セラミックス焼結体の微構造分析と焼結プロセスの予測【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/8/25(金)10:30~16:30 |
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担当講師 | 原 祥太郎 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★所望の特性を持つ焼結体の得るための焼結プロセスの制御に向けて!
微構造レベルでの挙動や変形・破壊につながる要因を解説
セラミックス焼結体の微構造分析と焼結プロセスの予測
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
固相焼結プロセスは、燃料電池やセラミックコンデンサなどの特性を決定づける重要な製造プロセスですが、所望の特性を得るためには、焼結体の変形速度や微構造レベルの挙動を正しく理解しておく必要があります。特に、積層レイヤ―を一体で焼結するプロセスでは、より一層高度な焼結コントロール技術が求められ、焼結条件によっては、焼結体の変形や破壊といったデバイスの信頼性を大きく低下させる課題に直面します。
現状ではこうした焼結プロセス設計に対し、試行錯誤的なアプローチが主体となっています。そこで本セミナーでは、焼結プロセスを高度に制御するための技術である、焼結体の微構造分析技術、計算機シミュレーションによる焼結予測技術、一体焼結プロセスの変形理論などについて概説します。また、固体酸化物形燃料電池の電極製造設計に応用した取り組み例,焼結微構造の機械的特性を予測する様々な数値シミュレーション技術等の発展的なトピックについても紹介します。
習得できる知識
- セラミックス固相焼結の微構造変化に関する基礎知識
- セラミックス焼結体の微構造を定量分析する技術
- 計算機シミュレーションによる焼結予測技術(基礎と応用)
- 積層セラミックス一体焼結時の変形に関する基礎理論と計測技術
担当講師
千葉工業大学 工学部 機械工学科 准教授 原 祥太郎 氏
セミナープログラム(予定)
1.焼結プロセスの基礎
1.1 固相焼結の駆動力
1.2 焼結中のマクロスケールな変形
1.3 焼結中のメゾスケールな微構造変化
1.4 焼結中のミクロスケールな拡散
1.5 固相焼結制御の課題
2.焼結体の微構造評価技術
2.1 焼結体製造方法
2.2 走査型電子顕微鏡による二次元微構造評価
2.3 集束イオンビーム-走査型電子顕微鏡複合装置による三次元微構造評価
2.4 構造パラメータの定義と算出方法
3.焼結中の微構造変化の予測技術
3.1 微構造予測シミュレーション技術(モンテカルロ法)概要
3.2 微構造予測シミュレーション基礎アルゴリズム
3.3 妥当性検証
3.4 予測例
3.5 適用範囲と課題
4.一体焼結プロセスの評価技術
4.1 自由焼結/拘束焼結/一体焼結
4.2 自由焼結体の収縮変形のその場観察
4.3 一体焼結体のそり変形のその場観察
4.4 焼結の力学モデル基礎
4.5 焼結の力学パラメータの導出方法
4.6 一体焼結の有限要素法シミュレーションによる予測例
4.7 三次元微細構造の特徴
5.最近のトピック
5.1 固体酸化物形燃料電池材料の電極設計への適用例
5.2 発展的なシミュレーション技術の紹介
5.3 発展的な焼結体の特性予測技術の紹介
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/8/25(金)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。