微細藻類の培養技術と社会実装へ向けた課題【提携セミナー】

微細藻類の培養技術と社会実装へ向けた課題セミナー

微細藻類の培養技術と社会実装へ向けた課題【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

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開催日時 2022/9/12(月)10:30~16:15
担当講師

青木 慎一 氏
川喜田 英孝 氏
林 雅弘 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 藻類産業における市場の状況、用途先は?ビジネス、研究開発の狙い目を探る!
★ コスト面を考慮した微細藻類からの有用成分抽出、分離方法!

 

微細藻類の培養技術と社会実装へ向けた課題

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

・微細藻類研究における動向および課題
・限外濾過膜の連結プロセスによる微細藻類含有タンパク質の精製
・微細藻類の従属栄養培養による脱炭素化 -ユーグレナとラビリンチュラを例に-

 

 

習得できる知識

・微細藻類研究の動向および微細藻類の課題、藻類産業の歴史、微細藻類と陸上植物の比較、微細藻類が注目される理由、IMATの取り組みについて
・微細藻類中の有用成分の抽出、抽出物の分析、限外濾過膜の利用方法、デッドエンドと十字流れ、限外濾過膜内部の流れ、物質のカットオフ、数学モデル
・微細藻類の従属栄養培養のメリットと光合成の限界
・ユーグレナの従属栄養培養法
・ラビリンチュラの従属栄養培養法

 

 

担当講師

【第1部】(一社)日本微細藻類技術協会(IMAT)研究開発部 主任研究員 青木 慎一 氏
【第2部】佐賀大学 理工学部 教授 川喜田 英孝 氏
【第3部】宮崎大学 農学部 海洋生物環境学科 教授 林 雅弘 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

(10:30-12:00)
「微細藻類の培養技術と社会実装へ向けた課題」
(一社)日本微細藻類技術協会 青木 慎一 氏

 

【習得できる知識】
微細藻類研究の動向および微細藻類の課題、藻類産業の歴史、微細藻類と陸上植物の比較、微細藻類が注目される理由、IMATの取り組みについて

 

【講座の趣旨】
世界規模でCO2の排出量削減が求められている中、光合成によってCO2を吸収し、持続可能なバイオマス資源として注目される微細藻類について、理解を深めていただき、世界や国内での取り組みを把握いただきたい。

 

1.なぜ微細藻類なのか
1.1 藻類産業の歴史
1.2 微細藻類と陸上植物の比較
1.3 藻類を利用したCO2リサイクル
1.4 光合成効率、汎用性

 

2.藻類研究の動向と課題
2.1 藻類産業の状況:マーケット調査・報告
2.2 藻類産業の状況:限定的な市場・用途
2.3 藻類産業の現状:産業が多様化・拡大しない現状
2.4 藻類研究の状況:報告されている論文のご紹介
2.5 藻類研究の状況:多様化される手法・条件
2.6 藻類事業に向けて

 

3.IMAT基盤技術研究所について
3.1 IMATのご紹介
3.2 ミッションと役割およびIMATの活動について
3.3 事業推進のために、必要な標準条件の設定
3.4 各培養システムを用いた生産性
3.5 各培養システムによる脂質含量の違い

 

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(13:00-14:30)
「限外濾過膜の連結プロセスによる微細藻類含有タンパク質の精製」
佐賀大学 川喜田 英孝 氏

 

【習得できる知識】
微細藻類中の有用成分の抽出、抽出物の分析、限外濾過膜の利用方法、デッドエンドと十字流れ、限外濾過膜内部の流れ、物質のカットオフ、数学モデル

 

【講座の趣旨】
微細藻類は多種多様な生体分子を含有している。有用成分を分離回収することで微細藻類のコストを含めた応用範囲が広がる。本講演では、微細藻類に含有するフィコビリプロテインを分離するために、限外濾過膜を連結したプロセスを構築し、高効率な分離した実験結果を示す。また、数学モデルを用いて限外濾過膜の連結構造の最適な構造について検証した結果を示す。

 

1.微細藻類の選定、世界で研究されている微細藻類について
2.微細藻類が含有する生体分子について
3.微細藻類からの有用成分の抽出、分離方法
4.微細藻類から有用タンパク質を抽出するために凍結解凍法について
5.硫酸アンモニウムによる生体高分子濃縮方法
6.十字流れを用いた限外濾過膜の使用方法
7.限外濾過膜のタンパク質濃縮の評価方法、流れと物質移動
8.微細藻類含有フィコビリプロテインの濃度や純度の評価方法
9.限外濾過膜の溶液の透過性の評価
10.膜の孔表面のフォウリング
11.常微分方程式を用いて限外濾過膜の評価方法
12.限外濾過膜の連結プロセスの数学モデルの構築
13.膜連結構造の最適な構造の評価方法、分離による生産性の指標
14.タンパク質以外の微細藻類有用成分の分離について
15.他の分離単位操作(吸着、溶媒抽出、遠心分離など)との連結プロセス

 

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(14:45-16:15)
「微細藻類の従属栄養培養による脱炭素化 -ユーグレナとラビリンチュラを例に-」
宮崎大学 林 雅弘 氏

 

【習得できる知識】
・微細藻類の従属栄養培養のメリットと光合成の限界
・ユーグレナの従属栄養培養法
・ラビリンチュラの従属栄養培養法

 

1.微細藻類の独立栄養培養と従属栄養培養

 

2.ユーグレナの従属栄養培養と光合成の限界
2.1 ユーグレナの培養特性
2.2 ユーグレナの従属栄養培養
2.3 ユーグレナの工業的培養法
2.4 ユーグレナの実用化と社会実装

 

3.ラビリンチュラの従属栄養培養
3.1 ラビリンチュラの培養特性
3.2 ラビリンチュラの従属栄養培養
3.3 ラビリンチュラの工業的培養法
3.4 ラビリンチュラの育種
3.5 ラビリンチュラの実用化と社会実装

 

4.従属栄養培養を活用した微細藻類の社会実装

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/9/12(月)10:30~16:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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