バイオ医薬品(モノクローナル抗体医薬品)製造における細胞培養/クロマトグラフィー/ろ過工程のスケールアップの基本手順及び実践対応
2024/5/20(月) 13:00-16:00
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2023/11/15(水)10:30~15:00 |
---|---|
担当講師 | 眞鍋 史乃 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★ 抗体薬物複合体(ADC)の構造均一化のための合成法、搭載化合物の戦略は?
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
星薬科大学・東北大学 薬学部 教授 眞鍋 史乃 氏
味の素(株) アミノサイエンス事業本部バイオファーマサービス部 マネージャー 今井 浩貴 氏
(10:30~12:30)
1.リンカー設計によるADC機能の向上
星薬科大学・東北大学 眞鍋 史乃 氏
【講座主旨】
ADC 開発において、リンカーは抗体と低分子薬物をつなぐものであるが、その設計によりADCの機能を制御し、効果の最大化をはかることができる。本セミナーでは、ADCの構造均一化と薬物放出機構を中心として、ADC リンカーの設計について解説する。
1.抗体・薬物複合体(Antibody-drug conjugate: ADC) とは
1-1 構造
1-2 歴史的発展のあゆみ
2.均一構造ADC 合成
2-1 均一構造ADC の利点と作製の難しさ
2-2 均一ADC 作製に用いられる化学反応
2-3 Fc 結合ペプチドを用いた均一ADC 作製の例
2-4 糖鎖を用いた均一ADC 作製の例
2-5 酵素による均一ADC 作製の例
3.薬物放出機序の異なるリンカー
4.搭載化合物の戦略
5.構造解析
6.これからのADC
【質疑応答】
(13:30~15:00)
2.ADCの合成法と簡便で高収率な製造プロセス
味の素(株) 今井 浩貴 氏
【講座主旨】
現在までに広く使われているADCの製法は、抗体上のランダムな位置に薬剤をコンジュゲートさせたもの主流だが、弊社では抗体のFc部位に親和性があるペプチドを利用した抗体位置選択的修飾法(AJICAP?)を開発している。AJICAP?は化学的修飾法であるため煩雑な精製や遺伝子改変を必要とせず、抗体に様々な生体直交性官能基を高効率かつ位置選択的に導入することができ、治療濃度域の拡大も実現した。
1.ADCの概要
2.位置選択的修飾法の紹介
3.AJICAP法の紹介
A) コンジュゲーション技術の紹介
B) コンジュゲーション技術応用事例の紹介
C) リンカー技術の紹介
4.まとめ
【質疑応答】
2023/11/15(水)10:30~15:00
Zoomによるオンライン受講
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
資料は事前に紙で郵送いたします。
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。