複合微生物群によるプラスチック原料物質・製造廃水の嫌気性浄化機構と微生物培養・解析技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 黒田 恭平 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・プラスチック関連物質を分解する微生物!
・PET原料製造廃水の効率的処理技術の開発!
複合微生物群によるプラスチック原料物質・
製造廃水の嫌気性浄化機構と
微生物培養・解析技術
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
- プラスチック分解微生物の特徴と浄化機構
- プラスチック分解微生物の培養技術
- 微生物を用いた排水処理技術の概要:一般的従来的情報のまとめ
- 浄化と同時にメタンガスを製造する嫌気性生物学的廃水処理技術:ペットボトル原料製造時における難分解性廃水の処理技術
- 遺伝子情報を用いた微生物の生態や機能解析技術の概要:一般的従来的情報のまとめ
- プラスチック関連物質を分解する微生物の生態・機能解析技術
◆受講対象者
- 廃水処理・浄化技術の管理・改善に取り組んでいる方
- 特にPET等難分解性物質の分解・処理を検討している方
- PET等プラスチック製品の製造に関わる方
- 廃棄物処理業者の方(特にプラスチック等の有機物)
- プラスチック廃棄物問題の解決に向けた研究開発している方
- レスポンシブルケア担当部門の方
- 廃水・廃棄物処理を担う微生物生態系の解析を検討している方
担当講師
産業技術総合研究所 生命工学領域 生物プロセス研究部門
微生物生態工学研究グループ 研究員 博士(工学) 黒田 恭平 先生
2016年4月-2017年3月 国立高等専門学校機構北九州工業高等専門学校 生産デザイン工学科(創造教育推進センター兼任) 特命助教
2017年4月-2020年3月 国立高等専門学校機構都城工業高等専門学校 物質工学科 助教
2018年8月-2020年3月 国立研究開発法人産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 協力研究員
2020年4月- 現在に至る
▼主な研究テーマ
・生物学的廃水/廃棄物処理に関与する微生物群の生態・機能解明
・微生物学的アプローチを用いた農作物の生産性向上とそのメカニズム解明
・嫌気性未知微生物群の培養と機能解明
セミナープログラム(予定)
1.地球環境におけるプラスチック廃棄物の現状と課題
1.1 地球環境に蓄積するプラスチック
1.2 マイクロプラスチックの発生源
1.3 プラスチック汚染が引き起こす世界課題
2.プラスチック原料製造廃水処理の現状と課題
2.1 生物学的廃水処理技術
2.2 ポリエチレンテレフタレート(PET)原料製造廃水処理技術
2.2.1 高純度テレフタル酸(PTA)製造廃水
2.2.2 テレフタル酸ジメチル(DMT)製造廃水
3.プラスチック原料製造廃水の効率的処理技術
3.1 PTA製造廃水とDMT製造廃水の特徴
3.2 廃水処理を担う嫌気性微生物
3.3 リサイクルの進展に伴う新たな廃水処理技術の必要性
3.4 PTA製造廃水とDMT製造廃水の一括処理技術
3.4.1 一括処理のメリット
3.4.2 連続処理実験
3.4.3 マイクロバイオームから見出す一括処理の有効性
3.5 ゲノム解析で見出す嫌気性微生物の新たなポテンシャル
3.5.1 ショットガンメタゲノム解析とは
3.5.2 芳香族化合物の新規分解経路の推定
4.プラスチック関連物質を分解する嫌気性微生物の培養と機能解明
4.1 PET関連物質を分解する微生物
4.2 嫌気性環境に着目する意義
4.3 PET関連物質を分解する嫌気性微生物の特定
4.3.1 嫌気培養技術
4.3.2 ゲノム解析と代謝産物の測定
4.3.3 嫌気性分解経路の特定
5.嫌気性微生物を用いたプラスチック廃棄物/製造廃水の浄化技術の将来展望
5.1 実用化に向け超えるべき課題
5.2 嫌気性環境に広がる未知代謝フロンティア
<質疑応答>
*「Q&A」への投稿をお願い致します。口頭質問も可能です。希望者のマイクを適宜開放致します。
(ご質問・反響を歓迎しております。オンラインではありますが、出来る限り双方向的にし、皆様のご要望に応えたいと存じます)
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。(量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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