化学・材料分野における「LCA」,GHG排出量計算,「Scope3」への対応,(自動車などユーザー企業への)情報開示,その活用
2024/5/16(木)10:30~16:30
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 岡田 きよみ 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
このセミナーは、これからますます注目されるであろう、天然素材のセルロースのお話です。この数年、盛んに行われていたセルロースナノファイバー(CNF)の研究は、実装段階に入っています。ここで、CNFの基礎的知識を確認し、その可能性ついて再度考えてみてはいかがでしょうか。セルロースをナノのサイズまで小さくすると、今まで私たちが知っているセルロースと何が違うのかといったCNFの基礎的な知識、木材を原料とした紙の知識、CNFの用途、樹脂との混合、CNFの評価、課題についてお伝えします。
CNFの概要を理解して頂いた上で、自分達の製品ターゲットの中でセルロースという材料が使えそうかどうか、どのサイズのものが最適か、新しい可能性はどうかなど、未来を考える参考にして頂きたいと思います。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
あなりす 代表 工学博士 岡田 きよみ 先生
1984-2005 王子ホールディングス株式会社(開発および分析業務)
2006-2016 株式会社パーキンエルマージャパン(分子分光スペシャリスト業務)
2016-2019京都大学 工学研究科(NEDOセルロースナノファイバープロジェクト特定研究員)
2019- あなりす
はじめに
・講師の自己紹介
・参加者の自己紹介と一言:「Q&A」またはマイクを使って、ノーコメントでもOKです
(セミナーは、参加者の方々の出会いや意見を聞ける場でもあります。より知識を広げるための時間にしていきたいと思います)
・セルロースナノファイバー(CNF)とは何か
・どんないいことがあるの?
・CNF開発の動向
1 CNFの基本的な知識
1.1 CNFの定義と用語
1.2 CNFの特徴、特性
1.3 CNF材料の違いによる特徴
1.4 木材由来CNFの製造方法
1.4.1 機械的解繊
1.4.2 セルロースへの官能基導入による方法
1.4.3 前処理による方法
1.5 海外での様子
2 CNFの用途
2.1 紙・包装・塗料分野
2.2 食料品・化粧品分野
2.3 電気・電子分野
2.4 医療分野
2.5 樹脂との混合製品分野
2.6 新素材について考える(新素材って何ですか?)
3 CNFの原料であるパルプの知識
3.1 紙のできるまで
3.2 叩解
3.3 叩解程度の測定
3.4 紙とセルロースナノファイバーフィルムの違いは何か
4 樹脂との混合
4.1 樹脂との混合メリット
4.2 CNFと疎水性樹脂との混合の難しさ
4.3 CNFを疎水性樹脂に分散させる考え方と実際の方法
4.4 課題と解決方法の考え方
5 CNFの安全性
6 CNFの評価と測定
6.1 セルロースの結晶性
6.2 セルロースの長さ、幅
6.3 セルロースの官能基および添加剤
7 CNF / 樹脂コンパウンドの評価と測定
7.1 配合比率評価
7.2 力学評価
7.3 粘弾性評価
7.4 熱特性評価
7.5 分散性評価
8 セルロースナノファイバーの課題と可能性
9 ブレイク(意見交換)
講師が35年前に製紙会社のパルプで考えたこと、産官学連携の中で感じたこと、デザインとの融合で考えてみれば変わることなど、講師からの私見をお話します。
できれば、皆様のご意見をお聞かせ下さい。
直接CNFに関係しなくても、どんなことでも結構です。
10 まとめ
未定
未定
未定
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
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