拡散接合の基礎・最新技術動向と接合部評価の実際 (情報機構)【提携セミナー】

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拡散接合の基礎・最新技術動向と接合部評価の実際 (情報機構)【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/6/16(金)10:30-16:30
担当講師

大橋 修 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円

●実用化に際しての重要な接合部の評価法について、接合前、接合中での評価のポイントと

接合後の機械的、金属学的、非破壊的(超音波、X線)等の適用例の現状について、

動画を交えて解説します。また、個別的な質問にも対応します。

 

拡散接合の基礎・最新技術動向と接合部評価の実際

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

ハイテク製品の組み立てには、微細接合、精密接合が必須であり、この接合法として材料を溶融することなく接合する固相接合が重要となります。最近、フォットエッチングした金属箔の積層接合法、パワーデバイス基板の接合法としても、拡散接合法は注目されています。

 

ここでは、固相接合における拡散接合の位置づけの紹介に始まり、拡散接合の接合機構、接合改善策、本接合技術の現状とその応用例、接合のポイント等を説明します。また、実用化に際しての重要な接合部の評価法について、接合前、接合中での評価のポイントと接合後の機械的、金属学的、非破壊的(超音波、X線)等の適用例の現状について、動画を交えて解説します。また、個別的な質問にも対応します。

 

本セミナーで習得できること

接合加工、特に拡散接合の具体的手順
接合加工、特に拡散接合の原理
拡散接合の改善策の現状
拡散接合の機械的・金属学的評価法
拡散接合部の非破壊的評価の現状

 

受講対象者

○異種金属や金属とセラミクスの接合で、悩んでいる方。
○拡散接合の接合現象を知りたい方。
○接合部の品質をどのように保障するか。
○各種素材を接合による形状変化を少なくしたい。
○各種熱対策部品の製作を計画している方
○上記のテーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

 

必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど

○金属の加工に興味のある方。

 

◆講演中のキーワード

拡散接合、接合機構、接合の改善策、非破壊評価、異種金属の接合、
金属とセラミクスの接合、熱交換器、パワーデバイス

 

担当講師

WELLBOND  代表 大橋 修 先生

 

■ご略歴:
1966年3月~1996年3月  科学技術庁金属材料技術研究所・溶接研究部・研究員
1985 年3月              工学博士/大阪大学(拡散接合に関する基礎的研究)
1990年9月~1990年10月  科学技術庁中期在外研究員(マックスプランク研究所)
1996年4月~2009年3月  新潟大学・自然科学研究科・専任教授
2008年10月~       WELLBOND設立
2009年6月~2012年3月  国立大学豊橋技術科学大学・機械工学専攻・客員教授
2009年4月~2022年3月  東京理科大学・基礎工学部・客員教授

■ご専門および得意な分野・研究:
接合に関わる研究を科学技術庁金属材料技術研究所で30年間、そして新潟大学で13年間。その間、アルミ、ステンなどの各種材料の溶接・接合に関わる多くの知見を習得。退官後、WELLBONDを設立し、伝統工芸における金属加工技術の解析のほか、これまでの知見と経験を元に、各種情報を発信。

■本テーマ関連学協会でのご活動:
○溶接学会:日本における拡散接合の適用例の調査の他、界面接合研究委員会委員長を2期。
○日本金属学会:機関誌「マテリア」に、4回にわたり「拡散接合入門記事」を執筆。

 

セミナープログラム(予定)

1.拡散接合の技術動向
1-1 研究報告の推移
1-2 最近の研究内容

 

2.拡散接合の適用例
2-1 20年前の傾向・適用例
2-2 最近の傾向・適用例

 

3.金属を接合するには
3-1 理想的な接合実験
3-2 加圧力と接合温度の関係

 

4.拡散接合装置について
4-1 市販の拡散接合装置
4-2 拡散接合装置の現状

 

5.拡散接合部の基礎過程
5-1 接合面積の増加過程
5-2 接合表面皮膜の挙動
5-3 接合部の空隙内のガスの挙動
5-4 接合面での結晶方位差の影響

 

6.異種金属の拡散接合
6-1 異種金属の接合の問題点
6-2 異種金属接合の改善策

 

7.金属とセラミックスの接合
7-1 金属とセラミックスの反応
7-2 熱応力緩和のための中間層

 

8. 液相拡散接合
8-1 液相拡散接合過程
8-2 液相拡散接合による補修

 

9.接合の改善策
9-1 接合面の清浄化策
9-2 接合面の密着化策

 

10.熱膨張を利用した加圧接合
10-1 接合時の加圧法の検討
10-2 熱膨張加圧の有利性

 

11. 拡散接合部の機械的・金属学的評価法
11-1 接合後の機械的評価
11-2 接合部の破面評価
11-3 接合部の気密性

 

12. 拡散接合部の非破壊検査
12-1 接合部での超音波の反射量
12-2 超音波の反射量と空隙サイズ
12-3 接合部の超音波探傷の実際
12-4 ガスタービンの非破壊試験の実際
12-5 X線CT法等

 

13. 拡散接合が発展するには。

 

14 技術相談(希望者のみ)

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年6月16日(金) 10:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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