化学分析担当者が知っておくべき分析データの取り扱い基礎講座
【LIVE配信】2024/5/22(水) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】5/24~6/4(何度でも受講可能)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2024/1/31(水) 13:00-16:30 |
---|---|
担当講師 | 家木 克典 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 41,800円(税込) |
★最新のICHガイドラインに準拠した生体試料中薬物濃度分析法バリデーションについて、
未経験でもわかるように解説します。
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
2022年5月、ICH M10ガイドライン(BIOANALYTICAL METHOD VALIDATION AND STUDY SAMPLE ANALYSIS)が、ステップ4に到達しました。欧米では既にステップ5に到達しており、日本国内においても2023年度の早い段階でステップ5に達し、当局より本ガイドラインが通知される予定となっています。今後、ICH M10に従って生体試料中薬物濃度分析(バイオアナリシス)、ならびに分析法バリデーションを実施することになり、各社SOPをはじめとする手順書や報告書を更新した上で、バイオアナリシス業務(管理業務を含む)への実装を進めていかなければなりません。
そこで当セミナーでは、当局への承認申請を踏まえて、ICH M10ガイドラインの理解の深化に主眼おき、分析法バリデーションと実試料濃度分析実施における留意点を解説します。また、ICH M10ガイドラインでは対象外になっているバイオバーカー分析法のバリデーションについても触れたいと考えています。これからバイオアナリシス業務に携わる方や、業務をはじめたばかりの方、さらに本業務の理解を深めたい方にご参加頂きたいセミナーとなっています。
◆受講後、習得できること
下記の知識を取得することができます。
(株)新日本科学 薬物代謝分析センター 副センター長 家木 克典 先生
■主経歴等
2004年に薬物代謝分析センターに配属され、これまで試験責任者として薬物動態試験をはじめTK/PK分析試験業務を主として担当し、適合性書面調査やGLP適合性調査に対応してきました。現在は、部門責任者として試験責任者を統括し、当該業務のマネージメントを主業務としています。
■専門および得意な分野・研究
薬物動態、生体試料中薬物濃度分析(特にLC-MS/MS法)
■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
学会等発表およびセミナー(薬物濃度分析業務に限る)
・薬学会、薬物動態学会、JBFシンポジウム等にてポスター並びに口頭発表
・本テーマについては、計6回セミナーにて公演を実施
■関連書籍
薬物(ヒト)代謝物の構造解析・同定と承認申請/照会事項対応
非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
*一部、内容・順番変更の場合あり。
1.生体試料中薬物濃度分析・測定法のバリデーションとは何か
1.1 定義
1.2 基本項目
1.3 実施方法
1.4 結果判定基準
2.ICH-M10ガイドラインとそのポイント
3.分析法バリデーションの実施ポイントと初心者がよく起こしがちな問題点
3.1 フルバリデーション
・選択性
・特異性
・検量線
・真度及び精度
・マトリックス効果
・キャリーオーバー
・希釈の妥当性(希釈直線性)
・安定性
・再注入再現性
3.2 パーシャルバリデーション
3.3 クロスバリデーション
4.実試料分析と判定基準
4.1 検量線分析単位と判定基準
4.2 検量線範囲
4.3 再分析と再注入
4.4 ISR
4.5 クロマトグラムの波形処理
5.文書・記録~報告書作成と記録保存のポイント~
5.1 文書化の項目
5.2 報告書作成(バリデーションレポートと実試料分析報告書)
6.バイオマーカー分析
6.1 バリデーションで考慮すべき点
6.2 実試料分析で考慮すべき点
7.FAQ
2024年1月31日(水) 13:00-16:30
Zoomによるオンラインセミナー
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。