次世代ディスプレイ・デバイスの市場・技術最新動向【提携セミナー】
開催日時 | 2023/9/8(金) 10:30~16:30 |
---|---|
担当講師 | 小野 記久雄 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
☆毎年分かりやすいと大好評のセミナーです!
次世代ディスプレイ・デバイスの市場・
技術最新動向
《TV用OLED、スマホ用OLEDの構造、画質の技術解析》
《AR・VR機器光学系の進化・シリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)に関する市場・技術動向》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
1月開催の国際展示会「CES2023」を見ると、OLEDを使用したTV用ディスプレイ機器のピーク輝度が飛躍的に向上した。性能向上の中心は韓国Samsung Display(SDC)が昨年製品化した量子ドットOLED(QD-OLED)を超効率材料による第2世代技術と、マイクロレンズアレイ(MLA)を搭載したLG Display(LGD)の白色OLED(WOLED)の第3世代技術による。ピーク輝度は両技術の競い合いで2000nitsに到達した。これらOLED輝度が向上した背景には、タブレット、ノートパソコン、そしてテレビ用途に採用されている新技術「ミニLEDバックライト(Mini-LED BL)」、「マイクロLEDディスプレイ(μLED)」技術への対抗の意味がある。
一方、スマホ用OLEDディスプレイでは昨年発売のiPhone 14 Pro Maxがセンサー感知で2000nitsの高輝度化、フォルダブルスマホGalaxy Z Fold4はCOE(Color filter On Encapsulation)のECO OLED Plus技術採用でその効率を改善している。さらに、メタバース時代到来対応のAR・VR機器ではシリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)の投資・開発熱が上っている。
本セミナーでは、まず、CES 2023展示されたTV用OLED(QD-OLED、WOLED)、iPhone 14 Pro MaxやGalaxy Z Fold4に搭載されたスマホ用OLED、に関する構造や画質を技術解析する。さらに、AR・VR機器の光学系の進化から、搭載されるシリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)に関する市場・技術動向含めての解説を行う。
◆習得できる知識
- 最新のフラットパネルディスプレイの技術、市場動向を習得できる
- スマートフォン、TV、AR・VRの映像機器とディスプレイの技術関連性が理解できる
- 最新のフラットパネルディスプレイの性能比較が理解できる
- 最新フラットパネル、OLEDの材料の重要点を理解できる
- OLEDoS、LEDoS新技術の最新学会、特許情報を理解できる
- ディスプレイパネルメーカの技術やその動向を理解できる
◆受講対象
- ディスプレイパネル、材料、製造装置に関連のある技術者や営業・開発企画の担当者
◆必要な前提知識
- ディスプレイとしてLCD、OLED、マイクロLEDなどの用語に違和感の無い程度の知識のある方
◆キーワード
次世代ディスプレイ,LCD,OLED,マイクロLED,セミナー,講演,研修
担当講師
(株)サークルクロスコーポレーション
フェローアナリスト(Fellow Analyst)工学修士
小野 記久雄 氏
【ご専門】フラットパネルディスプレイ
セミナープログラム(予定)
1.ディスプレイ・デバイスの構造と動作原理
1-1. LCD、OLEDの構造と動作原理(LCD、RGB-OLED、大型WOLED)
1-2. フォトルミ(PL)QD、QD-OLED、QD-ELの構造と動作原理
1-3. マイクロLEDディスプレイの構造と動作原理
2.CES2023に於けるディスプレイ搭載機器とディスプレイ・デバイスの戦国絵巻
2-1. Mini-LED LCD、マイクロLED搭載機器(TV、モニター、ノート)トピックス
2-2. OLEDディスプレイ搭載機器(TV、モニター、ノート)トピックス
2-3. フレキシブルOLEDパネル、AR・VR機器トピックス
2-4. ディスプレイ・デバイスの市場予測と戦国絵巻、進化の製品ライフサイクル
3. CES2023の技術解説
3-1. 三星ディスプレイのQD-OLED第2世代技術
3-2. LGディスプレイのWOLED第3世代技術
3-3. QD-OLED、WOLED採用TVセットのSide by Side光学特性技術
3-4. 三星ディスプレイのHybrid(Fold+Slide)フレキシブルOLED技術
4. フォルダブルGalaxy Z Fold4技術のOLED技術の解析
4-1. Galaxy Z Fold4仕様、基本性能のまとめ
4-2. 2021モデルFold3モデルのDisplayモジュール構造とFRP採用状況
4-3. 2022年Fold4 Displayモジュール分解状況の解析と断面構造推定
4-4. 比較:デジタイザーの無い最新Galaxy Z Flip4のDisplayモジュール構造
4-5. Z Fold4搭載UDC(画面下カメラ)技術の解析
4-6. Z Fold4搭載Eco2 OLED Plus技術
4-7. Z Fold4搭載Eco2 OLED Plus外光反射特性とその解析
5. スマホ最高輝度到達iPhone 14 Pro MaxのOLED技術解析
5-1. 製品仕様、OLED画素点灯写真
5-2. Display関連新技術、Dynamic Island、Always-On Display
5-3. 2,000nits越えピーク輝度を含むDisplay光学特性
5-4. OLEDパネルの発光消費電力(=効率)の調査と解析
6. AR・VR機器への画像表示光学系、VR・AR機器光学系とその進化
6-1. AR・VR機器の画像表示光学系の違い
6-2. VR機器光学系とその進化
6-3. AR機器光学系とその進化
6-4. AR・VR機器用ディスプレイの市場動向
6-5. OLEDoSディスプレイ技術
6-6. LEDoSディスプレイ技術
7.まとめ:2023年のディスプレイ輝度と進化の製品サイクル
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年09月08日(金) 10:30~16:30
開催場所
【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
- 1名49,500円(税込)に割引になります。
- 2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。
※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
備考
- 資料付(PDFデータでの配布)※紙媒体での配布はございません。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。