「成果が出る順に直せる」現場リーダーになる実践トレーニング【出張研修】
| 開催日時 | - |
|---|---|
| 担当講師 | |
| 開催場所 | 法人向けの出張研修(訪問またはオンライン対応) |
| 定員 | - |
| 受講費 | お問い合わせ下さい |
なぜ改善しても現場は変わらないのか
〜TPSとTOC「思想」で見方を変える〜
「問題を動かせる人」になる
製造業の課題形成・問題解決実践講座
講座概要
「5Sをやってもすぐ元に戻る」「一生懸命改善したのに、なぜか全体は楽にならなかった」「ボトルネックを直したら別の場所が詰まった」——こうした声は、製造現場のリーダー・班長クラスの方が最も肌身で感じている問題です。これらの多くは、手法の問題ではなく、「どこを先に見るか」「何のために止めるのか」という思想が共有されていないことに起因しています。
本講座は、トヨタ生産方式(TPS)と制約理論(TOC)という2つの思想を「班長・リーダーとして現場をどう見るか」という視点で読み解きます。TPSが大切にする「流れを作る・問題を表に出す・人が考えられる構造をつくる」思想と、TOCが示す「全体を縛っている一点を見つけ、そこに集中する」思想は、対立するものではなく、役割が違うだけです。この2つを頭の中に「眼鏡」として持つことで、「自分は今、何を見ているのか」「どこを先に直すべきか」の判断軸が身につきます。
本講座は、製造現場のリーダー・班長クラスの方が主な対象です。「自分のラインをどう動かすか」という実務の視点を軸に、TPSとTOCの思想を解説します。難しい理論の前に「現場でよくある困りごと」を起点に話を進めるため、理屈より先に「あ、これうちの現場のことだ」という共感から学びが始まります。
【本講座の特徴】
本講座では、開催前に受講企業の業種・製品・生産方式・現場の困りごとなどを事前ヒアリングシートにてお伺いします。その情報をもとに、講義中の具体例・ケーススタディ・ディスカッション題材を貴社の現場に近い内容にカスタマイズしてお届けします。「自社の工場の話をされているようだった」という声をいただくほど実感が持てる構成が、一般的な集合型研修との大きな違いです。ヒアリング内容はすべて守秘義務のもとで取り扱います。
セミナープログラム(予定)
1.なぜ改善は定着しないのか 〜現場改善の「思想」を持つことの意味〜
1.1 5Sをやっても元に戻る、改善したのに楽にならない——現場リーダーが感じる「違和感」の正体
1.2 「やり方」より先に持つべき「ものの見方・眼鏡」とは何か
1.3 局所の改善が全体を楽にしない理由——制約ではないところを頑張っても変わらない
1.4 TPSとTOCはなぜ生まれたのか——それぞれが「何を解こうとした思想」か
1.5 TPSとTOCは対立しない——役割が違うだけ
2.TPSが本当に言いたかったこと 〜流す思想と止める思想のセット〜
2.1 TPSの出発点——「効率を上げる仕組み」ではなく「事業を回し続けるための思想」
2.2 「流れを作る」とはどういうことか——在庫が問題を隠す、流れが問題を表に出す
2.3 自働化=止める思想——「止めてはいけない」という空気が現場を壊す
2.4 7つのムダの見方——見えやすいムダと見えにくいムダ
2.5 「止められない構想」が生む問題——構想の問題が現場の問題に見える理由
2.6 【事例】止めるべきときに止めなかったラインで起きたこと
3.TOCが教えてくれること 〜「どこを先に直すか」の判断軸〜
3.1 TOCとは何か——全体の成果は必ず「一点」で決まる
3.2 鎖のたとえ——強い輪をさらに強くしても、弱い輪がある限り全体は変わらない
3.3 「改善しても報われなかった」のはなぜか——見る場所を間違えていただけ
3.4 制約に集中する——「今は触らない」と割り切ることの重要性
3.5 TPSとTOCは「在庫」の見方がまったく違う——ムダか戦略か
3.6 【演習】自分のラインで「一番触れば全体が楽になる一点」はどこか
4.TPSとTOCを現場でどう使い分けるか 〜「眼鏡」の選び方〜
4.1 TPSは「広く見る眼鏡」、TOCは「一点を見る眼鏡」——どちらが正しいかではなく今どちらをかけるか
4.2 順番を間違えると失敗する——正しいことを間違った順番でやると現場は苦しくなる
4.3 「止められる構想か?」「問題は見えているか?」「今どこに集中すべきか?」の3問
4.4 「止まれない理由は現場にあるのか、構造にあるのか」——現場を責める前に問い直すこと
4.5 【ディスカッション】自社現場の「これはTPSの話か・TOCの話か」を仕分けてみよう
4.6 明日から持ち帰る「問い」——今自分はどの眼鏡で見ているか
質疑応答
主な受講対象者
- 製造現場のリーダー・班長・職長クラスの方(工程管理・作業指示・小集団改善活動を担う方)
- 「5Sや改善提案はやっているのに、なかなか現場が変わらない」と感じているリーダー
- TPSやムダ取りの研修を受けたことはあるが、現場への落とし込み方に悩んでいる方
- 部下やメンバーに改善の考え方を伝えたいが、うまく言語化できていないリーダー
期待される効果
- TPSとTOCを「手法」ではなく「思想・眼鏡」として理解し、現場判断に使えるようになる
- 「流れを作る(TPS)」「止める(自働化)」「一点に集中する(TOC)」の3つの思想を使い分けられるようになる
- 「なぜ改善しても全体が楽にならなかったのか」の構造的な原因を自分の言葉で説明できるようになる
- 止まれない理由が「現場の問題」ではなく「構造の問題」であることを理解し、構想レベルで問い直せるようになる
- メンバーへの指示・改善提案・日常会話の中で「どの眼鏡で見ているか」を意識した判断ができるようになる
公開セミナーの次回開催予定
- なし(出張研修専用の講座です)
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