におけるヌシネルセン
2.3 脊髄性筋萎縮症におけるリスジプラム
2.4 デュシェンヌ型筋ジストロフィーにおけるRNAスプライシング異常
2.5 デュシェンヌ型筋ジストロフィーにおける核酸薬開発
2.6 遺伝性疾患に対する低分子化合物の適用
2.7 キナーゼ阻害剤によるアプローチ
2.8 低分子化合物のスクリーニング解析
2.9 他の遺伝性疾患への展開
3.悪性腫瘍に対するRNA標的創薬
4.がん細胞の特性と遺伝子変異
5.悪性腫瘍におけるRNA
6.悪性腫瘍の治療標的
6.1 スプライシング制御を標的とした合成致死効果
6.2 アンチセンス核酸薬によるアプローチ
6.3 ギャップマー型核酸によるアプローチ
6.4 低分子化合物によるアプローチ
6.5 がん免疫治療への応用
7.今後の展望
第2部 オピオイド受容体を標的とした向精神薬の研究開発 (東京理科大学 斎藤顕宜 氏) (13:13~13:53)
第2部のポイント:
我々はこれまでに、オピオイドをターゲットとした化合物には優れた抗うつ作用および抗不安作用があることを動物モデルから見出し、向精神薬の研究開発を行ってきた。
本講演ではこれまでに見出された研究成果と今後の課題・展望について紹介したい。
<キーワード:抗うつ作用、抗不安作用、オピオイドδ受容体、動物評価、薬理、前臨床試験>
1.うつ病について
2.抗うつ薬市場の現状
3.抗うつ薬の現状と課題
4.オピオイド受容体を標的とした向精神薬
5.オピオイドκ受容体を標的とした抗うつ薬開発の現状
5.1 基礎研究
5.2 臨床報告
6.オピオイドδ受容体を標的とした抗うつ薬開発の現状
6.1 オピオイドδ受容体をターゲットとした抗うつ薬開発
6.2 Proof of concept (POC)の実証
①抗うつ作用を評価するモデル動物
②DOR作動薬による抗うつ作用の発見
③既存薬との差別化
6.3 Proof of mechanisms(POM)の実証
①内側前頭前野を介した不安・恐怖の制御機構
②海馬神経新生に対する効果
7.DOR作動薬による臨床開発状況
8.今後の展望
第3部 核酸アプタマー医薬品技術開発 (タグシクス・バイオ株式会社 堀美幸 氏)(13:56~14:36)
第3部のポイント:
医薬品としての核酸アプタマーの特徴、上市済みおよび開発中のアプタマーの情報を踏まえたアプタマーの創製法から医薬品開発における課題と創薬モダリティとしてのアドバンテージ。
<キーワード:核酸アダプタマー、SELEX、安定化、人工塩基>
はじめに
①核酸アプタマーとは
②中分子医薬品としての核酸アプタマーの動向
1.アプタマーの作製方法と特徴
1.1 アプタマー作製法
①SELEX法
②様々な方法によるアプタマー選別
③アプタマーの安定化
④修飾塩基、人工塩基導入
⑤選抜したアプタマーの医薬品候補化
1.2 アプタマーの特徴
①作用部位
②抗体との比較
③安定性、品質管理
④医薬品としての応用技術
2.上市した核酸アプタマー医薬品
2.1 Macugen (pegaptanib)
2.2 IZERVAY (avacincaptad pegol)
3.開発中の核酸アプタマー(投与経路別に概説)
3.1 硝子体内投与
3.2 静脈内投与
3.3 皮下中茶
4.今後の展望
①核酸アプタマーの医薬品開発の課題
②アプタマーの特徴を活かした抗体との差別化
③タグシクス・バイオ(株)のアプタマー医薬品開発の取り組み
第4部 ディール分析から見るモダリティのトレンド (国内製薬企業 黒坂宗久 氏) (14:39~15:19)
第4部のポイント:
近年医薬品モダリティは多様化し、細胞治療、遺伝子治療といった先端的モダリティも実際の医薬品として利用可能となった。世界の医薬品開発という視点からモダリティのトレンドについて、医薬品市場動向、研究開発のオープンイノベーション、ライセンス、創薬ベンチャーなど、データから見えるモダリティのトレンドについて報告したい。
<モダリティ、ディール、アライアンス、トレンド、データ>
1.世界の医薬品市場動向
1.1 世界の医薬品市場におけるモダリティ
2.医薬品研究開発のオープンイノベーションとライセンス動向
2.1 世界のライセンス市場の概要
2.2 製品導入(ライセンス)におけるモダリティ
2.3 国別のライセンス状況
3.創薬ベンチャーのトレンドについて
3.1 ベンチャーファイナンス市場の概要
3.2 創業企業が扱うモダリティ
3.3 ベンチャー投資されるモダリティ
4.おわりに
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*書籍購入者特別割引; 2024年10月発刊「医薬品モダリティにおける創薬技術開発と展望」書籍購入者の場合、受講料から一律11,000円(税込(消費税10%))割引
(書籍購入者特別割引は、他の割引とは併用できません。)
>購入者特別割引でのお申し込みの場合は、申込の際に備考欄に「医薬品モダリティ書籍購入済」とご記入いただき、お申込みをお願いいたします。
※書籍購入者とセミナー参加者が異なる場合、確認させていただくことがございます。
※セミナー受講には本書籍は必要ありません。別途テキストを配布致します。
※本セミナー申込後、書籍の購入をご検討される方はお問い合わせください。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・会場受講の方は当日会場にてテキスト(紙媒体)をお渡しします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
★【会場受講/見逃視聴なし】、【会場受講/見逃視聴あり】、【オンライン受講/見逃視聴なし】、【オンライン受講/見逃視聴あり】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。