伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 (R&D)【提携セミナー】

プラスチック加工・成形 生産/製造/加工技術 研究・開発 生産技術・品質保証 専門技術・ノウハウ
伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 (R&D)【提携セミナー】
開催日時 | 2025/2/27(木) 13:00~17:00 |
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担当講師 | 松本 紘宜 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円) |
伸長流動による混練とは何か?基本・概念を理解し,
コンパウンド技術のレベルアップを一緒に目指しませんか?
伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
熱可塑性樹脂の機械的特性の改善や機能性の付与を目的に、機能性繊維・フィラーを複合化の検討や、種々のポリマーのブレンドを検討する上で、溶融混練技術は必要不可欠な技術である。生産性を確保する上で、連続式噛み合い式二軸押出機が用いられるが、混練中の流動場はせん断流動が支配的となり、場合によってはフィラーの破壊やポリマーの熱劣化等を引き起こし、目的とする特性が得られないことがある。特に、近年ではナノフィラーの均一分散化やナノアロイ化を可能とするコンパウンド技術の開発が望まれており、従来のせん断流動による混練とは異なる伸長流動による混練技術に注目が集まっている。本講演では、二軸押出や混練の基礎、従来の混練技術の解説から、変形やレオロジー的な観点からの伸長流動の基礎及びメカニズムや、講演者がこれまで取り組んできた伸長流動を用いた混練技術について解説・紹介を行う。
◆習得できる知識
二軸押出による混練の概念を習得できる
二軸押出のセグメント配置や操作条件等を決めることが出来る
伸長(変形)流動とは何かを簡単に説明できるようになる
◆受講対象
二軸押出機を触り始めた技術者(二軸押出機の概要等を把握している方)、二軸押出の理論について学習したい人(中堅レベル)、伸長流動について簡単に学習したい方,二軸押出に関する新規技術のシーズを求めている研究者等
◆キーワード
伸長流,伸長レオロジー,混練,二軸押出,ナノコンポジット,オンライン,WEBセミナー
担当講師
九州工業大学 大学院 工学研究院 准教授 博士 (工学) 松本 紘宜 氏
【専門】
複合材料,プラスチック成形加工,高分子レオロジー
【略歴】
2013年3月 同志社大学 理工学部 機械システム工学科卒業
2015年3月 同志社大学 大学院 理工学研究科 機械工学専攻〔博士課程 (前期課程) 〕修了 [修士 (工学) ]
「二軸押出機を用いたナノコンポジットの分散混合に関する研究」
2016年6月〜2016年8月 アーヘン工科大学 プラスチックプロセス研究所 (IKV) 留学
2018年3月 同志社大学 大学院 理工学研究科 機械工学専攻〔博士課程 (後期課程) 〕修了[ 博士 (工学) ]
「二軸押出機を用いたナノコンポジットの分散混合に関する研究」
2018年4月〜2019年3月 同志社大学 研究開発推進機構 特別研究員PD
2018年4月〜2018年7月ミラノ工科大学 化学・材料・化学工学部 (2018年7月まで) 研究員
2019年4月〜2022年3月 神奈川大学 工学部 機械工学科 特別助教
2019年4月〜 同志社大学 先端複合材料研究センター 嘱託研究員
2022年4月〜2024年3月 福岡大学 工学部 機械工学科 助教
2022年10月〜 神奈川大学 工学研究所 客員研究員
2024年4月 九州工業大学 大学院 工学研究院 准教授
セミナープログラム(予定)
1.混練機・押出機の基礎
1.1 混練機・押出機の仕組み・構造
1.2 混練における分散のメカニズム
1.3 スクリュエレメントの形状とその役割
2. ナノフィラーの分散技術の基礎と分散方法
2.1 溶融混練法におけるナノ粒子の分散メカニズム(ruptureとerosion)
2.2 比エネルギとナノ粒子の分散の関係
2.3 ナノフィラーの分散評価方法
2.4 二軸押出機を用いたナノフィラーの特殊混練方法の紹介
3.せん断・伸長レオロジーの基礎
3.1 せん断・伸長変形の様式
3.2 伸長変形におけるひずみ速度・ヘンキーひずみ・粘度
3.3 伸長粘度の測定法およびその特徴
4.伸長流動を用いた混練技術
3.1 混練機・押出機内における伸長流動場
3.2 ポリマーブレンドおよびフィラー分散系における伸長流動のメリット
3.3 伸長流動場を用いた溶融混練技術・エレメントの紹介(既往の研究例)
5.一軸伸長変形下におけるカーボンナノチューブの分散
5.1 急縮小流れにおける入口圧力損失と伸長応力の関係
5.2 オリフィスダイの穴径・流量と圧力損失・分散状態の関係
5.3 キャピラリーのL/Dがナノフィラーの分散状態に与える影響
5.4 多貫通孔を有するダイの形状因子と分散状態の関係
6.急縮小流れを用いた二軸押出用セグメント用XBDの開発(特許技術)
6.1 多貫通孔セグメントを二軸押出機に適応する場合の課題点
6.2 XBDの構造と流動特性
6.3 XBDの利用によるCNTの分散状態とコンポジットの特性
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2025年2月27日(木) 13:00~17:00
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
★3名以上同時申込は1名につき24,750円(税込)です。
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