マイクロバブル・ナノバブルの基礎と応用【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/3/27(月) 10:00-17:00 |
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担当講師 | 芹澤 昭示 氏 江口 俊彦 氏 |
開催場所 | 【会場受講】[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階C会議室 |
定員 | - |
受講費 | 【オンライン受講 又は会場受講(見逃し視聴なし)】:47,300円 【オンライン受講 又は会場受講(見逃し視聴あり)】:52,800円 |
・マイクロバブル、ナノバブルの“網羅的解説”!
・各装置の特徴比較・最適な運転条件・広がる応用事例!
マイクロバブル・ナノバブルの基礎と応用
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆ 講師より
本セミナーでは、まず、マイクロ/ナノバブルの持つ個々の特性や微細気泡全体を俯瞰した基礎全般、および微細気泡発生原理を紹介、解説し、次いで、各種マイクロ/ナノバブル生成装置の構造、特徴、性能評価、利用における留意点について述べます。続いて、実際のマイクロ/ナノバブル生成装置を用いたデモンストレーションを行い、その模様を「Zoom」を通してご覧頂きます。その後、マイクロ/ナノバブル挙動に係わる幾つかのパラメータの測定原理や長所・短所を紹介します。最後に、様々な分野で展開されているマイクロ/ナノバブル技術の応用展開についても、その一般的な動向や個別事例を多数の動画を交えて紹介・解説します。
特にマイクロ/ナノバブルの成り立ちやその挙動については誤った情報、誤解を招きかねない情報や説明が氾濫している現状を踏まえ、「それって本当?」という形で幾つかのトピックスを取り上げ、微細気泡についての正しい知見を持って頂けるよう多くの根拠を示しながら丁寧に説明を行います。マイクロ/ナノバブル研究・技術との25年を超える係わりの中で身を以って体験したことをベースに丁寧な説明を心掛けると共に、セミナー参加者の皆様が関心をお持ちのそれぞれの課題について検討して頂けるだけの情報を提供したいと考えています。
今回は3年ぶりの会場セミナーとなります(オンライン併用)。個別具体的な質問・相談にも、時間の許す限り応じたいと思います。
◆ 受講対象者は?
- マイクロバブル、ナノバブルの産業利用を検討している方。
- マイクロバブル、ナノバブルについて理解を深めたい方。
*業種・業界や用途は不問です。
◆ 受講して修得できる知見/情報は?
- マイクロバブル、ナノバブルの基本的な性質・諸特性
- 各種マイクロバブル、ナノバブル生成装置の特徴と使用上の留意点
- バブル生成装置の導入のための知識、選定の考え方
- マイクロバブル、ナノバブルの応用実例
- 【デモにより】装置の運用の実際、バブル発生の状況など
▽好評の声、続々!*過去の同講師セミナー受講者より(終了後のアンケートより)
「この分野の基礎知識があまりないので受講をためらいましたが受講して良かったです」(開発企画・調査)
「実際の発生器を見ることで、理解度が上がりました」(プロセス開発)
「講師の方の研究成果の集大成を一日で得られて、大変有益でした」(産業装置設計)
「マイクロバブルの実際、応用を知りたかったので受講しました。わかりやすかったです」(香料の開発)
「商品開発にヒントになればと参加しました。どうもありがとうございました」(営業部長)
「応用例が豊富で良かった」(ポリマー研究)
「様々な説・解釈・議論についても紹介頂き興味深かった。バブルについて幅広く知ることができて良かったです」(新製品・研究開発)
「パラメータの計測方法の解説に特に興味を惹かれた」(研究開発)
「用途の紹介事例が多くて役に立ちました」(化学・研究開発)
担当講師
京都大学 名誉教授 工学博士 芹澤 昭示 氏
*デモンストレーション担当 (株)オーラテック 代表取締役 江口 俊彦 氏
セミナープログラム(予定)
*受講者の興味・関心に応じて各項目の説明時間を調整させて頂きます。一部割愛する可能性もあります。
1.マイクロ/ナノバブルの基礎特性
1-1 マイクロ/ナノバブルとは
1-2 物理的特性
1-2-1 終端速度
1-2-2 対体積表面積
1-2-3 気泡内圧力
1-2-4 帯電作用とゼータ電位
1-2-5 気泡間相互作用力
1-2-6 流動抵抗軽減作用
1-2-7 音響特性(高温・高圧場の形成、衝撃波、音響散乱特性、ソノルミネッセンス)
1-2-8 洗浄作用
1-2-9 バブリングによる流体物性変化
1-3 化学的特性
1-3-1 気体の溶解性と過飽和溶解
1-3-2 表面吸着特性と気泡崩壊、連行浮上効果
1-3-3 気泡圧壊時のラジカル生成
1-3-4 微細気泡と水の分子構造との係わり
1-4 生理学的特性
1-4-1 血管拡張・血流促進効果
1-4-2 除菌・殺菌・冨酸素・酸化機能
1-4-3 発芽・生育促進
1-5 マイクロバブル・ナノバブルの成り立ちを考える
1-5-1 「マイクロバブルは水中を上昇中に消滅する」って本当?
1-5-2 「マイクロバブルは自然放置で完全溶解し、圧壊で『ラジカルを発生する』って本当?」
1-5-3 「微細気泡ほど気液界面積濃度が大きい」って本当?
1-5-4 長寿命ナノバブルと短寿命ナノバブルがあるのは何故?
1-5-5 マイクロバブル・ナノバブルの成り立ち-その正しい理解に向けて
・微細気泡の収縮速度
・溶解と圧壊
・静置状態でのラジカル生成
・長寿命ナノバブルの誕生と消滅
・ナノバブルの安定化モデル
・ナノバブルはどこまで小さくなれる?
・ナノバブルと水のネットワーク構造との係わり
・微細気泡全体の成り立ちを俯瞰した物理モデルの試み
2.マイクロ/ナノバブルの生成機構と生成装置
2-1 マイクロ/ナノバブル生成の基本的なメカニズム
2-2 マイクロ/ナノバブル生成の具体的手法
2-2-1 せん断(エジェクター方式)を利用した生成装置
2-2-2 せん断(旋回流方式)を利用した生成装置
2-2-3 スタティックミキサー
2-2-4 ベンチュリーを利用した生成装置
2-2-5 キャビテーションを利用した生成装置
2-2-6 加圧溶解・急減圧を利用した生成装置
2-2-7 圧壊を利用した生成装置
2-2-8 多孔質膜を用いた生成装置
2-2-9 ナノバブル生成法各種
2-3 マイクロ/ナノバブル生成装置の特徴および正しい使い方と留意点
2-3-1 各種生成装置による気泡発生の様子(動画)と気泡径の目安
2-3-2 各種気泡生成装置例の一般的な特徴および仕様一覧
2-3-3 生成装置の特徴を活かし、効果を発揮させるための留意点
・マイクロ/ナノバブル生成装置のデモンストレーション(オーラテック社)
*会場のプロジェクターにZoomの画面を投影します。水中で発生させた泡をご覧いただきます。
*デモや装置に関するご質問も受け付けます。
3.各種パラメータの計測方法とその特徴
3-1 総論
3-1-1 マイクロ/ナノバブル挙動の主なパラメータ
3-1-2 各種測定法による気泡径測定の目安
31-3 市販の計測器仕様一例
3-1-4 各種測定法の長所と短所
3-2 気泡径・気泡径分布測定法の原理
3-2-1 フロー式画像解析法
3-2-2 液中パーティクルカクンター
3-2-3 コールター法
3-2-4 動的光散乱法
3-2-5 レーザー回折・散乱法
3-2-6 トラッキング法
3-2-7 共振式質量測定法
3-3 測定精度と分解能
3-3-1 測定法による精度と分解能の違い
3-3-2 「ナノバブル径測定結果は信じて良い?」
3-4 ゼータ電位
3-5 フリーラジカル
3-5-1 電子スピン共鳴法
3-5-2 蛍光プローブ法
3-6 ボイド率
3-6-1 秤量法
3-6-2 液面上昇法
3-7 白濁度
3-7-1 濁度計
3-7-2 透明度板法
4.各種分野への応用
4-1 各種分野における一般的利用動向
4-1-1 応用例概要
4-1-2 利用技術例一覧
4-1-3 マイクロ/ナノバブル技術の実用化・開発動向
4-2 個別事例各種
4-2-1地球環境分野における応用事例
4-2-1-1 池水・湖沼の浄化と貧酸素水の改善
4-2-1-2 大深度閉鎖水域の水質浄化
4-2-1-3 油汚染土壌の浄化
4-2-1-4 原発事故による圃場汚染土壌の除染
4-2-1-5 炭酸ガスマイクロバブルによるアルカリ廃液の中和
4-2-1-6 オゾンマイクロバブルによる有害物質分解・除去、脱臭・殺菌など
4-2-2 農業・水産分野における応用事例
4-2-2-1 魚貝類の養殖における病害予防と成長促進
4-2-2-2 窒素ナノバブル海水による魚の鮮度維持
4-2-2-3 魚を眠らせ鮮度を運ぶ
4-2-2-4 牡蠣の養殖におけるマイクロバブルによる洗浄
4-2-2-5 微細気泡を用いた魚の養殖で注意すべき事項
4-2-3 農業・畜産分野における応用事例
4-2-3-1 農業栽培における利用
4-2-3-2 畜産における利用
4-2-4 食品分野における応用事例
4-2-4-1 蒲鉾製造における利用
4-2-4-2 マヨネーズ製造における利用
4-2-4-3 酒造における利用
4-2-5 生活環境分野における応用事例
4-2-5-1 浴室関連における利用
4-2-5-2 洗濯乾燥機における利用
4-2-5-3 トイレ洗浄における利用
4-2-5-4 化粧品・薬品における利用
4-2-6 医療分野における応用事例
4-2-6-1 動脈硬化治療への応用
4-2-6-2 オゾンナノバブルによる細菌の死滅
4-2-6-3 糖尿病による潰瘍の治療
4-2-7工業分野における応用事例
4-2-7-1 電子部品の洗浄
4-2-7-2 金ナノ粒子の粒子径制御
4-2-8 エネルギー分野における応用事例
4-2-8-1 天然ガスハイドレートの製造
4-2-8-2 船舶の流動抵抗軽減と省エネ
4-2-8-3 ディーゼルエンジンの燃料改善
5.まとめ/参考文献
<質疑応答>
<名刺交換会(会場受講者)>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年3月27日(月) 10:00-17:00
開催場所
【会場受講】[東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階C会議室
【オンライン受講】Zoomによるオンラインセミナー
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
★ 見逃し視聴
については、こちらをご参照ください
受講料
【オンライン受講 又は会場受講:見逃し視聴なし】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンライン受講 又は会場受講:見逃し視聴あり】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
配布資料
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
※会場受講の方は当日会場でお渡しいたします
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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★【会場受講/見逃視聴なし】、【会場受講/見逃視聴あり】、【オンライン受講/見逃視聴なし】、【オンライン受講/見逃視聴あり】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。