シランカップリング剤の基礎と応用《効果的使用法・反応機構・処理効果・反応及び表面解析法・具体的応用例》【提携セミナー】

シランカップリング剤_効果的使用法

シランカップリング剤の基礎と応用《効果的使用法・反応機構・処理効果・反応及び表面解析法・具体的応用例》【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/5/29(月) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
担当講師

山田 保治 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室

定員 -
受講費 47,300円
シランカップリング剤セミナーの決定版です!

 

シランカップリング剤の基礎と応用

 

《効果的使用法・反応機構・処理効果・反応及び表面解析法・具体的応用例》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

シランカップリング剤は応用範囲の広い汎用的な薬品として近年飛躍的に用途が拡大し、多種多様な分野で使用されるようになっています。従来の界面制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などの用途に加え、有機‐無機ナノ複合(ハイブリッド)材料の複合化に不可欠な薬品として重要な役割を果たしています。既に塗料やコーティング剤などの新規機能材料として実用化されています。本セミナーではシランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎と応用についてわかりやすく説明します。

 

◆ 本セミナーに参加して修得できること

  • シランカップリング剤の種類、選択基準、効果的使用法
  • シランカップリング剤の作用機構
  • ナノ粒子の調製と粒径制御法
  • シランカップリング剤による固体表面修飾反応
  • シランカップリング剤の表面処理効果、表面分析/解析法
  • 有機-無機複合材料への応用 などが習得できます。

 

◆ 受講対象

企業でカップリング剤処理、表面処理を行う技術者、コンパウンド、複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)の新規な材料開発を行う研究者、技術者の方などこの分野に興味のある方は大いに歓迎です。

 

担当講師

FAMテクノリサーチ 代表 博士(工学) 山田 保治 氏

 

セミナープログラム(予定)

Ⅰ.基礎編

 

1. シランカップリング剤の概要
1.1 シランカップリング剤とは
1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
1.3 シランカップリング剤の機能
1.4 その他のカップリング剤(ジルコニウム、チタネート系カップリング剤)
1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

 

2. シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御
2.1 シランカップリング剤の反応
2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
2.3 加水分解・縮合反応の制御
(a) シランカップリング剤の反応性(反応速度)
(b) 加水分解性基の影響
(c) 有機残基の影響
(d) pHの影響
2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
(a) pHの影響
(b) 溶液濃度及び反応温度の影響
(c) 無機材料の影響
(d) 界面構造の影響
2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用

 

3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
3.2 シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?

 

4.シランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
4.1 シリカの種類と構造
4.2 シリカの表面構造と反応性
4.3 シルセスキオキサン粒子の調製
4.4 ラダー型ポリシルセオキサンの調製
4.5 なぜ界面の制御が必要か?
4.6 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
4.6.1 表面処理法(a)固相法、(b)溶液法、(c)気相法
4.6.2 シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例
(a)ナノ粒子
(b)ガラス板
(c)シリコンウェハー
(d)ステンレススチール

 

5.表面キャラクタリゼーション ―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
5.2 表面状態の解析・評価方法
(a)構造分析(FT-IR、NMR など)
(b)熱分析(DSC,TG-DTA など)
(c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

 

Ⅱ.応用編

 

6.シランカップリング剤の応用
6.1 樹脂、エラストマーの架橋
6.2 複合材料(有機-無機ハイブリッド)への応用
6.2.1 有機-無機ハイブリッドの材料設計
6.2.2 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
(a)溶液混合法/溶融混練法
(b) 層間挿入法(層剥離法)
(c) ゾルーゲル法
(d) 微粒子分散法(In-situ重合法)
(e) 表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
6.2.3 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
(a)汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
(b) 耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
6.2.4 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
6.3 塗料・コーティング剤への応用
6.4 高機能材料への応用

 

Ⅲ.参考図書

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年5月29日(月) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室

 

受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

※新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。

 

お申し込み方法

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