FMCW光センシング技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 飯山 宏一 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
●FMCW方式による光センシング技術の原理とシステム構成例を解説し,
3次元物体形状計測やFMCW LiDARへの応用例について説明します。
FMCW光センシング技術
≪3次元物体計測、LiDARへの応用≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
光を用いた計測技術は,高感度,非接触・非侵襲,耐電磁無誘導などの特徴から,様々な光計測技術が開発されています。特に,レーザ光を用いた距離計測技術は,土木測量,車載LiDAR,医療診断機器などに広く利用されています。また,小惑星探査機「はやぶさ2」にもLiDARが搭載され,小惑星との距離計測に利用されました。
レーザ距離計測技術には光パルスの往復の伝搬時間から距離を測定するToF法が広く用いられていますが,光周波数が時間的に線形に掃引されたレーザ光を用いたFMCW法が最近注目を浴びてきており,光イメージングや車載用LiDARに向けた研究開発が行われています。本セミナーでは,FMCW方式による光センシング技術の原理とシステム構成例を解説し,3次元物体形状計測やFMCW LiDARへの応用例について説明します。
◆受講後、習得できること
- 様々な光距離計測技術の計測原理
- 光距離計測技術の応用例
◆受講対象者
- 測量技術の研究者,開発者,利用者の方
- 車載用LiDARの研究者,開発者の方
- 工作機械業界や機械加工業界の研究者,開発者の方
- 機械加工や部品組み立てでの検査業務に携わる方
- 光を使った精密形状計測やイメージングに関心のある方
◆必要な予備知識など
周波数スペクトルの概念を理解していると理解しやすいです。
◆講演中のキーワード
FMCW,光干渉計測,光センシング,レーザ測距装置,3D形状計測,LiDAR
担当講師
国立大学法人金沢大学
理工研究域フロンティア工学系
教授 飯山 宏一 先生
■ご略歴:
1985年3月 金沢大学工学部電子工学科卒業
1987年3月 金沢大学大学院工学研究科電子工学専攻修了
1987年4月 横河・ヒューレット・パッカード株式会社
1988年4月 金沢大学工学部 助手
2001年6月 ハインリッヒ・ヘルツ通信技術研究所(ドイツ・ベルリン)客員研究員(2002年2月まで)
2009年4月 金沢大学理工研究域 教授 (現在に至る)
■ご専門および得意な分野・研究:
光エレクトロニクス,光計測,光ファイバセンサ,光通信
■本テーマ関連学協会でのご活動:
電子情報通信学会,応用物理学会,レーザー学会,IEEE
セミナープログラム(予定)
1. FMCW光センシング技術の原理
1-1) 光距離センシングの種類
1-2) FMCW光センシングの基本原理
2. FMCW光センシング技術の高精度化
2-1) 光周波数掃引の非線形性の影響
2-2) k-サンプリング法
2-3) リサンプリング法
2-4) 光周波数掃引の線形化
3. 3次元形状計測への応用
3-1) システム構成
3-2) レーザ光源の選択
3-3) 距離測定精度
3-4) 形状計測例
a) 金属加工物体の形状計測
b) 非金属物体の形状計測
3- 5) 測定の高速化
a) レーザ光のスキャン方式
b) 変調三角波の非対称化による高速化と高い測定精度の両立
c) 測定点の空間配分の変更による高速化と高い測定精度の両立
4. LiDARへの応用
4-1) システム構成
4-2) 測定距離と距離測定精度の関係
4-3) 光源のコヒーレンス長と距離測定精度との関係
4-4) 計測例
a) 建物の計測
b) ヒトの計測
4-5) 今後の展開
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
会場での講義は行いません。
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。